今日は少人数で志賀島に行ってきました。
どーも、前田です。
天気は良く外気温は23℃まで上がり、大陸からの黄砂で空は真っ白でした。
ドライスーツの分厚いインナーで長時間過ごすと汗冷えするし、汗をかくとドライスーツから嫌な臭いが発生するので、そんな日は黒瀬がおすすめ。
そう、今日は少人数だし参加者はMSDのベテランダイバーなのでちょうどいい。
久々に黒瀬&白瀬コース。
早速、潜る準備をしていると参加者の1人、しもみんがハウジングにカメラを入れずに持ってきたことが判明。
『ばかやん』と思っていたら、わたくし前田も同じことしてました。
ばかやん。
カメラの無いハウジング2台。
言い訳するわけではないのだけれど、今日元々潜るつもりじゃなかったからね、確認をしてなかったんですよね。笑
人生初。
まぁ無いもんは無いので、ノーカメラの3人で黒瀬を潜ってきました。
もちろんカメラがないので水中写真はありません。
想像して楽しんでください。
水深5m辺りの鳥岩からエントリー。
南風のせいで水面は少し波がありましたが、春らしい浮遊系のいい潮が入っていました。
ミズクラゲにウリクラゲにオビクラゲにカブトクラゲ、
寒天が連なったようなサルパも多かったです。
透明度は浅場6m、水深8m~10mは3m、10mよりも沖はまた6mくらい見えていました。
悪くない。
しもみんが居ても透明度悪くない。
水温は上がって14~15℃。
適切なインナーや保護スーツを着ていれば長く潜ってもさして寒くなくなってきた。
サンライズが取り付けたトラロープとブイは自然の一部になろうとしていた。
P1の大岩にはタツノオトシゴのペアが尻尾を絡ませて黄色いヤギにしがみついていた。
雄のお腹はぱんぱんに膨れていた。
例年この光景はもう少しあとの様な気がしないでもないが、とても愛らしかった。
しかし、写真は撮れない。
3人でじっくり観察。
その後、あわよくばミズタマウミウシ。
あわよくばダンゴウオ。
あわよくばウミガメ。
カメラがない日に限っていい被写体が現れたりするのだ。
結構本気で探してみたが、結果どれも居なかった。
と、いうか見つけられなかったというのが正しいのかもしれないが、それは分からない。
居るのは、ゴマフビロードウミウシ、キイロウミコチョウ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、ミヤコウミウシにミツイラメリウミウシ、ショウジョウウミウシにサクラミノウミウシやアカエラミノウミウシ。
あとはカワハギにアナハゼ、ホシササノハベラにスズメダイ、メバルにカサゴとマツカサウオなど普通種の魚たち。
あ、大きなコウイカも見られました。
大きすぎて伊勢海老と間違えるサイズ感だったとしもみん。
黒瀬の果てでは腹を減らしたヒトデが集団でナマコを襲っていたりしました。
そんなこんなで60分のダイビングを終えてシャワーでタンクチェンジとシャワーとトイレを済ます。
私の今日のダイビングはこれでおしまい。
その後、2人を大賑わいの白瀬に送り届ける。
ここでバディチェックを済ませ、潜水計画を立てて海へ向かう2人。
いってらっしゃーい!
2人を見送った私はゆっくりシャワーを浴びて器材を洗い、タンクチャージを済ます。
その後、志賀島センターへ行ってビックリこん。
志賀島センター、2023年の10月でなんと閉店してました。
ワカメの時期だけ今年はここで販売しているんだそう。
ちょいと値上がりしたけど、今年のワカメは去年と違ってとてもいいと、社長さんが仰っていました。
なので、むっちゃ買いました。
特に今年は茎ワカメが絶品だそうですよ。
そうこうしているともうお迎えの時間となり、再び白瀬へ行くと右の奥から水面を泳いでこちらに向かう2人の姿がありました。
無事に目的地に着いたものの、帰りは気が抜けてしまい少しズレたらしいです。
とはいえ白瀬でのバディダイビングでは、タツノオトシゴを見つけたり謎のウミウシ(多分カメノコフシエラガイ紫)を見つけたりして楽しんでいました。
カメラが無くても意外と楽しめますよね、ダイビング。
またお待ちしています。
ご参加ありがとうございました。
明日は長崎辰ノ口でウミウシ対決&花見鍋です。