仕事が終わりません。
連日、海→打ち上げ、海→打ち上げを繰り返したせいで、仕事が溜まってきております。
繁忙期は、居酒屋での打ち上げ回数を、月1回程度に制限し、事務作業と普通の作業をこなしていかないと、休みの日が全部仕事になってしまいます。
梅雨時期からそんな調子では、回復が遅くなりつつあるアラフォースタッフ2人は、早々に死線を彷徨うことになりかねません。
僕らが体壊したら、夏のダイビングの予定は、すべて中止になってしまいます。
それは、みんなも悲しいはず。
お店での軽い打ち上げ後は、三々五々お楽しみいただくようご協力をお願いいたします。
そんなわけで、今日は月初め恒例のONLY PROFESSIONAL DAY。
プロの人達だけで、現在志賀島の黒瀬を開拓中。
日曜日の帰り際、そのつもりで準備していたところ、
月曜日、ISSAから店長に連絡があり、宮古ツアーの時に僕に伝えていた壱岐のダイビング視察の件どうしますかとのこと。
僕はすっかりそのことを忘れてしまってましたが、偶然にもその日は全員プロダイバー。
これは、神様の思召しだ。
急遽、みんなで参加することになりました。
黒瀬開拓は、また別の日にみなさんの都合が、振り替え可能であれば振り替えます。
サンライズのプロダイバー達はテキパキと準備を済ませ、奈多漁港を出発。
30分で到着したのは、「栗ノ上礁」という玄界灘に浮かぶ大きな岩礁帯。
お兄達と初めて潜った際、「濁る」「流れる」「魚がそこまで多くない」「ゆっくりできない」の理由で、かなり印象が悪いポイントです。
正直、潜りたくありませんでしたが、ISSAがえらくおすすめするし、みんなも潜ったことがない場所なので、経験としてはありかなと。
僕的には、小呂島にいきたかったですが、漁師との関係で難しいらしい。
大潮の潮止まり。
と、聞いていましたが、すぐに流れが発生。
どんどん強くなる。
でも、どんどん進む。
だって、視察だから。
ガイドのISSAは1分、目を離すと見失う。
群れはイワシとスズメダイ多し。
どんどん泳いで、瀬をぐるっと回ってエキジット。
あんまり魚見る暇なく、かなり泳いだから、ウエットの人も水温20.7度で寒くない。
急に出てきた、エチゼンクラゲには、肝を冷やしたぜ。
これは初心者は、疲れて2本目いけねーぜ。
今回で栗ノ上礁の印象は、若干よくなったものの、まあここは潜らなくてもいいかなという感じかな。
とにかく、潮が速いので、マクロ見にくいし、地形も面白くないため、さらっと魚群を見るしかない。
泳ぎと潜降の練習には最適!
危ないか。
2本目は、1時間以上船を走らせ、壱岐の沖合に浮かぶ「上イズミ」という岩礁帯。
ここは魚の群れの質も量も格段に上がり、ソフトコーラルもかなりのもの。
砂地の一番深いとこでも、水深20mくらいと浅く、岩の上にはブリ、イワシ、アジ、スズメダイ、ハナダイが群れてました。
濃いイサキの群れやトビエイが出てきたりと、ちょっとした南方系の竜宮城気分。
辰ノ口と唐津を足した感じですかね。
僕は、途中まで一人で探索してましたが、ガイドには、はぐれていたことに気がつかれていませんでした。
瀬をぐるっと回って、みんなを見つけたら、もう浮上の時間になっていました。
ここは、潮もそこまで早くなく、魚も多いので、なかなかいいポイントです。
マクロも探せば色々いそうでした。
ただ、ここも初心者には向きません。
ドリフトなので、潜降を素早く行わなければいけません。
平均水深16mくらいなので、エアーと減圧の管理も必要だし、中性浮力が難なくできないと、危ないです。
行きたい方は練習しましょう。
というわけで、お昼ご飯は、現地サービスの壱岐のダイビングショップの視察という工程だったので、印通寺港に立ち寄りました。
船を港につけると、管理人が停泊料の徴収に来ました。
何時間泊めても、1日210円だったそうです。
停泊料とかあるの知りませんでした。
ほとんど来ない船を港で見張ってるの、辛そうです。
マイクロバスに乗り込みレッツラゴー。
車を走らせること15分。
まあ田舎の海によくある感じのマリンスポーツ系の施設。
こういった、モンゴルのゲルを思わせる宿泊施設もございました。
4名泊まれて、1泊46000円〜
これを高いととるか安いとるかはさておきまして、とりあえず僕の感想を述べておきます。
エアコンない、おしゃれじゃない、意外に狭い。海で遊ぶ以外やることない。
この意見をどうとるかはあなた次第。
そして、ペコペコの一行は、こちらの施設でお昼ご飯を注文。
そう、壱岐といえば新鮮な魚介類!
