斉藤もとひこ兵庫県元知事のパワハラ&おねだりニュースがひどいな。
民法、NHK、朝日新聞などの大手新聞の情報、嘘ばっかりやないか。
斉藤もとひこ氏は疑いが晴れて、今回の選挙、当選確実になったからよかったものの、日本は情報統制された共産主義国家まっしぐらやんか。
自民と維新が(利権を守るため)斉藤氏を引きずり下ろそうとして、あんな嘘っぱちな報道をしたわけだが、
今回の件で完璧に日本のテレビを含む大手メディアが「終わった」という合図である。
昼にやってたミヤネ屋では、ジェフベゾスが民主党支持を表明するのをやめたのは、トランプの報復を恐れたからであると報道していたが、はぁーーーー???である。
さすがは民主党の犬。
マスゴミ。
ゴミとか言ってしまって、ゴミに申し訳ないレベルだけど。
ちなみにだがトランプが大統領になって日本に悪いことは何一つとしてない。
都合が悪いのは、利権を貪る与党を含む民主党寄りの悪徳政治家だけである。
さて、今回のカステラカップで4回目。
前田チーム
たつぼう。こな。
ガチで優勝を目指すチーム構成。
中島チーム
ふーみん。てるちゃん。まゆみ。
失格しないよう思い出を作るためだけのチーム構成。
天神を6時に出て、8時40分に着いた。
すぐさま競技説明が始まった。
サンライズチームは準備が終わっていないので最後に出走。
師匠と弟子の二人は雨降りの中でも調整に余念がない。
中島チームは変装に余念がない。
この日は涼しかったので、ドライスーツが快適な日。
10時30分。
中島チームがスタート。
西口から入って、緑のブイからエントリー。
10分泳いで(これまでのカステラカップで最長距離)、ポイント1を目指す。
足が疲れたきた頃に応援フラッグ。
「あと50m」
僕のフィンはスーパーミューダブルエックス。
泳ぎ方はドルフィンキック。
たまに振り返りながら泳いでいた。
フィンをGTに変えて、振り返らず泳げばもっと早くに着いたと思う。
(水の抵抗がすごくてマスクがぶるぶる震えて外れそうになるけれど)
早く到着すれば撮影時間が長くなるが、その分エアーが減る。
エアーが、25BARを切ってしまうと減点されるルール。
この競技はエアーと時間だけでなく、体力と集中力のバランスも求められる。
阿部さんはこんなふうにギリギリの環境下で写真を撮ってきたのだろう。
阿部さんの撮影シミュレーションを実体験できるのは実に面白い。
僕はポイント1まで、3分で着いた。
その後1分遅れで三人が着いた。
1つ目のお題は「キイロイボウミウシ」
このウミウシは溝に入っていってしまったので、綺麗に撮れないと判断し、次に向かう。
2つ目のお題目は「ガラスハゼ」
ここは水深25mくらいあった。
ガラスハゼはたくさんいるからみんなで撮れる。
基本的には1被写体、7分を使える。
僕らのチームはガラスハゼを撮れる時間が16分ほどあった。
(早く着きすぎだろ)
一回撮り終わって、時間が余ったいたので、フーミンとまゆこんぐは再度撮りだした。
まだ時間があったが、潮に逆らいポイント3に向かう。
お題は「スケロクウミタケハゼ」
ここは水深15mくらいあった。
僕らのチームは無駄に探してしまい、時間をロスした。
これと同じ形のウミトサカがちょっと離れたところにあったのだ。(サイズがめちゃくちゃデカくてスケロクウミタケハゼはいなかった)
時間に余裕があることは知っていたので、落ち着いて被写体を探し、3分後、スケロクウミタケハゼを見つけることができた。
撮影時間は残り13分。
かなり余裕があった。
ガイドである僕は撮影時間のことばかりを気にしており、エアーのことを全く気にしていなかった。
ポイント3の水深15mの地点で、てるちゃんが「エアー50」を伝えてきた。
ポイント1まで泳ぐ際、スピードを上げすぎて、息が上がってしまったことが原因である。
ゆっくり泳いで、フーミン、まゆみの後に撮ればよかったのだ。
ポイント4は水深10m。
お題は「アカホシカクレエビ」
2分くらい探したけれど、見つからなかったので、このお題は捨てた。
てるちゃんのエアーがゼロになれば、ここで浮上せざるを得なくなり、水面移動を余儀なくされる。
ここから水面を泳いで帰るには遠すぎるし、失格になる可能性も出てくる。
アカホシカクレエビがいなかった場合、ソフトコーラルを提出しても良いというルールがあったので問題はない。
(ソフトコーラルはここに来るまでにすでに撮り終えていた)
てるちゃんは、ポイント4からポイント5に行くまで、フーミンのオクトパスを吸いながら泳いでいた。
