今日は真夏日。
ギラギラの太陽と共に、じゅんこさんが福岡に帰ってきました。
沖縄でダイビングショップを経営されている金城さんを連れて。
金城さんは死ぬほどウミウシが好きな方。
(じゅんこさんと仲良くなるのは必然です)
沖縄で、じっくりゆっくりビーチダイビングでウミウシと戯れているそうです。
結構、めずらしい。
なんか、沖縄っぽくないというか。
僕がこれまで見てきた沖縄のイントラって、船に乗っている客をほったらかして、仲間うちで盛り上がって、潜る前に笑顔でブリーフィングして、潜ったら名物の生物たちをパーっと順番に紹介して、ほら見せてやったろ、おめえら満足しただろ的な顔をして、40分弱潜って、ログブックはここに図鑑があるから自分たちでつけてね。ではバイナラ。
どこに行ってもこんな感じ。
でも、金城さんは、そんな雰囲気が全くない。
誰に似ているかといえば、きゅうちゃんぽいというか。
純粋なウミウシ愛で「ウミウシダイビング」を楽しむし、来てくれたゲストを大好きな「ウミウシダイビング」で楽しませてあげたい。
そこに妥協はないというか。ちゃんと楽しそうというか。ビジネス感がないというか。
そして、生粋の沖縄人なのに、
オリオンビールより、黒ラベル的なビールが好き。
泡盛より、日本酒が好き。
ゴーヤチャンプルのような沖縄の名物よりも、鰤みたいな刺身が好き。
沖縄の人に対して、それほど好意的ではない。
沖縄の人みたいに、縄張り意識が強くない。
しかも、イントラ経験の下積みなしで、いきなり起業するというめちゃくちゃ度胸のある方。
若いのにとってもめずらしいと思う。
そんな金城さんは、沖縄にはいないウミウシを「見たい」ということで、福岡に来られました。
最も見たいウミウシはこちら。
シロちゃん。
沖縄の海とは肌が合わないやつです。こっち側にしか住めないやつです。
わたしを見たいならこっちにおいでというわけですよ。
そして、ウミウシを楽しむ前に、じゅんこさんが300本記念ダイブでしたね。
300本に合わせて、沖縄で潜らないように本数を調整したそうですよ。
そういうところが、じゅんこさんぽい。
記念ダイブは、やっぱり好きな仲間と好きな海でやるのがいいんだろうね。
おめでとうございます。
撮影が終わったら、みんなで黙々とウミウシを探す。見る。教える。
撮影する。
P8までしか行ってないのに、80分ダイブ。
ウミウシに全く興味のない人なら、多分こんな顔になるでしょうな。
でも、そんな顔する人今日はいない。
このアメフラシみたいに目を丸くして、ウミウシを探しまくる。
そんな風だから、夏日にサクラミノウミウシを見つけることができたんかな。
アユカワウミコチョウも4個体くらい見つけたそうだし。
金城さんは見たことない極小のウミウシを見つけまくっていたそうだけど。
なんで見たことないやつ見つけられるんかな。
まじ、不思議っす。
そういえば、まだラーメンマンの砂地にセトリュウグウウミウシいるよね。
こいつはウミウシ初心者でも楽しめるやつ。
アオウミウシもガンガン子作り。
こちらも迫力があるので、初心者向き。
これは小さいしなんかよくわかんないので中級者向き。
これはイモムシみたいだから、上級者になりかけの中級者向き。
こいつは大きいので初心者向きかと思いきやそうでもない。
かといって上級者向けかといわれたらそうでもない。
そいつを見るくらいなら、こっちのエビでも見ておこうとなる、ある意味かわいそうなウミウシ。
そして、ウミウシ好きじゃない人はこういうことをする。
ヒトデの切れた足を持ってきて、「これ何ウミウシですか?」と聞く。
次、それやったらおしおきね。
ガッツリ潜って福岡の海最高いただきました!
(ドライのインナーに、ウォータープルーフの分厚いやつ着てるところも沖縄っぽくないww)
そんなに喜んでもらえてガイドした店長も感無量ですたい。
明日も明後日も潜るので今日見たことないウミウシを頑張って見つけるぜい。
明日はちゃんまりが「バディ」だから、しっかり頑張るんだよ。
見てないウミウシを確認しておくんだよ。
わかった?
僕はよっぴーとドライスペシャルティをやりました。
ドライSPといえば、やっぱりお散歩。
フィンなしで潜行して、フィン持ってP8まで歩く。
P8に着いたら、登る。
単独になったフラフープ。
くぐる。
逆立ちする。
くるくる回る。
他にも色々やったけど、割愛。
70分×二本やったけど、割愛。
(真面目に教えたけど、講習の内容なんかここに書けるわけないww)
まとめると、よっぴーは根がパリピで、真面目で、飲み込みが早くて、器用で、物覚えがいい。
さらにまとめると、サンライズにはいないタイプ。(琴音は除く)
なぜなら、そもそもみんな「根暗」だから。
なぜなら、サンライズのオーナーが根暗だから、しょうがないとも言える。
類は友を呼ぶからね。
RIO