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唐津ボートダイビング 13/FEB/2022

  • 2022年2月13日
  • 福岡発日帰りファンダイビング
唐津ボートダイビング 13/FEB/2022nakashima2022年2月13日2022年12月1日

本日のブログを書く前に、ちょっとだけ、ボートダイビングのことを触れておこうと思います。

今日の海ですが、北西風5mの玄界灘。場所は松島。透明度3m。

悪条件の中でのボートダイビングは、多かれ少なかれ、とまどったと思います。

ビーチダイビングとは違う別の角度から、別の種類のストレスがかかってくるということを、身に染みたのではないでしょうか。

その大きな原因は、「用意のしずらさ」にあります。

基本的に、ボートは狭く、ちょっとしたことで大いに揺れます。

そんな不快なところで、皇帝ペンギンのように、滞りなく、ポンポンとエントリーしなければいけません。

ビーチであれば、足がつくところで、お話なんかしながら、全員が集まるのを待っていればいいわけですが、ボートに限ってはそうはいきません。

みんなが来るのを、水面で待つにしても、10分が限界です。

すごい慣れた人であれば、30分くらいいけると思いますが、水面が荒れていたり、潮流が強かったならば、やはり10分程度が限界でしょう。

そもそも、人間は足がつかないところにいるだけでどんどん疲労していきます。

そして、恐怖も感じやすくなっています。(足がつかないジェットコースターもその原理)

では、水中で待つのはどうかといいますと、船の真下の水深が5mより浅くても、「エアー消費のずれ」という問題がありますので、やはり10分程度が限界です。

船の真下が10m以上ありますと、減圧不要限界にずれが生じてきますので、5分が限界でしょう。

「何事も始めが肝心」とはよく言ったもので、ダイビングもスタートでこけますと、すべてが総崩れになります。

逆にいえば、ボートダイビングはエントリーするところまでをスムーズに行えば、そうそうトラブルは起きないということになります。

一番簡単にうまくなる方法です。

それは、同じ船に何度も乗って、タンク置き場の形状、ハシゴの形状、舷の高さ、器材の収納スペースなどに、使い慣れていくことです。

しかし、これは僕らのような、季節のいいとこどりをしながらポイントを転々としていくユーティリティーショップではなかなかむずかしい。

ですので、まず練習すべきは、器材を装着する順番を固定化していくことです。

例えば、こういう具合です。

フードかぶって、左手のグローブをつけて、ダイコンをつけて、BCを背負って、カメラとライトをBCにつけたら、右手のグローブをつける。

自分の一番やりやすいルーティンを作ったら、さらにブラッシュアップして、自然と体が覚えている状態にもっていく。

間違っても、使い慣れていない器材をボートに持ってきてはいけません。

きちんとルーテインに組み込まれるまでは、ビーチで練習しましょう。

それができるようになったら、ボートダイビングに向かいます。

ボートに乗り込みましたら、まずはデッキの上をぐるっと歩いて見て周り、シュミレーションをしていきます。

この船は舷が低いからここからバックロールエントリーか。

アンカーロープまではサイドのラインを辿る。

隣の人は慣れていそうだから、先に背負ってもらって、スペースが空いたらここにBCを持ってきてから着よう。などなど。

そこまでやっておけば、それほど焦ることはなくなります。

ボートダイビングは、ビーチダイビング比べて体力がいりませんし、ナビも簡単ですし、すぐに深くなるので波の影響をうけずに、中性浮力も取りやすい。

浅瀬に潜む、毒性の強い生物を踏まないか、さわらないかと気をかけることもありませんし、ウエイトも軽くて潜れます。

ですので、エントリーまでの部分をしっかり整えておけば、上級者への道を一歩進むことになります。

そういえば、僕達プロも、はじめて一緒に潜るダイバーの技量をみるときはこの部分で判断しますね。

がんばりましょう。

 

では、本題です。

小雨。揺れる小舟の上。

 

松島に着く。

ツインロック。

 

5mくらいしか見えませんよー!

えっ?うそでしょ。

でも、実際は想像を越えてきた。

全層つぶつぶみかん。透明度3。。。。

 

唐津初出のミジンベニハゼを見に行く。

水深22m。

つぶつぶからはのがれらない。

 

同じミジンでも、長崎のとはちょっと違う雰囲気。

この微妙な感じがわかるところが、ダイビングの面白さのなんたるかを、知っているか知ってないかの境目。

 

ミジンのライバル、スナダコいました。

 

こちらもおなじく、ミジンと瓶の取り合いをするクロイシモチいました。

場所がどこであれ、この2種はミジンにつきまとうんだ。

 

これはコミドリリュウグウウミウシです。

ちゃんまりが撮った写真ですが、コケムシをガシッとくわえているのが鮮明にわかる。

とてもいい写真です。

ただし、右側に光が当たっていないので、作品としてはいまいちになってしまっています。

 

アカホシカクレエビもいい感じですが、これも右側がどうも暗い。

課題はライティングですね。

阿部ファミリーのちゃんまりは、これからどのようにして、うまくなっていくんでしょうか。

期待したいところでございます。

 

これはこなつが撮ったツユダマガイ。

ハーフパイプですべるノコノコみたいです。

目もきっちり撮れています。さすがです。

 

これはしもはらくんが撮ったウバウオ。

鼻にかかった海藻みたいなのがおしいですね。

 

これはコナフキウミウシです。

ダニサイズですので、肉眼ではよくわかりません。

コナフイテマスネ。

コトヒメウミウシ。

似てますね。

 

エントリーで戸惑った立花さんも潜ってしまえば、カメラのとりこ。

ちょっと手が震わせながらバンバン撮ってました。

 

しもはらくんとたちばなさんとはまちゃん。それに唐津のお客さんを入れた四人はロクハンでした。

昔はロクハンしかなかったんだから、いけるといえばいけるんだよね。

下原くんの感想では、10段階で「5」寒かったとのこと。(絶対寒いと言わないと公言してました。実際言わなかった)

あと、こなつの印象は、写真を熱心に撮る、動きの荒いヨークシャテリアとのことでした。

 

休憩は松島。

朝、雨だったのでごはんはお店に帰ってから。

 

KMSCの社長しろうさんは昭和22年生まれの75歳。

現役ばりばりのダイビングインストラクターです。

今日は船長として乗ってきました。

息子さんが船長兼ガイドすれば、船長いらなくない?

たつぼう、のれたんじゃないの?

前田目当てで、きただけなんじゃないの?

 

いろいろと疑問が浮かびましたが、それはさておき、2本目はケーソン。

下原くんの写真の中で一番よかったのはこれですかね。

ファンタジー!

 

ここにはセトリュウグウウミウシがいました。

無力で孤独でしたが、無心にほやを食べる姿はとっくんを思い出します。

 

こちらは、スカシハナガサウミウシ。

海藻みたいでした。

 

全体的な印象としては、春が来た。

そして、亜熱帯の生き物たちが元気。

玄界灘はこれからどんどんサンゴの生物にとって変わっているようでした。

昔僕らが当たり前のように見ていた生物たちは、もっと北方の石川県あたりまで行かないと見れなくなっているのかも。

 

お昼ご飯も亜熱帯か。

次回のボートは未定でござる。

 

RIO

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