連日早朝更新しています、どーも前田です。
今日はこれから志賀島ですが、昨日はこちらのお2人と唐津に行ってきました!

順子さんお帰り〜♪
西風爆風だけど、さほどうねりも無く穏やか!

さすが唐津。やったね。
透明度も水温も上がり心地よく、砂地にはホウボウの幼魚も見れました。

小さな体に自慢の胸鰭を広げ、あっち行ったりこっち行ったりと右往左往する姿が超絶愛らしかったです。

アマモ場にも様々な幼魚が潜んでいました。

このエリアに2~3個体いるようです『マトウダイ』の幼魚。

本日は2個体観察できました。
こちらも小さな体に大きな鰭と自慢の的を引っ提げてふわふわホバリング。
あとは、おなじくふわふわホバリング中のレア魚『サギフエ』にも会えて超ラッキー。

頭を下にして泳ぐへコアユと同様にこの種も逆さ泳ぎがお好みの珍しい魚です。

普段は25~600mに住んでるのですが、幼魚の頃はこうしてごく稀に水深5mでも観察できます。
アマモ場が海のゆりかごと言われるのがよく分かりますね、こうして小さな命がここで育っているんですね。
もうすぐ寿命を迎える小さなヒメイカたちもまだ数個体見ることができました。

アマモ場での生物探しが楽しすぎる季節。

ウミウシは、フジタウミウシに

クロコソデウミウシ、

ミドリアマモウミウシやアカエラウミウシが多く見られました。

クロヘリアメフラシのチビ達も可愛かったですね。

海藻たちも太陽に向かって成長中。

去年よりもアカモクは少ないけど、良く伸びていて差し込む光と相まって美しさ倍増。

海藻の中にはメバルの子供達がいっぱいです。

海藻の中での生物探しもやっぱりたのしい。

タツノオトシゴやウミウシ類が潜んでいます。

写真を撮るのは結構大変ですが‥。

そして、ここ数日の唐津の水中で気になっていたんです。
週末ここで潜った時に昆布の様な海藻がフワフワしていることが。

昆布・・・?
玄界灘に昆布・・・?
と、思って施設の方に聞いてみると、、、昆布ありました。

正真正銘真昆布です。

玄界灘に昆布。

先日羅臼で見た昆布とは比べ物にならないくらい細くて弱々しいけど紛れもなく昆布。

ワカメと同じ場所に生えてるのも、上から下に伸びてるのも不思議な光景。

はじめて水中で見る昆布に興味津々の小夏。

玄界灘で昆布が見れるのもあと僅かですので、どうぞリクエストください。

神秘的で面白い光景です。
神秘的といえば、大量のミズクラゲもふわふわ浮遊してきてきれいでしたね。

見どころ満載の春の唐津の海を思う存分3人で楽しみ尽くしました。

おしまい。
ではまた明日。


