お久しぶりです。
いかがおすごしでしょうか。
私は5日間の休みの間、半分は海で泳いでいました。
いわゆる海水浴です。釣りみたいなもんは一切しておりません。
RIO流海水浴ではダイビングにまつわる器材、マスク、スノーケルなどは使いません。
レンタルの浮き輪に乗ってぷかぷかして水泳のゴーグルで砂地を覗くだけです。
疲れたらレンタルパラソルか海の家で一眠りします。
何回かそれを繰り返すと疲れてくるので、家に帰ってビールを飲みます。
どこのビーチに行ったのかは教えられません。
ツアー調査の一環でもありますので。
残りの半分はご先祖様とすごしていました。
他界したおばあちゃんの家には叔母が住んでいます。
なので今は「おばちゃんの家」なのですが、その家の周りにあった古い民家が3軒なくなって広場になっていました。
移民政策により、ベトナム人がたくさん歩いていました。
ちょっと驚きました。
前まで年寄りしかいなかったのに。
日本は確実にどんどん変わっていますね。(悪い方向に)
さて、ナイトダイビングです。
六日前のことなので、記憶が薄れていますね。
左から、RIO、ザッキー、てるちゃん、めぐ、こな、ちゃんまり、店長
の計7名で潜りました。
日の入りがちょっと早くなりましたが、それでも19時30分になっても暗くなりません。
エントリーは暗くなる直前と決めているので、ロングダイブをすると終電が間に合わなくなります。
なので、今回は70分にしました。
エントリーは、異常に濁っていても堤防の内側から入ると決めています。
堤防の壁を見ていくと、水深2mのところで、フジナミウミウシが10匹ほど見れました。
こんなところに群れているなんて、誰も知らない事実です。
きゃーきゃー言いながらみんな写真を撮っていましたが、写真をもらっていないので、今回は店長が撮った写真のみです。
上げ潮だと向かいの流れになって、外海に行きづらいのですが、スーッと行けました。
ということは、下げ潮だということです。
潮が上げても下げても巨大ウニたちが出てきます。
こんなに体格のいいウニがたくさんいるんだから、これを捕まえて唐津の名物にすればいいのにと思うのですが、
食べたらまずいんでしょうね。
海の生き物においては、小さい方が絶対的に美味しいです。
40センチのまな板に乗らない魚は、食べる時にテンションが上がりませんね。
今回のナイトダイビングではメリべ系のウミウシ(ヤマトメリべ、ヒメメリべ、ムカデメリべ)が多数いました。
でかいものは30センチくらいありました。
闇夜を泳いでもいました。
エサも食べていました。
僕はウミウシで唯一興奮するのはメリべ系のウミウシです。
メリべの面白いところは、グレープフルーツの匂いがするところ。
くねくね泳ぐところ。
プランクトンを食べる時、大口を開けるところ。
体が小さくないところ。
ウミウシらしくないところ。
水温が31度くらいあったので、7月よりも明らかに魚が少なかったですが、タコとイカはたくさんいました。
生まれたばかりのアオリイカの子供も元気でした。
コウイカもたくさんいました。
軟体動物は高水温に強いんでしょうね。
僕の好きなアイゴが寝ていました。
アイゴは寝る時、毒針背鰭を立てます。
口も目も開けています。
こうやって並んで寝たりもします。
昼間エサを取るため泳ぎ回る。
疲れる。
暗くなる。
寝る。
襲われないよう防御する。
野生動物に安心と安全は1秒もない。
アイゴ明日も頑張れって思いますよね。
口もウサギみたいだし。
でっかいヤドカリがいました。
ヤドカリは夜行性です。
こういう貝は、その辺に落ちてますが、中にはこんなやつが住んでいるんです。
陸のヤドカリに比べて警戒心も強いですし、怖い顔つきです。
捨て瀬の手前にあるイソギンチャクがすっくと立ち上がっていました。
目を覚ましたんですね。
エサをあげたくなりました。
ダルマガレイもいました。
熟睡しているせいか全然動きませんでした。
動かないのは暑いからなのかな。
あとは、ウミウシ系ですね。
ワグシミノウミウシ。
ヒメマダラ。
カメノコフシエラガイ。
写真にはないけれど見れた生物は、、
ホタテウミヘビ
アオヤガラ
アカエイ
タツノオトシゴ
ヨウジウオ
モクズショイ
スナダコ
アンドンクラゲ
大量に出てきていますので、目出しフードを持っている方は使ってください。
ビーニーは危険です。
夜だとライトに寄ってきますので、より危険です。
昼間と夜は同じ季節でも出てくる生物がガラッと変わりますので、日本の海のことを知るにはやはり夜も潜らないといけないですね。
何より、ナイトは怖さよりも楽しさの方が優ってしまいます。
9月のナイト定例会お待ちしています。
ただ一つ難点は、夏だと終電に間に合わないことです。
今回も全員家まで送り届けました。
RIO