日曜日、海から帰ってきたらたつぼうがきました。
色々と打ち合わせをしていたら、いつの間にか焼酎の米ロックを3杯とビールを1杯、飲まされていました。
いやいや飲んだのでひどく酔っぱらいました。
帰ったらお風呂に入る元気しか残されてませんでした。
ブログ書きはあきらめました。
全部たつぼうのせいなので、文句がある方はたつぼうに言ってください。
日曜日の白瀬は土曜日と比べて、一気に人が減りました。
まるで水曜日のようでした。
僕たちのチームも少人数でした。
まあさとロイ子とたなべさんがいました。
たなべさんは、別のお店で白瀬に潜ったことがありました。
タツノオトシゴを見たいというリクエストでした。
白瀬をぐるっと巡ることにしました。
地形も一緒に見るためです。
珍しくトビエイがP1の砂地に寝ていました。
大人しくて可愛かったです。
イカ玉瀬の手前にマトウダイの幼魚がいました。
マトウダイの幼魚は春に見れる魚です。
6月最後の日に見れたのは不思議です。
大雨が関係していたのでしょうか。
お腹の大きいタツノオトシゴを見た後に、迷っている風の二人を見かけました。
P3の手前でここはどこか聞かれました。
ギャグだと思ったので、「ここで迷ってなさい」と書きました。
そしたら、本当に迷い人だったみたいです。
でも、無事帰ってきていましたので、結果おーらいだと思います。
右腕が痛いので、2本目はキャンセルしてもいいですか?とまあさに聞かれたので、
「ダメです!」と言いました。
何度もお願いしていましたが、全部ダメです、とお答えしました。
ロイ子は、ウエットスーツを着て「バディダイビング」をしにきていました。
たなべさんと僕は、2本目も白瀬をぐるっと見て回る予定でした。
まあさの右腕が痛いレベルでキャンセルは許されません。
中長期的に見て、「甘やかす」という行為が人間の精神性を形作る際に、あまりよろしくないことを私は知っております。
なので、私は甘やかしません。
(まあさに関してはまあまあ甘やかしてますが。)
まあさが本当に1本しか潜れなそうだったら、最初からもう一人他の人を入れていました。
まあさが潜らないでいい段取りはこの日ゼロでした。
今回、まあさがキャンセルできた条件は、腕がもげて肩口から大量の血が吹き出てきた場合のみです。
2個上の写真を見てわかる通り、まあさの右腕は肩甲骨と鎖骨から健康的な雰囲気でむっちりと生えていましたので、キャンセルの条件を満たしていませんでした。
ご存知かもしれませんが、サンライズでは通常「1日2ダイブの料金」でいただいておりますので、自己都合で1本しか潜れなかったとしても、2本分の料金をいただいております。
1日に1ダイブしかしない時もありますが、年に一回程度しかありません。
2本目です。
ミヤコウミウシを見ました。
体が大きかったので、びっくりされていました。
ムカデミノウミウシを見ました。
大きかったので、毛虫みたいでした。
その他に見れたのは、
1、ネンブツダイの口内保育(今年は時に多い)
2、アオリイカの卵
3、ヘビギンポの婚姻色
4、黄金アジ
5、ソフトコーラル
6、居着きクロダイと回遊クロダイの喧嘩
7、メバルの睡眠
8、小さいに穴に入っているマダコの子供
P1に帰ってきました。
ブイの金具を外した時、ロープがぐいと引っ張られました。
上がってみると、顔面蒼白のまあさがいました。
「ロイ子さんを水中で見ませんでしたが?ロイ子さんと途中ではぐれてしまって水面で30分待っています。どうしよう。ロイ子さん死んでしまっていたら!」
水面からでは泡を見つけずらいので、陸に上がって高いところから探すことにしました。
その時潜っていたのはロイ子一人でした。
波はなかったので、泡が見えるはずでした。
探しだしてから、10分後帰ってきました。
どういう状況だったのかは二人から聞いたので、簡単に説明します。
ロイ子先頭でナビをしていた。
まあさは耳が抜けずらかったので、ちょっと上の方を泳いでいた。
耳を抜くため、目を閉じた。
ロイ子の姿はなかった。
水深8mだった。
まあさは浮上した。
水面にロイ子はいなかった。
流されない様にブイの方に泳いだ。
ロイ子を探した。
やがてロイ子は気がついた。
まあさはいない。
探しながら戻ることにした。
南に。南に。
水深5mまできた。
これ以上泳いでもまあさに出会えるとは思えなかった。
でも、そのまま泳ぎ続けた。
水深はずっと5mのまま。
おかしいと思って水面に上がる。
志賀島ドッグの近くまできていた。
みんなが心配している。
水面を泳いで帰る。
スーパーミューを買っておいてよかった。
これがなかったら、足がつってつって、こんなに泳げはできなかっただろう。
RIO先生からの10のアドバイス
1、はぐれたら1分探して浮上しよう
2、水深が10mよりも深い場合は、水深8mくらいまで戻って浮上しよう
3、上を船が通ってそうな雰囲気がしたら、シグナルフロートをあげてから浮上しよう
4、浮上したらバディを探そう
5、バディがいなかったら探しながら岸へと戻ろう
6、あんまり水面にいると危ないからね
7、一番ダメなのは、上がってこないことだよ
8、もっとダメなのは、一人で楽しんじゃうことだよ
9、みんな心配しちゃうからね
10、わかったかな
RIO