昨日は帰ってくるのが遅かったから、ブログ書けなかったよね。
着いたの23時近かったもん。
まず、遅くなった理由の一つ目はまゆこんぐの遅刻。。
いや、それはウソし。
ちゃんとタクシーでやってきたよ。
ある意味で遅刻してますけどね。
まあ、ちゃんと来たから許してあげるんですわね。
遅くなった本当の理由は、雪が残ってたから。
ゆっくり安全速度で通行したんだよね。
とろとろ。
道の駅に着いて、お弁当買おうと思ったら、弁当4個しかないやんか。
こっちは6人おるんや。
ここでは雪合戦しただけの話。
お弁当を買いにユメマートなんかに行ってたら、エントリーが12時30分過ぎとったでござります。
ことねはドライを修理に出しとるから、オープンの講習で使ったミニオンドライをつかっとるだに。
懐かしいだになあ。
てか、昨日は恐ろしく寒かった日。
気温は4度くらいで、北の風が6m吹いてて、水温は12.1度いう、おそらく今年一番の寒冷ダイビング。
でもね。
水深8mでいきなりクサウオちゃんのお出ましなのだ〜〜!!
おいらとマーサとまゆこんぐは、マーサの落としたアンクルウエイト探してたからこいつ見とらんだに!
しかし、心配はご無用。
水深18mの構造物に大きな大きなクサウオ氏がおったでござる。
なんか知らんのやけども、すげえ寄ってくるのでござる。
でかいから最初はちょっと怖いのでござる。
顔を近づけたら、マスクに激突してくるクサウオ氏。
慣れたら超可愛いだに。
このヒレを見てくんちょ。
ヒゲみたいな前のヒレから後ろのヒレまで合わせて一枚なんだぞ。
扇子のごとヒラヒラしとるんだぞ。
これがクサウオ第一の魅力ですの。
なんでここから離れんかというと、卵を守っとるんだに。
敵は誰だに?
見渡す限り魚はおらんでござるよ。
クサウオ氏、ぱくぱく口に入れてから、吐き出すんだぞ。
そろそろ産まれそうな卵に、はよう産まれんか〜〜〜いと刺激しとるんだそうな。
目が見えとるだに。
可愛いだになあ。
クサウオ見とったら、薄着でも寒さを忘れてしまうのが不思議。
これぞクサウオマジック。第二の魅力。
いうても、ここ18mで水温12.0度でござるのよ。
じっとしとったらまあまあ寒いだに。
店長は綺麗に撮れんから、ストロボが欲しい欲しい、いうとったでござる。
脇の下からくるりんぱ。
さらに、泳ぐとくるりんぱ睡眠しとるクサウオ氏発見。
第3の魅力、寝る時しっぽが可愛い。
1本目はじっくりもっくりダイビング。
おいらはエアーがなくなって、35分で安全停止に入ったでござる。
ここでは50BARはきっちり残さないと、海上保安庁に報告されるのでござるよ。
ニンニン。
冷えた体を温めるため、ゆっくり休憩しとりましたら、現地のスタッフの方がこう言いましたのです。
「ここは16時までに上がってこないといけないので、早く潜ったほういいですよ」
時計見たら14時45分ですやん!
今からタンクを持っていったり、タンク付け替えていたら50分くらいしか潜れんだに。
そんな大事なことは、はようにいうてくださいまし。
だもんで、DECOのことも気になるから、ピンポイントでクサウオゾーンに突入でござる。
この2枚はまゆこんぐ氏が初おろしで撮影した虫の目ワイドレンズ写真でござる。
いっぱい撮ってたけ、この2枚くらいまともに撮れておりませんでしたのよ。
クサウオフィーバーだというのに。
でもね。本人曰く
「自分の目で見たかったので、写真に集中できるはずもあるまいか」とのことでしたわ。
クサちゃんのこといっちゃん楽しみにしとったもんねえ。
1匹目のクサちゃん。
おとなし。おとなし。
ウサギに見えてくるだに。
2匹目はさっきの卵守りクサちゃん。
メタクソ人間に慣れてて怖いでござる。
3匹目は黒っぽいクサちゃん。
ゴツい肉体をお持ちで。
4匹目は小さめのクサちゃん。
いかにも眠そうなんだけれども。
5匹目は馴れ馴れしいクサちゃん。
ちょっと白が強めっす。
6匹目は顔激突クサちゃん。
動きが雑。
その後、小判鮫風クサちゃんに変身。
ついてくんなよな。
7匹目はネット卵守りクサちゃん。
卵は少なめだしん。
成長度合いも低かっただに。
なでなで。
8匹目は喧嘩するクサちゃん。
もつれあっとるでしょ。
9匹目は寝とったのに起こされたクサちゃん。
顎ですりすり。
10匹目はチビクサちゃん。
鮫肌でざらざらだに。
ぬるっとしとると思ったら大間違いでしょうに。
触ってくれてありがとうにゃー!
