今日は日南ツアーを一気に書き上げていこうと張り切って出勤しました。
が、羽とコ・ウンが散らばったお部屋では集中できんということでまずはお部屋のお掃除。
掃除が終わって一息つくと、税理士の岡ちゃんがご来店。
ハンバーガーの靴下で盛り上がること1時間。
その後、器材メーカーさんとガーミンのスマートダイコンのお話をしていると15時過ぎ。
ブログを書いてみようという気は、ドンキホーテまで飛んで行ってしまいました。
そこで、お菓子を買いに行くついでに、以前から気になっていたノーズミントをPayPayで購入。
早速、吸って歩いてみるとこれがなかなかいい感じ。
しかし、吸う場所が今泉の裏路地にある古着屋の前とかだと、カタカナの名前の大脳が気持ちの良くなるお薬を勧めらそうなので、吸う場所は選ぶ一品でございますが。
ミントでやる気が起きるというのは、嘘ではありません。
ようやくスタンディングデスクに立つ気になりました。
というわけで、今回の日南ツアーは二日分をまとめて書き上げます。
頑張りますので、どうぞ最後までお付き合いください。
今回の日南ツアーは2回目。
前回参加できなかった九ちゃんリクエストで企画されました。
がしかし、そのほかには大将さんしか入っておらず、参加者計2名。
辰ノ口でも中止になる人数しか集まっておらず、このままでは日南ツアーが不開催になってしまう。
そうなると、ずっと前から楽しみにしている九が不憫でならん。
そんなかわいそうなことは俺が許さんと、トミー犬が友情参加してくれました。
ワンワンワンワン言うとりましたが、そういう意味で捉えております。
行きがけに、店員のおばちゃんの評判がイマイチだと噂されるチキン南蛮発祥の地、飫肥にある「園」へ
私、初めてチキン南蛮いただきました。
男性と女性の肉量が違う謎の設定は置いといて、チキン南蛮はどうだったのかを私見たっぷりに申し上げますと、
これで1000円であれば味と量は普通。
イモばっかり食っていた時代であれば超ご馳走だと思う。
しかし、2019年ではB級グルメ。
B級グルメの総本山、ほっともっとのチキン南蛮450円で普通に美味い。
だったら、接客は大事。
今も潰れないのは「チキン南蛮発祥の地」という肩書きと飫肥城への観光客が一定数いるからではないか。
ねえマンゴーマン。
マンゴーマンはマンゴーが食べたがっておりました。
今回は2月なのに、ウエット縛り。
これは、友情参加のトミー犬のお達しなので、誰も逆らえません。
大ちゃんは普通のウエットスーツにフードのみ。九ちゃんは普通のウエットスーツにフードベスト。トミーはセミドライ仕様のウエットにフードベスト。
3名の中では、トミーの防御数値が一番高い。
自慢ではありませんが、私。
完全セミドライウエットスーツにインナーを上下4枚。フードベスト。ショートジョンのウエットを持参しておりましたので、保護スーツ総量がすごい量でした。
もはやドライスーツの方が荷物少ないです。
フードベストとショートジョンはセミドライの上からだと、パツパツすぎて着れなかったのであきらめましたが、セミドライとインナー4枚とフードで「水温15度でも普通にいける」ほどの保温性を持ちます。
せこいせこいとお隣のダイバーさんから歓喜のお言葉をいただきましたが、せこくありません。
さむいさむいという方がよっぽどたちが悪いのですよ。
それは冬山登山がしたいと自分から言っておきながら、薄手のスエットにウインドブレーカーで登場し、寒風吹き荒む冬山のど真ん中で登山ガイドさんに「さむい さむい」と言うのとセイムセイム。
そんなとき、ガイドさんからの返答は2択。
「薄着はさむいですよ」※ちょっと小馬鹿風
「今回の登山やめときますか」※ちょっと呆れ顔
「この人冬山がさむいの知らないほど無知な人なんだろうな」※本音
私はそんな当たり前のことを言われないように、絶対寒くないように万全の体制をとるのです。
皆さんもガイドさんに呆れ顔をされないように、それなりの装備をご準備ください。
そして、それが自然と触れ合って遊ぶ人のルールであることは言うまでもありません。
低体温症で意識無くなったらシャレではすみませんからね。
さて、潜ってみると水温は18度前後あり気温よりも高い。
さすが、南国日南。
伊勢エビもスマートに寝ております。
荒れていたので、結構濁り気味でしたが、
魚を探すのには、苦労しない透明度でした。
水温が18度とはいえ、南国の魚たちからすれば相当な低水温。
魚が少ないことをいいことに、ウミウシばかりを探し回りました。
濁った中では、ひときわ目立ったゾウゲイロウミウシ。白く透き通った肌が雪見大福を彷彿とさせます。
