ドライスーツの季節がやってきました。
ドライスーツはそもそも値段が高いし、扱いに慣れていない人だど穴を開けたりシールを破ったりすることが多い上に修理代も高額なので、ドライスーツのレンタルをしていないというダイビングショップも多い中、サンライズではドライスーツでオープンウォーター講習を受けた方、ドライスーツSP講習を受けた方限定ですが貸し出しもしています。
北部九州で快適に一年間を潜ろうと思ったら、よほどの暑がりさんでなければドライスーツは必須アイテムだし、なにせまぁ快適すぎますからね。これに慣れると。
背中にオール阪神巨人を背負って潜るあゆむん。
面白いことなんか何一つとして言ってくれませんでしたが。笑
どーも、前田です。
昨日はこちらのメンバーでハンドルは全線しもみんに預けて辰ノ口に行って参りました。
あゆむん→今シーズン初のドライスーツ&久々のダイビング。
ロイ子→今シーズン初のドライスーツ&久々のダイビング&フィンとレギレンタル品。
しもみん→沖縄の海ではじめてのパニックを経験し深場トラウマ克服に奮闘中。
アサガオ→久々の辰ノ口&腰痛。
それぞれに不安要素もあり、透明度もあまり芳しくないので、わたくし前田のガイドでみんなで潜ることにしました。
透明度は5m、水温22℃、魚多し。
透明度がイマイチなのが少々残念ではありますが、キビナゴを狙うカンパチや大きなアオリイカの姿なんかが見れる良い季節です。
レモン色のカエルアンコウは1週間ほど留守にしていましたが、また同じ場所に帰ってきました。
広い海の中で同種に出会えるといいですね。
天敵のミノカサゴに食べられないように気を付けて頂きたい。
以前はここ辰ノ口ではミノカサゴばかりだったけど、最近はハナミノカサゴが見られることが多くなりました。
違いの分かるダイバーにならないとですね。
ニザダイも増え、ニザダイヤドリムシ(寄生虫)を付けた個体に目がとまりました。
これは気持ち悪いけどついつい目で追ってしまうんですよね。笑
辰ノ口らしいミジンベニハゼは今年姿を消しましたが、代わりにオトメハゼや、スケロクベニタケハゼ、ガラスハゼが高確率で見られます。
秋はエビカニなどの甲殻類が多い季節でもあります。
キモガニにいつものエビたち。
個人的にはでっぷりと太ったイソギンチャクモエビが印象的でした。
牡蠣山付近ではウミウシも結構増えていました。
久々に見た大きなニシキウミウシに、いつものユビノウハナガサウミウシ。
シロイバラウミウシやコイボウミウシ。
フジイロウミウシに
センテンイロウミウシなんかが見れました。
例年よりも水温が高いとはいえ季節は変わっているんですね。
水中での役割分担はこう。
しもみんとロイ子は照らす係。
アサガオは撮影係。(今日の生物写真は全てアサガオ撮影)
あゆむんはツンツン係でした。
夏が終わり講習も一段落。
SP講習の復習ダイビングや、生物や地形の復習ダイブ、個人の抱えている問題克服のためのダイビングやフォトダイブなどリクエストがあればお申し付けくださいまし。
では、また。