昨日、湾内からエントリーして、たまたま足元にあったアカウニをひっくり返すと見慣れないカニが居た。
普段アカウニなんてひっくり返すことないんだけど。
後で調べてみると、ムラサキゴカクガニであることが分かりました。
名前の通り紫色の五角形のカニで、ムラサキウニやアカウニの口の周りでウニの食べた餌をかすめとりながら生息しているカニなんだそう。
そんなに珍しい種ではないみたいだけど、わたし初めて見たように思いました。
自然の中にお邪魔して水中生物と出会うというのはそういうものなんだろう。
見たい生物を絶対に見たいなら水族館や動物園で見ればいいでしょう。
自然の中で絶対見れるということはないのだから。
その代わり予期せぬ生物に突然会えたりすることもあるのが自然の面白いところなのではないかと思っています。
レアな生物に会える日もあれば会えない日もあるし、数分ズレているだけで会えたり会えなかったりすることもしばしば。
ただ、私たちダイビングショップで働くインストラクターとしては、ゲストが見たいという生物を見せたいと思うし、レアな生き物にも会いたいし、何よりもサンライズに来てくれた方のその日一日が心に残るダイビングになればいいなと、そんな想いでいつも潜ってます。
その為にダイビングスキルの向上、地形や水中生物の勉強は欠かせないし、自然を学び、潮を理解し感を研ぎ澄ませる。
それをしなくなったらインストラクターの資格を持ったただのファンダイバーだと思う。
そんな気持ちで13年働いてきました、マエダサチコです。
ダイブショップサンライズ13周年を迎えた昨日は長崎辰ノ口。
OPENの翌年、2012年からサンライズに来てくれているザッキーもお祝いに来てくれた。
こんなにも長い付き合いになるとは思ってもいませんでしたが、ザッキーはこの12年でウエイトベルトが体を一周しなくなるほど大きく成長しました。
しかし、おニューのZEROのドライスーツを着用すると、なんだか痩せて見えるので不思議ですね。
ベテランプロダイバー感UP。
大変似合っていました。
ダイブショップサンライズ、ZEROっ子増えています。笑
こちらはmobbysさんのエントリーモデル。
おニュのスーツ、背中の字体がうみんぐっぽい。
こちらもすごく似合ってました。
そんなおニューのスーツの2人はドライスーツSP講習。
アシスタントはDMまゆこんぐさんが担当してくれました。
昨日、透明度は10m近く見えてて水温は17℃あったから驚きました。
今年辰ノ口の水温は15℃までしか下がらなかったんだそう。
もう南国じゃんか。
水面にはキビナゴの群れと、それを狙うアオリイカ。
オーバーハング付近にはツバメウオの群れ。
年末年始よりもその数が増えていたのには驚きました。
もう南国じゃんか。(二回目)
レンタルドライスーツでは毎回水没して濡れていたうみんぐ。
今回初めて濡れないスーツでダイビング。
浅場と深場で浮力変化を感じながら中性浮力をつくる練習。
ドライスーツの中の空気を抜く練習、トラブルの対処など様々実施してきました。
前回認識できなかったオオモンカエルアンコウ。
今回はしっかりその生き物を確認できました。
良かった。
ザッキーは1000本近くも潜っているので、ZEROのスーツにもすぐに慣れました。
こちらのRIOさん率いるファンダイブ冒険チームは流れに逆らって誰も入らない深場を疲れ果てるまで泳ぎまくってきたそうです。
お疲れさまでした。
ダイビングの後は旧正月を祝うランタンフェスティバルの会場に足を運びました。
しかし、人の多さに嫌気がさしたのでカレーを食べて帰ることにしました。
次回の長崎辰ノ口&ランタンフェスティバルは2月24日㈯予定です。(この日はゆっくり見学できるといいのですが・・・)
今週は北風がおさまり志賀島に潜れる日が増えそうですが、今年から現地施設のお休みが増えている為、海況が良くても志賀島に行けない事もありますのでご理解ください。
あと、困ったことにキックボードがありません。
こまったこまった。
こまったこまった。
では、また明日。