1本目は七ツ釜に行きました。
ひさしぶりの登場です。
プールにしか入っていなかったつばさです。
この日はつばさのお友達が和歌山から来る予定でした。
前日、お子さんの体調が悪くなってしまいお友達はキャンセルとなってしまいました。
残念。
仕方がないので、七ツ釜の先端にある「六角形の柱状節理」を見にいくことにしました。
潮が平行に流れていたので、動く歩道に乗った感じで到着しました。
今回、初唐津ダイビングだったカワワキさん夫妻。
こちら奥さまのさなえさんです。
マスクをパラゴンに新調されてました。
とても見えやすいとおっしゃっていましたので、地形も綺麗に見えたと思います。
先端の下は「遺跡」みたいになってました。
真ん中でバキッと割れてました。
光が入って綺麗でした。
そのまま岩沿いに泳いで七ツ釜の1番に入りました。
ルートはこんな感じです。
一見、長そうに見えますが8分くらいで着きます。
洞窟の中を進んでいくと、先が明るくなっていました。
48mほど泳ぐと浅くなってきました。
ガガラ瀬の方に出ました。
ここから石の壁に沿って泳げば、さっきの先端にいけます。
戻りは水面移動で、美しい天井の柱状節理が見れました。
1番の洞窟は手前は釜が広くなっています。
つばさに柱状節理の一部になってもらいました。
一回あがります。
2番は奥が浅く潜れませんでした。
1番ばかりが削れて、ついには貫通してしまったんでしょうね。
3番スタート。
3番の洞窟にはムラサキウミコチョウがいました。
リュウモンイロウミウシもいました。
カゴカキダイも群れていました。
ユビウミウシもいっぱいいました。
キャラメルウミウシもいました。
奥に行くと真っ暗でした。
切れた指が落ちてました。
ウリクラゲの群生に囲まれました。
ここまでか。
突き当たりました。
水面に上がると向こうが見えました。
100mほどありました。
カニを捕まえたつばさ。
お化粧して、綺麗なおべべきて、すました顔のつばさより、こっちのつばさの方が100倍魅力的に見えますよね。
一回上がって4番に行きました。
4番の奥の深さは3番とそれほど変わりませんが、途中細くなっていました。
水中は深いので大きな男の人も通れますが、水面は細いので挟まる可能性があります。
5番は奥が一番深いけれど、3番と4番の方が洞窟の形綺麗だし、程よく狭いし、天井も綺麗なことがわかりました。
特に3番は生物も多いのでおすすめです。
5番、7番は観光船が入ってくるので、3番、4番は安心して探せますしね。
洞窟の入り口にいたこのウミウシは、オーストラリア、フィリピン、八丈島にいるヨコジマキセワタ。
あったかい系ですね。
サンライズ初めてのウミウシです。
1本目に活躍したつばさは耳が抜けなくなったらしく、2本目はお休み。
大体、変なもの食べると耳が抜けにくくなります。
特に小麦。
二日前、白く冷たい(23℃)の潮が入ってきて、濁ってしまったケーソンは今回どうなのか。
上の方は26℃くらいありました。
透明度も悪くなかったです。
上の方は魚も多かったです。
魚も減っていきました。
急に寒くなると魚は浮いてきます。
初冬でも同じようなことが起きます。
海表面が冷える→冷たい水は底に落ちていく→底から順に冷えていく→魚は浮く
さらに降りて行くと、24℃。
僕のブカブカウエットスーツでは耐えられない寒さ。
下の方は濁り、イサキもばらけて小さい群れになっていました。
大潮。
冷たいにくわえて、潮が流れていたので、イサキはばらけました。
トルネードはあきらめました。
流れに逆らいながら丘の方に行きました。
ロープを伝っていくとゴールにはクマノミが待っていました。
士郎さんお気に入りの場所。
冷たく濁ったケーソンに打ちひしがれてしまったダイバーたちを、アカホシカクレエビが癒してくれました。
クマノミは別に癒しの生物ではありませんねん。
士郎さんのペット「タイくん」がついてきていました。
ガンガゼをあげようと思ったけど、士郎さんがあげまくっているせいか「1個」もありませんでした。
帰りに店長がコチョウウミウシ持ってきました。
泳いでいました。
止まってくれないからブレブレです。
35分くらいで上がりました。
深いところで流れに逆らって泳いでいると窒素を過剰に溜めてしまい、体の芯から疲れてしまうからです。
さなえさんは流れがあるところが苦手なので、僕が上がるタイミングで浮上サインを出していましたので、一緒に連れて帰りました。
あと数日したらケーソン回復すると思います。
それまでお昼ご飯でも食べて気長に待ちましょうか。
僕は大盛りアンドおかわりをしました。
ここにきたら目一杯食べると決めているからです。
おかげで大の方がしたくなりました。
スノーケリングで奥の方まで泳いでいって大きい方をしました。
一回沈んでぷかぷか浮いて流れていきました。
コンマイですね。
3本目は風が強かったので、大瀬はあきらめ「長崎鼻」にきました。
前回入った岸沿いルートです。
僕はここが好きです。
タイのピピ島に似ているからです。
規模は1/10くらいですが、雰囲気は70%同じです。
岸からなだらかに石段がゴロゴロ落ちていて、水深15mで砂地になります。
岩沿いに先端に行けばイサキの群れを含む色々な魚の群れが見れると思って泳ぎましたが、やはりここも冷たい潮が入っており、魚はみんな上の方に移動していました。
少し上がってくると、ネンブツダイ。
ピピ島に似ている岸壁から垂直におりている「ウォール」にミチヨミノウミウシがたくさんついていました。
ジボガウミウシもいました。
ここから自由時間。
ともさん、ガンガン撮ってました。
ここは水深5m。
冷たい潮はここまでは上がってきておらず生ぬるく、ブカブカウエットでも寒さは感じません。
水深3mくらいのところには、イズズミの群れ、キンギョハナダイの群れ、スズメダイの群れ、ネンブツダイの群れがグチャッとしていました。
ウミウシを探すもよし、のんびり地形を見るもよし、小さい魚たちの群れで癒されるもよし。
ハコフグの幼魚が二匹。
大きい兄と小さい弟。
えぐれ岩。
あっという間に60分経ってしまいました。
さなえさんは3本の中で、ここが一番安心できて、生物を探す時間もあってここが楽しいと言ってました。
みなさん、好みが違いますからね。
3本だったら、個々のニーズに合わせやすいってこともあるでしょうね。
というわけで、今日のブログはおしまい。
昨日は家に帰ったら23時でした。
ご飯を食べてお風呂に入ったら眠る体になっていました。
パソコンに触れることなく寝ました。
今日も海でしたので、事故がないよう睡眠はとっておかないとですね。
あたい若くないんですよ。見たまんまですけど。
明日は今日のブログがあがります。
RIO