きょんばんみ。
RIOだよ。
この前の日曜日、今年初登山に行ってきたよ。
鬼ノ鼻山は、佐賀の小城市と武雄市のちょうど中間地点にあるんだけど、行くまでに3時間かかったよ。
サンライズ登山部は「貧乏大学生日帰り旅」をイメージしているもんだから高速道路は使わないんだよねん。
道中長すぎて、腹が減った部長はアメリカンドッグとガリガリくんの二刀流さ。
puuuuu~~~!!
なかなかつかないモンだから、ひろしちゃん行きだけでガリガリくん3個食ってたよ。
お腹大丈夫?
ガリガリくんは意外にもカロリー低くて、66キロカロリーしかないんだよ。
だから、3個食ってもエビマヨネーズおにぎり1個分のカロリーしかないんだよね。
やっる〜〜!!
昼前にようやく到着。
みんなで登山着に着替えてたら、あれあれ??
まゆこんぐが「SHIMANO」着てるぞ〜!
まゆこんぐのコーデをみてみよう。
カッパがシマノで、インナーがモンベルで、パンツがモビー。
釣り、登山、ダイビングと3種類のアウトドアを制覇していたよ。
すげえなああああ。
今回の登山をコーディネートしてくれたのは、登山部副部長のラムさん。
(ラムちゃんのお父さんはプロの登山ガイドで、モンベルの雑誌や山の雑誌にコラムなんかを書いてて、書籍なんかも出してるんだよ!)
おいらはfacebookでお友達になったから、チェックしてるぞよ。
「のぼりが30分で下りが15分ですので、スニーカーで登れます!楽勝です!」
おいおい?
それは登山ではなく「お散歩」というんじゃないのかい?
お散歩はサンライズっ子たちの得意分野だぜ!
やった〜〜!!
ちょっとのぼると、ベロ滑り台発見。
RIOに似てるですって??
怒ったリオな。
許さないリオな。
RIOでじゃねいろ!
先に行くと階段とことこ。
十二月に咲き誇っていたサザンカが残ってたよ。
30分でちゃんと頂上が見えてきたブヒ。
ブヒ。
頂上には2匹目の鬼。
オニ!
頂上は意外に見晴らしが良かったよ。
遠くには有明海と雲仙普賢岳も見えたんだよ。
標高が435mもあったんだね。
車で登ったから全然気が付かなかったねえ。
佐賀のナイル川も見えたよ。
くねくね。
でも、ここは頂上じゃない。展望台ということ。
これで登山が終わってしまっては、腹が減らないぞ。
頂上へと向かうだに。
一旦100m降りて、100m登るのよ。
急坂だから、スニーカーの人は気をつけて。
登山道には「霜柱」なるものが踏み付けられていたよ。
この辺は寒いんだねえ。
うちらは汗かいて登ってたけどささ。
15分で本当の頂上に到着。
やった〜〜!!
奥に見える赤いのがRIO先生。
誰が赤鬼や!
景色の見え方は、鬼のところがいいね。
よし!
鬼まで戻ろう!
いい運動だに。
めちゃ暑かったけど、陽を浴びながら食べたよ。
夏夏。
昼の目玉はなんといっても副部長ラムの作った「塩パン」。
天然酵母(レーズン酵母)で作られた最高級の1品。
しっかりとした風味の小麦の味に加えて、表面のパリッと感がたまらない。
塩とバターの塩梅が食欲をそそるからボリュームはあるけれど、ぺろっと食えてしまう
販売価格にしたら一個350円くらいかな。
ラムさんは、今の仕事を引退したら、プロのパン屋さんになるらしいよ。
すごいね。
店の名前はおいらが考えてあげたよ。
「ラムパンンパムラ」はどうかな。
うん!いいよね〜〜!
てか、登山部のみんなも作れるものがあったら何か作って持ってきてね!
そういうのも登山部の魅力になるからさ。
よし、サザンカの道を戻ろう。
15分で無事下山。
お散歩完了だに。
1時間かけて嬉野にある「肥前夢街道」に向かうのだ。
ちょうど1時間走って肥前夢街道忍者村に到着。
忍者村、みんなも1回くらい行ったことあるんじゃない?
30年くらい前はCMもやってたし、めちゃくちゃ人気あったよね。
すでにさびれちゃってるけど、うちらには関係ないんだ。
うちらは「とある歌」を目的にきたんだから。
さて、なんの歌でしょ?
駐車場を降りると、嬉しそうに縄で石段を登るクノイチまゆみ氏。
まずはみんなで「顔はめ」でもして思い出を作るのだ。
後ろから撮らんでいいの!
