唐津の潜りおさめは雨でした。
来年、福岡に帰ってくるりんごさん。
2022年からは、2021年とは比べ物にならないくらい、気軽に海に行けるようになります。
人と会う量も質も格段に増えます。
要約すれば、新しい人生の幕開けです。
早くも楽しみですね。
こちら、最古参のトミーとつるっこ。
アクアラングのドライを持っているのは、このふたりだけとなりました。
できることならば、末長く使って、ベテラン感を出してほしいものです。
こちらは、店長とりさごんのAOW講習チーム。
りさごんは、3月の終わりにOWを取りましたが、それ以降、コロナコロナで来れませんでした。
仕事柄、いたしかたない。
9ヶ月ぶりのダイビングはどうだったんでしょうか。
ちょっと会わないうちに、ふっくらされたようにみえます。
健康的でGOODです。
こちら、ピンク飛鳥とたつぼうとRIOの意味不明トリオ。
飛鳥は見るからに、ピンクが板についてきました。
たつぼうのドライは修理から帰ってきました。
見ると、吸気のバルブが新品になってました。
濡れなかったみたいです。
ということで、この4チームで潜りました。
エントリー直後、
ムラサキウニのお父さんとお母さんが、足元まで押し寄せている光景がさっと見渡せました。
つまり、透明度が上がっていました。
こんなに綺麗だと、唐津であることを忘れます。
これだから、海はおもしろいんだろうな。
飛鳥はマスク脱着を練習しました。
だいじょうぶ。だいじょうぶ。と自分に言い聞かせながら。
そのあとは、飛鳥が僕とたつぼうを連れてガイドしてくれました。
釣り人はいません。雨だから?それとも年末だから殺生はしない?
テトラに沿って泳いでいきました。
透明度はあがるばかり。
しかし、たつぼうの影はすでに、僕達の列には加わっていませんでした。
テトラが90度に曲がるところで、アジの大群にぶつかりました。
すごい群れでした。
しばらく見とれていると、さっさと行ってしまいました。
そのころ、たつぼうは一人っきりで写真に没頭していました。
ヒョウモンダコは逃げるのに没頭していました。
アマモ場にいたヒメイカです。
たつぼうは、誰の気兼ねもない自由な時間を堪能し、さぞかし楽しかったことでしょう。
店長とりさごんは、近くで講習していました。
見るからに中性浮力の講習をしてますね。
これで、もし「魚の見分け方講習」だったら、なかなかな面白い写真になるところですが。
今回は面白くなりません。
9ヶ月ぶりでも落ち着いでできたみたいです。
2本目は、店長とリサゴンがアジをみたいとのことなので、テトラの曲がり角まで泳いでいきました。
僕達も同じルートで泳いでいました。
飛鳥は明らかに足が浮いていますね。
これは要練習が必要です。
着きましたが、アジはいませんでした。
潮が満ちてきて、沖合に行ってしまったんでしょうか。
僕たちはあきらめきれずに、数分その場で待っていました。
すると、うっすらと近づいてくるあやしい影を店長が見つけました。
アジたちは、出来立てのロールケーキみたいに、整った筒の形を作っていました。
僕達はその形を崩さないように、用心しながら近づいていきました。
目の前にきますと、
水面から水底まで覆い尽くすアジたちが姿をあらわしました。
1匹のサイズは20センチ。
夏に小さかったアジたちが、冬になって大きくなっていました。
店長が持っているイノンのワイドレンズがいい味を出してくれます。
アジだけに。
ちなみに、1本目のアジの写真はフィッシュアイのワイドレンズです。戻って見比べてください。
画角はフィッシュアイより9度狭いですが、噂に違わず、生物を際立たせてくれる良レンズです。
アジだけではありません。
店長とリサゴンは、モンゴウイカ(コウイカの仲間)を見ていました。
このイカ、コブシメくらいまで大きくなります。
モンゴウイカだけでありません。
つるっこは「スイートジェリーミドリガイ」も見つけていました。
写真がないので、ここには載せれませんが、綺麗に撮れていましたね。
きゅうがうらやましがるのが目に浮かびます。
そのころ、たつぼうはお目当てのチャガラと向きあっていました。
もちろん、互いに、ぼっちでございます。
でもさみしくなんてないのです。
むしろ、せいせいと気が晴れた気分なのでございます。
気が晴れていますと、このように、オオクチリュウグウウミウシまでも見つけることができるのです。
捨て瀬では、初出です。
これは快挙に近いでしょう。
ビードロカクレエビも撮れていました。
こちらも初出です。
捨て瀬にいけば、なんでも見れます。
そして、極め付けはこれです。
「トゲトゲウミウシ」
これには、現地のショップの人も、びつくりぎょうてんたまてばこ、のご様子でした。
すごいレアなやつばかりを、今日にかぎって、見つけることができたのも、超強運の飛鳥が今日いたせいじゃないかなと
個人的には思っています。
なんていったって、飛鳥の両の手にはマスカケ線が、ずばっと刻み込まれていますからね。
一日雨だったけれど、実際、それほど雨には打たれなかったですからね。
いろいろとすごい潜り納めでした。
明日は、辰ノ口潜りおさめです。
RIO