反則ギリギリの行為である。
この時てるちゃんの残圧計は30を指していた。
帰る頃にはゼロになっているかもしれないが、僕は最後までもつとふんでいた。
でも、てるちゃんはオクトパスをもらいながら泳いだ。
僕は思った。
残圧計が故障して30 のところでストップ。
でも実際はゼロ。
ここで上がると全員に迷惑をかけると考え、フーミンにもらいながら泳ぐことにしたんだと。
事実は違っていた。
てるちゃんは減点を避けるため、自分のエアーを節約していたのだ。
減点を避けるための行為なのでギリ認めるが、なぜか2本目のファンダイビングでも、てるちゃんはまゆみからオクトパスをもらいながら節約ダイビングをしていた。
カステラカップは競技で、しかもインストラクターのフーミンからオクトパスをもらっていたのでギリ許すが、普通のファンダイビングでは絶対にしてはならない。
オクトパスをもらったらすぐに浮上する。
これが鉄則である。
どうしてもこれをやりたい場合はよそのお店で潜るしかない。
サンライズで、このオクトパスダイビング行為を見かけた場合、半年間のダイビング免停に処されることになる。
ポイント5のお題は
「白化したイソギンチャクにつく3匹のクマノミ」
ここは水深5m。
安全停止をしながら撮れる安心の場所。
クマノミを撮る時間はたっぷりあったが、潜水時間50分で上がることにした。
10分も時間を余らせるくらいなら、もっとゆっくり泳いでエアーを節約すればよかったと思ったが、あとの祭りである。
まゆみは店長に借りたレンズを早々に落としていた。
上がってから店長にガミガミ怒られると思い、気が気じゃない状態で潜っていた。
機材を落とした精神的プレッシャーは計り知れない。
レンズはてるちゃんが拾っていたので、無傷で戻ってきた。
まゆみ「慣れないことはしないことですね。そればかり考えながら潜っていました。」
前田チームは時間通りに帰ってきて、疲れもせず、ゆっくり撮れたらしい。
作戦1、ポイント2以降の被写体は二人同時で撮れるため、ポイント1までは泳力の強いたつぼうが先に泳ぎ、こなつは後からゆっくり泳いできて撮る。
作戦2、残り何分間撮れるのかわかるように、移動の1分前か2分前にリンリンする。
残り時間がわかれば、違う撮り方ができるというわけだ。
ここまでやればあとは運次第。
ガラガラポンで写真を選ぶ。
今回は1枚が自由で1枚がガラガラポンの合計2枚の提出。
雨が降っていたので、紙芝居方式でよく撮れた写真を選ぶ。
こっちの二人は女子更衣室で選ぶ。
変なものを食いすぎたであろうおじさんの体臭がすごくて、ログ付けルームに入れなかったと前田店長がキレていた。
審査の間、2本目をもぐる。
池田商店で「これはいい」と思ったのが、このカメラ。
オリンパスの小型ミラーレスとプラスティックハウジング合わせて30万の白いやつ。
小型で軽く使いやすい。
オリンパスTG-7(コンデジ)は、カメラとプラスティックハウジングで11万を超えてくる。
TG3個分で、ミラーレス一眼を使えるのはかなりお得だ。
今、オリンパスTG-7を持っている人は、ワイドレンズ、マクロレンズ、リングライト使えるため(イノン製以外は全部使える)TG壊れたら買い替えでもいい。
TGは同じような写真になりがちなので、TGに飽きた人はこっちにした方がいいだろう。
2本目はみんなで写真の練習。
こなつはSDカードをパソコンにブッさしたまま水中にカメラを持ってきた。
シャッターを押しても保存されない邪魔なカメラを抱えて潜った。
シャッターを押す練習をしなさいと、師匠に水中で言われていたが、こなつはやらなかった。
こなつは練習なんか嫌いなのだ。
なーんにも考えないで、お外でワイワイ遊ぶのが大大大好きなのである。
サンライズはリバタリアン型が多いと思う。
僕が筋金入りのリバタリアンだからだろうか。
17時30分。
結果発表。
個人第3位は、こちらの写真をお撮りになったまゆみさん。
おめでとう。
小型カステラゲット。
得点44点
得点43点
どちらも同じような点数だったが、クマノミの方を褒められていた。
ダイバーに光があたればもっと高得点だと言われていた。
あのドタバタ状況で3位に入れたのはすごいと思う。
2位は山口のお店がとった。
1位の前に最も綺麗な1枚を撮った人に送られるフィッシュアイ賞の発表。
受賞したのはこちらの写真を撮ったこなつ。
池田商店から5000円の商品券ゲット。
おめでとう。
お札?