アカネコモンウミウシというコモンウミウシに色を上から塗られたような体色のウミウシもいました。
普段見ないウミウシは目の保養になります。
アドレナリンときき湯のおかげで海の中でさむいさむいという人はゼロでした。
しかし、陸上では波浪警報の北風が体感気温一桁に。
着替える際に冷え切った体を温めるため、一目散にロッジへと向かいました。
前回よりも小さいロッジでしたが、設備は完璧。
肉と野菜を買ってきて、ホットプレートで豪快に男の焼肉。
材料がぴったりなくなったところで、腹も満腹になり宴会も徐々にフェードアウト。
全員23時には就寝。
そして朝から、ウルメイワシの寿司を食う。
二日目は雨。
気温はさらに下がりましたが、裸の大将は健在です。
さむいさむいを楽しむ一同。
適度なネガティブな経験は、後に思い出として残りやすくなり、結果的に満足度も幸福度もが高くなるという研究結果が出ております。
私はいっぱい着ておりましたが、寒さはゼロではありません。
ネガティブさは少なめでしたが、それでも思い出には残るとは思っています。
そして、この日は波は穏やかになり透明度アップ。
サザナミフグ
この日もウミウシを探しながら地形を把握していきます。
そして、この時期どんなとこにウミウシが集まるのか。どんなとこに魚がいるのか。
潮はどう動くのか。
頭はフル回転です。
色合いは同じだけど、断然こっちの方が可愛い。
宮崎のウミウシは黄色率高し。
ウミウシに夢中になっていると、急にそり立つ壁が目の前に現れました。
帰る方角に進むとどんどん水深が深くなる。
これはおかしい。
みんなを残し、水深13mから岩に沿ってそろりそろりと浮上。
すると、見たこともない岩が1mだけ顔を出していました。
そして、その岩に宮崎のうねりがぶつかりサラシができており、見た目には非常に危険な場所だ。
そこは、夫婦浦の入江から出てしまうほどの沖合に位置しており、エアー残り少ない我々はここから水面で帰るしかないと判断。
みんなを浮上させ、1.5mほどのうねりに乗りながら、距離350mの遠泳で帰ってきました。
肝を冷やしたぜ。
もし、強めの離岸流が流れていたら、間違いなく九は帰ってこれなかったと思うので運が良かった。
トミー犬は楽しそうに宮崎のウェーブを楽しんでおりましたが。
肝以外は寒くありませんでしたが、温泉にじっくり浸かり体力を回復。
その後、昼めし難民になりかけながらも、「びびんや」にてマグロを食らう。
オーダーストップ寸前。
すべりこんだぜ〜〜
それもあってか、美味しく感じました。
帰路は、キュウリクエスト宮崎観光。
鬼の洗濯岩観光。
鵜戸神宮観光
昔、この沖に潜ったことあるけど、ここはいつもうねっているイメージです。
この亀の岩の甲羅に石が入れば願いが叶うと言われています。
大将さんは2回。
キュウは1回入ったようですが、二人とも僕らが想像がつかない可憐で乙女なお願いゴトをしていると思われます。
もちろんそっとしておきます。
トミーは投げませんでしたが、それもそのはず宮崎に祖母の家があり、幼い頃より鵜戸神宮にはなんども足を運んでいたようです。
しかし、いつの間にか天神にありそうそうなオシャレなカフェができているとは鵜戸神宮も変わったものだとしみじみ語っておりました。
ここまできたら、せっかくなので有名な青島まで行ってみることに。
青島に行ってないなんて、宮崎観光したうちに入りません。
私にとっても思い出深い場所でもありますが、ここ数年冬にしか訪れておりませんので冬のイメージが定着してきました。
雨も降って、17時になりかけていたので急いで参拝。
数年ぶりにきたジャングルの道。
ここをまっすぐ行くと青島の中心。
その中心に皿投げ場があります。
テキ屋の輪っか投げのようですが、天の平瓮投げといったれっきとした神事
決して稼ぐためだけに作っているわけではありません。
皿が割れずに、磐境(岩の中に)入ると願いが叶い、入らなくても割れれば開運厄除
普通に投げると当たり前ですが割れます。
というか、岩が皿で埋まっているので、入ったかどうかわかりません。
ちなみにこの青島神社は、鯛の置物釣りやビンボールおみくじ、水に溶ける願い府など、さすがバブル期に一斉を風靡したリゾート地。
初、宮崎観光のキュウも大満足の様子でした。
夫婦浦は、もう少し水温があがるとさらに面白い生き物が出てきそうな場所なので、天草と合わせて定番の1泊ツアーにしてもいいのかなと。
思ったより遠くないですしね。
ただ、完全な夏には行きたくないので、夏を外した季節に限ると思います。
興味のある方はぜひ。
RIO