もし、今のような気温が一年中続くようだったら、僕は阿蘇に引っ越すと思います。
別に阿蘇が好きというわけではありません。
もうすこしすごしやすいところに避難するという意味です。
もちろん海の仕事はできなくなりますが、それは仕方がありません。
身をまもることを優先したらそうなります。
実際、日本の夏の期間は3ヶ月くらいだからこれまで頑張ってこれているんですよね。
ありがとう短い日本の夏。
よく、夏好きな人が夏になるとよくいうセリフ。
「一年の中で夏が一番好き。だって夏が最高なんだもん!」
これには条件があります。
海で遊んだら、ジャズが流れるお店でスイカの入ったカクテルジュースを飲んで、エアコンの効いた車で海辺をドライブ。
作業や仕事の時間が、「ごくわずか」しか含まれていないのが、絶対条件です。
ダイビングスタッフみたいに毎日毎日、炎天下の中で作業するひとたちにとって超高温多湿の日本の夏は地獄みたいなものです。
顔が黒くなって健康的だね、と何百回言われても嬉しくありません。
どんだけ日にあたるんだよっていうほど日にあたらないと日本人はそんなに黒くならないんですから。
日本人はほどよく小麦色くらいが健康的なんです。
だからといって、夏だけ休業するというのは、別の意味で地獄をみるのと同じです。(真綿で首をしめられるうように)
だからみんな必死にがんばっています。
夏だけはわがままを言わないようにしてみてください。
あとから、ごほうびがもらえたりするかもしれません。
さて、昨日も上からと下からの太陽の光をもろにあびました。
だからといってはなんですが、水底まで光が差し込んで綺麗でした。
夏のいいところは開放的なところです。
そして、海面からウエルカム感をだしているところ。
黒瀬の一番深いところにブイをつけました。
最干潮でも16.5mありました。
それに夏は体が冷えないので、パニックになりずらい。
つまり安心して下まで潜れるということです。
やなぎさわさんはどんどん潜っていきました。
もちろん、ほっかいろやヒートベストなんていらないから、身軽です。
腰だっていたくなりません。
そこにあるには海と向き合う自分だけです。
1本目から水底に到達。
そういえば、夏は荷物が少ないので帰ってからの洗濯物が少ないし、片付けも楽です。
片付けってぼくにとってはそんなハッピーなものではないのでありがたいです。
コンスタントもやってみました。
着る服もTシャツと短パンでいいし、食欲もすくないから適当なご飯でも気になりません。
こちらもらくらく到達。
そして、(人によっては)夏はテンションがあがるし、人生の大事な思い出ができたりします。
大事な思い出がなかったら、人生なんてかさかさの砂漠みたいなものです。みなさんもいっぱい思い出を増やしてください。歳を取ってからずいぶん役に立ちますよ。
すごいな〜〜
B・J・トーマスの「雨に濡れても」の歌詞の中にある
“I’m never gonna stop the rain by complaining.”
「いくら苦情を並べたところで、それで雨がやむわけじゃないだろう」
夏を前向きにいこうというブログでした。
RIO