得点46点。
前ボケが2種類の色で構成されていてちょっと主張が強いが、背景のエビがきちんと際立っているところが素晴らしいということで、芸術点を高く評価されていた。(エビへのピントが甘かったがそんなの関係ねえ)
今回、慣れないストロボを使うのをやめてライトだけで撮ったからこのような写真が撮れたわけだ。
阿部さんはあえてそうしていると思っていたが、こなつは仕方なくライトだけで撮ったら、たまたまいいのが撮れただけの話。
技術的な面がまだまだ半人前だから、全体的にクオリティが安定していない。
こなつの課題は技術力の向上である。
今回分かったのは、ただ単に綺麗であるだけの写真では高得点は狙えない。
センスのある写真が評価されるのだ。
個人1位は唐津マリンスポーツクラブから来た15歳の男の子だった。
この被写体はこう撮るのが基本という作品ではなく、直感で撮ってくる作品が高得点になったのである。
こなつはなぜだかわからないが昔から写真のセンスがあった。
こなつの頭は水中では直感が冴えるのだろう。
ちなみにこのエビは店長が選んだらしい。
こなつはいかなる時も頭を使ってはいけない。
直感と感性だけで行う仕事が向いている。
こなつの2枚目はこれ。
39点。
まあ普通。
ていうか暗いだけの写真。
作品のムラがすごい。
では、優勝候補筆頭のたつぼうはというと、
一番力を入れていなかったウミウシがガラガラポンで当たってしまった。
得点35点
自信作はアカホシカクレエビ。
40点。
今回、最も得点を落とした結果となってしまった。
たつぼうの課題は既成概念からはみ出す作品を撮ることだろう。
そのためには何をするにしろ冒険する癖をつけないといけない。
フーミンの作品
41点。
38点。
フーミンはマクロよりもワイドで勝負した方がいい。
次回の大会は全部ワイドで撮ることをおすすめする。
フーミンはワイドにセンスが出る。
最後はてるちゃん。
37点。
34点。
クマノミの時、てるちゃんは過呼吸で体が浮きまくっていたのに撮れてるのがすごい。
てるちゃんは伊達にたくさん潜っていないことが証明できた。
てるちゃんの課題は、素早く遠くまで泳いでもエアーを使わないようにすることである。
水中写真を撮る人のほとんどが「綺麗な記録写真」を撮ることが目的である。
あくまで記録なので、思い出を鮮明に思い出せる写真を撮って出しすればいい。
ピントが合っていて、構図がそこそこ良くて、光が当たって色が出ていればそれでいい。
水中写真に対する最低限の基礎知識と最低限の技術があればそれでいい。
そこに芸術性という概念はなく、そこそこ撮れていればいいのだ。
水中写真を芸術として捉えると、
撮影者の明確な意思が入る。
撮影者の明確な意図が入る。
そのためには撮影技術力を高めなければならない。
カメラの知識も高めなければならない。
現像ソフトの知識も高めなければならない。
ダイビングの技術も高めなければならない。
クリエイティブな要素を求められる。
カメラ以外のことも勉強しなければいけない。
練習もしなければいけない。
お金も時間体力も必要になる。
それが趣味の世界観である。
年々、カステラカップに出場しようという人がいなくなってきているので、来年は1チームで出ようと思う。
それもそのはず、昨今、趣味に没頭して趣味を深めようという人が減ってきている。
特に若い世代。
先行き見えないデフレが原因と言われているが、なんか寂しい。
このままいくとダイビングに限らず、趣味の業界は(釣り、ゴルフ、登山、カメラ、切手集め、車、バイク、プラモデルなどなど)
衰退の一途を辿るだろう。
では、趣味に没頭しない人たちは余暇に何をしているのか。
アマゾンプライム鑑賞、漫画読み、アニメ鑑賞、ライブ鑑賞、携帯ゲーム、温泉、サウナ、飲食、ドライブ、旅行、ジョギング、サイクリング。
一言でいうとそれは趣味ではない。
気分を転換する行為である。
(上記並べた遊びも趣味にしようと思えばできるが、そのためにはとてつもなく頭と体と精神を使い、全神経集中させないといけない)
余暇に気分転換をする人生。
それも悪くはないが、僕はその人生に1ミリも魅力を感じない。
趣味も仕事も構造は同じなのだから、仕事で大成する人たちは何かしらの趣味に没頭している。
(趣味に没頭していても仕事で大成しない人はいるが、趣味に没頭していない人で仕事で大成する人はいない)
仕事だけでなく趣味は人間を成長させてくれることを肌感でわかっている。
仕事だけでは補えないれっきとした何かが、趣味の中には存在するからだろうと思う。
趣味をやらない人たちの言葉に1ミリも心を動かされることはないのはそのためだ。
RIO