志賀島白瀬、エントリーするまで陸上が暑くて困っています。
水温はまだ14℃と冷たいので、ドライスーツのインナーは厚手のものでないと60分を超えるダイビングには体が冷えます。
とはいえ潜水時間を短くすると、メインの楽しいエリア(沖)に行けない。
仕方ないので、潜る直前にインナーとドライスーツを着用し、直ぐ潜る。
それしか対処法ないんですよねー、やれやれ。
どうも、前田です。
今日もテキパキと準備を済ませその方式で行って参りました。
わたしはともさんときゅうさんとウミウシの日。
ウミウシリクエストダーイブ!!
嬉しい限りです。
コツコツと地道にウミウシ調査してきた甲斐がありました。
ね、会長!
とはいえ透明度は3月頭に10m近く抜けてから、その後はずっと透視度1~3mの日々が続いています。。。
今日ももちろんその範囲内。
浅場の透視度はまぁまあ良くて、色とりどりの海藻を頬張るアメフラシを見ることができます。
ウサギみたいで可愛いでしょ。
浅場の緑藻にはヒメクロモウミウシや
アリモウミウシがたくさん見られました。
小さくて可愛いでしょ。
しかし、水深4mまで進むと・・・
辺り一面ワカメの森で、透視度は2mといったところ。
今年は低水温が長かったせいで、まだワカメの背が高いのが特徴です。
中性浮力をとって泳がないと、ワカメに埋もれてしまいます。
ワカメの森に迷い込むとお家が見つかりません。
お気をつけて。
うかうかしてるとブイなんて見落としちゃいます。
お気をつけて。
しかし無事に水深10mまでくるとワカメの猛攻か収まりますので、そこからがファンダイブターイム!
ウミウシ捜索開始というわけね。
今年はエダウミウシの量がすごく多いので驚いています。
例年レア種だったのにな。
ちなみにこの種、口元のお髭を広げて水中を浮遊する系の&発光する系のウミウシに御座います。
生物の知識を入れてからじっくり観察すると楽しみ倍増ですよ。
あとはここ数年間あまり見られていなかったヤマトユビウミウシ。
今年はなぜかたくさんの個体を観察できてます。
触角がオシャレで泳ぐ姿がエビみたいで個人的には好きなウミウシです。
あとは本日は何と言ってもこちらのミズタマウミウシ!!!
綱渡りミズタマウミウシに産卵ミズタマウミウシ。
オレンジミズタマウミウシ。
ちびっこミズタマウミウシ。
交接ミズタマウミウシ。
などなど、このエリアだけで7個体も観察できました。
ともさんも久々のダイビングに初のマクロレンズで、なかなか目が慣れず苦戦していましたが、濁った中で楽しんで頂けて嬉しかったです。
ぜひまたご参加くださいね。
まだまだ水は冷たく濁りもひどいけど、ワカメゾーンを抜けて四つ岩までいくとタツノオトシゴやウミウシも多く、生物観察やじっくりフォトダイブが楽しめる良い季節だと思っています。
本日お隣に来ていたショップさんは濁りが酷いせいで2~30分ほど1ダイブを潜って、すぐに帰っていきましたが・・・。泣
こちらのDM候補生の2人はナビSP復習ダイブをリクエスト開催。
濁りとワカメに苦戦しながらも頑張っていました。
店に戻ってからはPADIダイブマスターコース学科講習が遂にはじまりました。
候補生たちの活躍にもどうぞご期待くださいね。
では、また明日。