😺
そろそろ浮上時間がせまるっぽ。
最初に見た、卵守りクサちゃんに会いにいくことにしたよ。
おと〜さん〜〜〜!!
帰りたくないよ〜〜!!
まじで〜〜!!
わしと写真撮ったら、福岡くんだりまで帰るんだぞ。
安全運転、飲んだら乗るなだぞ。
パシャ。
16時きっちり、修学旅行女子ダイビング旅が無事終わっただに。
ありがとう!
今回のクサウオ軍団を見て思ったことが、
「みんな違ってみんないい」ってこと。
気にせず、自分の個性を貫いていけってこと。
大事なこと教えてくれて、クサウオさんありがとう。
でかいアオリイカとかおったけど、今回はスルーする。
ハコフグもつかみ放題だけど、スルーする。
めちゃくちゃ楽しかったけど、女子たちは冷えとる。
温泉に行こうっす。
その前に、地元じゃ負け知らずの有名なお菓子屋さんでワッフルを買うだに。
冷えた体に糖分を差し込んで、温泉に入ったらねむうなりますわ。
女子みんなからケチケチケチケチ言われるので、全員分のワッフル&黒糖ロールっす。
おいらがおごってやったっす。
そしたら、せなこんぐが今日イチの最高級の笑顔を見せてくれたのだよね。
あたしの顔、まあまあ引きつっとるでござるけれど。
湯本温泉はちょっと見ない間にガラッと変更されてオシャレになっとりもした。
古い温泉場がなくなり、異常にオシャレな温泉場になっとったのでござる。
この脱衣所でまあさのパリコレが行われたのでござる。
詳しくはスケスケスルーする。
脱衣所の声がまる聞こえで寝られんぞい。
温泉の前の深川川(変な名前だと思わん?)はライトアップされてこの景色。
元は駐車場だったところもライトアップされて、あたり一面、金子みすずの詩が朗読されてるのでした。
冷たい空気、金子みすず、プロジェクションマッピング、平日で人がおらん。
文学好きにはたまらんと思うぜよ。
帰りがけ、
買ったばかりの肌着がチカチカ。
(無印のオーガニックコットンだったからかもしれんですけどねえ)
嫌だったから、ダイレックスに行く。
みんなダイレックスには来ない。
一人で399円の肌着を買う。
ジョイのトイレで着替える。
すき焼き単品頼む。
全部、食ったっす。
それにしても、ダイビングは冬がおもしろいよね。
潜る前は、寒いから嫌だなあとか思うけど、後から思い出すのは冬のダイビングばっかりだもん。
夏のダイビングは8割方忘れちゃってるわ。
てか、ほとんどの場合3日以内に90%近くの内容忘れてるし。
この前、どこ潜ったかなあというのが口癖となるし。
冬はそれがあんまりないのよね。
なんでかっていうと、冬は装備を完璧にしておかないと潜れないし、ちゃんとした技術もいるし、潜っている時も「これが壊れたらやばい!」「こんな寒いところに潜って大丈夫なのか!」みたいな危機感もあって、上がってきた後に「僕は今ダイビングをしたんだ!!!!!」って感じがすごいするんだよね。
夏に比べて何倍もご飯が美味しく感じるし、お風呂も気持ちいいし、そういうのも関係あると思うぞよ。
夏のダイビングはおおよそ海水浴の延長って感じで、ストレスフリーって感じで、軽いって感じで、快適って感じ。
でも、快適と思い出とは無関係だと思うんだ。
おいらはむしろ不快的の方がいいと思う。
だって、思い出作りに行ってるのに忘れてしまうのなら意味ないじゃん。
快適だけを求めるなら、最初からもぐらんでいいやんっておいらは思うわけ。
エアコンガンガン効かせて、ダイビングのゲームでもしとけって思うわけ。
今回のダイビングは、道中の雪景色、クサウオ軍団、ワッフル、ライトアップ温泉、文学と、冬にマッチしていて最高だったですわね。
ほほほ。
RIO