そんな中でも、壱岐はやっぱりウニなのです。
ウニは壱岐の中では中心的存在なのです。
男性陣は迷わず、ウニ飯を注文。
そして、待ちに待って出てきたウニ飯!!
お値段1200円なり。
片手に余裕で乗るサイズ。
新鮮なウニの身はどこへやら。
ウニのかすかな風味だけを残した、黄色いパサパサご飯が出てきました。
おそらく冷凍しておいて、チンしてます。
そして、次に店長が注文したタイ飯到着。
こちらは期待ができそうだ。
んんんん?
タ!タイどこだすか?????
タイおだんぞ〜〜
出てきてくで〜
ばってん、お値段同じく1200円なり。
たくあんがないと、一見、◯コマンマにも見えなくない。
うーん。なかなかシュール。
久しぶりに面白い。
小柄な女性の胃袋でも3分もあれば平らげ可能な量に、ガテンの男性陣は逆に腹を空かせていました。
これを見かねた店長が自腹で、チキンナゲットを2皿注文。
こちらは2皿で12個ほど入っていましたが、ガテンの男性陣の胃袋満足させるには至りませんでした。
ちなみに、海の家のような場所でウニへの期待を持つと危険であると察知していた僕は(ハワイアンバーと名がついていたので)「ロコモコ」を選び大正解。
冷凍のハンバーグはさておき、量は普通にありました。
味はというと・・・
ロコモコを侮辱しているようにも思えましたが、一杯1000円とお値段は侮辱されていませんでした。
もし、またここに来る機会があれば、迷わず「カレー(1000円)」を選びたいと思います。
まあなんだかんだありましたが、いい思い出になりましたので、是非、皆さんも行ってみてくださいませ。
最後の3ダイブ目は、呪われた島、壱岐を離れ、地元白瀬へ。
ISSAが、イカ玉瀬にGPSで場所を割り出しておきたいとのことだったので協力しました。
潜る直前、お兄はエアーが50しか入ってないことに気がつき、慌てて船へ戻りました。
(船までなかなか距離ありました)
今回で2回目。
1回目は、マコトングの講習の時。
なぜ、潜る前に確認しないんだ〜〜
しかも、こんな時間がないと〜〜きに〜〜
呪われていたのか〜〜〜
お兄を待っていては、全員の潜る時間が短くなってしまうので、(17時30分のエキジットの約束で自由ダイブ)潜降。
着底すると、そこは沖の砂地。
一旦岸方向に泳ぎ、砂地と岩の切れ目を北に泳ぐと、すぐにイカ玉瀬を見つけました。
これだけ濁っていてもすぐに見つけるとは、我ながらあっぱれです。
そこから、フロートを上げる。
フロートの紐をイカ玉瀬の水中ブイにくくり、しっかりと引っ張り、真っ直ぐ立ち上げる。
僕はここで一旦浮上し、水面でボートに合図を送る。
すると、ボートはこの上をゆっくりと通過し、GPSにログをつけた。
お兄は、まだボートでシリンダーを付け替えている。
5分後、ようやくエントリーして、こっちに泳いでくるが、エンジンを切った船は風で流されており、かなり距離があった。
水面を泳いできて息が上がったお兄と潜降が完了した時には、すでに15分しか残されていなかった。
まあそれも思い出。
大将さんの記念碑には、オハグロベラが住み着いていました。
顔は派手だが、清純さを感じました。
これは、定期的に観察しなければ。
時間はありませんでしたが、せっかくのドリフトダイビングなので、いけるとこまで沖の砂地を探索。
砂の上に隠れるコウイカと、
流れ藻に隠れるオトシゴの赤ちゃんを発見。
どちらもものスゴイ可愛かったですが、タイムリミット。
もっと潜りたかったですが、仕方なし。
水深15mから直浮上で、安全停止して、エキジット17時35分でした。
DMの皆さんお疲れさまでした。
結局、今回も(ホームで)自分たちだけで潜ると楽しいという結果になりました。
次回、沖ノ島は、ガイドなしで自分たちで好きに潜るというスタイルでいこうと思います。
是非ご参加くださいませ。
最後に、(数名抜けましたので)現在DM仲間を募集中です。
DMじゃないと入れないポイントや奇抜なイベント、朝まで耐久飲み会なども企画しております。
間違いなく、自身の成長にも一役買います。
成長したあかつきには、是非ともアラフォーRIOと前田への手助けお願いだぜ!
おいら待ってるぜい!
RIO