今日は、唐津の家康ポイントに行きました。
ドライスーツで快適な気温でしたね。
こちらバディダイブ確定のたつぼうとふーみんさんです。
こちらの美女ふたりはアドバンスのディープ講習の飛鳥ちゃんとサンライズの女店長前田です。
飛鳥ちゃんは初卸のBCとレギで潜ります。
とくちゃんがこのポイント初潜りだったので、僕RIOがガイドしました。
そのお供に、はっちとつるっこもついてきました。つるっこは強運の持ち主です。
生まれつき運が少ない方はわけてもらいましょう。気前よくわけてくれるそうです。
僕たちは浅瀬にいくことにしました。
そこではっちがカエルアンコウを見つけました。
僕はそれを見た瞬間一回きりですが疑いました。
まさかまさかのいるはずがない。
僕はマスクを深くかしげながら観察しました。
見れば見るほど頭の中で種々雑多なものがぐるぐるとまわりはじめました。
ちょっと待て。ハナオコセではないのか。
ハナオコゼは擬似餌がついていないのだ。
おいおいおい。この魚は擬似餌を先端に隠し持っているぞ。
まぎれもないカエルアンコウじゃないか。
間違いありません。
このカエルアンコウはビッグマックを長年食べ続けたおじさんみたいに立派な肉体を持っていました。
30分ほどここに居座りました。
もっとここにいてもよかったのですが、僕たちは鉄柱へと泳ぎました。
みんなには地形を覚えてもらわないといけなかったからでございます。
(ホオズキフシエラガイの顔)
ミズタマウミウシはすっかり姿を消しました。
(クリアイロウミウシ)
海況は良好でしたが、濁っていました。水温は19度ありました。
(フジイロウミウシ)
鉄柱下では、成長肥大したウミウシが目につきました。
(標準サイズのシラユキウミウシ)
つるっこはTG-6の設定がわからず苦戦して撮っていました。
(オオクチリュウグウウミウシ)
憎たらしいウミウシが食われていました。ざまあみろ。
(受け方サラサウミウシ、攻め方キイボキヌハダウミウシ)
帰り際、飛鳥と店長にでくわしました。
飛鳥も運がいいと思います。
カエルアンコウを教えてあげました。
僕たちは出し惜しみはしません。
発見者のはっちさんも、うんうんうんうんうなずきを開始していました。
飛鳥にはまだカエルアンコウは早かったかもしれませんが、見ておいて損はありません。
いずれこの魚の価値の重さにおどろくことでしょう。
ちなみにですが、このふたりはつくづく運がないので、ちらとも見ていません。
こんなふたりと付き合っていてはうだつがあがらなくなることでしょうね。
運のないふたりには2本目で教えてあげることにしました。
理由は大福モチ詰め合わせ4パックで買収されたからです。
運はある程度までお金で買えるんです。
そのくせ潜るとトゲトゲウミウシにくびったけでした。
掛け値なしでぐずぐずぐるぐるしていました。
「いくのかいかないのかどっちなんだい?」
カエルアンコウについたとき、たつぼうだけがいませんでした。
もう一度言います。たつぼうだけがどこかに消えていました。
10分ほどカエルアンコウと睨み合っていましたが、たつぼうは最後まであらわれませんでした。
なぜ僕たちを買収したのでしょうか。別件でなにか新規の買収劇でも考えていらっしゃるのでしょうか。
素直に受け止めれば正真正銘サイコパスなおとこです。そう思いませんか。
僕はそう思います。
みなさんもお気をつけくださいませ。
こういう男には用心するにこしたことはありません。
では、これ以降は講習などの様子です。
飛鳥は深いところは怖い怖い言いながらディープ講習を終えました。
飛鳥はガンガゼに刺されるの怖い怖い言いながらファンダイブを終えました。
飛鳥は砂を巻き上げるのが怖い怖い言いながらタツノオトシゴを見ていました。
飛鳥は草にからまるのが怖い怖い言いながらアマモの上を泳いでいました。
飛鳥はナマコの外皮をさばくの怖い怖い言いながらヒカリウミウシのダンスを観察していました。
飛鳥はTHE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIALのボーカルの翔さんが怖い怖い言いながらハリセンボンを触っていました。
なにが怖いんや。飛鳥!
目を覚まさんか!
このうすらとんかち!
ハリセンボンは指を噛ませて遊ぶもんなんや。噛まれたところはスパッと切れて鮮血がどびゅっとでるんや。
深く切りすぎた爪切りみたいなもんなんや。ハリセンボンも爪を噛むのが生きがいなんや。
おいおいおいおい。
デコでてますやん。28分ってなんですのん。
なんでわたしだけですのん。
どうやら設定をP2、A2にしていたみたいです。
以後、気をつけましょうね。
確認しておきますと、
今日は海抜0m。
そしてあなたは健康そのもの。
脂肪肝ではありませんねん。
いっつも食事は問題ありませんねん。
だからどちらもゼロおますねん。
RIO