ゲートをくぐると、うちらが聞きたかったあの歌が流れてたよ。
誰しも叶わない素早さで
誰にも見つからぬたくみさで
どんなところにも忍びこみ
どんな敵さえもあざむく
水の中でも
森の中でも
味方にかえるさ
葉隠
愛するあなたを守るため、誰にもバレずに戦うのさ〜
愛するあなたを守るため、ニンニン忍者は忍びます〜
メロディーの中に哀愁漂うエモさがたまらない。
忍者が愛する人を守るために戦っていたとは思えないけど歌詞も切ない。
おいらとラムちゃんとあやかちゃんの3人にはどハマりしてたんだけど、(特に葉隠の部分)
ちゃんまり、朝顔、まあさの3人は「何がおもろいねん?」的な顔をしてたのも面白かったね。
この歌は、佐賀の至宝と呼ばれている「徳久望」というシンガーソングライターが作ったんだってさ。
2年くらい前においらがハマっていたメルヘン村のどんぐりすの歌と、もう一個の忍者ソングを作ったのもこの人だよ。
テーマソング系じゃないオリジナルの歌も歌ってたから、聴いてみたけど・・・・・・・だった。。。
そんなのかんけえねえ!
入場料は1100両で8個遊べるチケットが1000両
合わせて2200両なり。
安いのか、高いのか、入ってみないとわからない!!
えい!
っと入ってしまえ!
園内はそこそこの広さなのだ。
全部の施設が完璧に開いていたら見るのに時間がかかるかもしんないけど、8割くらいしか稼働しとらんけん、
午後からでも十分たいね。
まずは、入り口近くにあった代官所に入ろう。
ここには忍者の歴史が展示してあったよ。
展示物の中に、武士のでかい絵が飾ってあって「武蔵」書いてあったんだけど、まゆ〇〇ぐ(名誉を守るため名前は伏せとくね)が、「たけくら」ってなんですか??って聞いてきたから、それは「むさし」って読むんだよって教えてあげた。
まゆ〇〇ぐには、武士じゃなくて、蔵の絵に見えたのかな。
基本に忠実、スタンプラリーのスタンプを集めながら、ルート通りに歩くのだ。
てか、人おらんやんか!
ニンジャ村だもの。
忍者ショーまで時間があるから、弓矢と射的とたま当てとの修行をするでござる。
みんないいところに当てられないから、プラスティック製の宝石しかもらえんでござる。
その宝石、質に入れませんか〜〜!
これ、現代のお店にあったらかっこいいでござる。
ラムパンンパムラにおいたらどうでござるか。
人おらんと思ったら、忍者ショーのところにめっちゃ並んどったでござる。
まじの満員御礼でびっくりでござる!
佐賀の人は「全員」忍者好きなんやねえ。
登場人物は、お姉さん(クノイチ)とお兄さん(髪の毛グレー忍者)の二人。
めちゃくちゃ舞台の上を走り回って、喋りまくって、暴れまくって、それを日に4回もするんだから、すごいよね。
しかも、ショーに出てきたお姉さんは、射的の受付もしてたし、ショーの受付もするしで体力いるよね。
ショーは何かの巻き物を取り合うっていう話なんだけど、早口すぎてよくわかりまてんねん。
とりあえず、忍者が扉から「ダンっ」て出てくるたびに、店長が「ヒィ!」って驚くモンだから、朝顔が爆笑してたよね。
エイっとな。
忍者ショー見た後、憧れの手裏剣を投げたよ。(板金感がすごいねえ)
まゆ〇〇ぐさんが「てうらけん」ってなんですか?
って真面目にきいてくるもんだから、それは「しゅりけん」って読むんだよって教えてあげたよ。
ここは忍者村なんだから、しゅりけんで間違いないんだよね。
だろ?
赤いところに当たれば、景品ゲットだぜ!
DONKUのあやかちゃんは当てられずじまいだったとさ。
ちゃんまりは、ばっちいもんでも捨てるみたいに手裏剣投げてたよ。
えいえいえいえいえいえいえい。
悪いことをしたウインちゃん用に、手裏剣買ったらだめだよ。
手裏剣はおじさん連中の方がうまかったね。
それを見てウインちゃんのお母さんが感心してたよ。
「なんか、おじさんってすごいんだねえww」って。
そりゃそっさ。
おじさんたちは遊んできた歴が違うんだから。
そんでもって、お化け屋敷に入ったよ。
お化けおらんのに、店長が「ヒィ!」って言うし、まゆこんぐが「ぎゃゃ〜」って言うし、結構盛り上がったね。
次はからくり屋敷。
人が大きくなる部屋からスタート。
元々大きいでござるが。
忍者無限地獄。
他には、隠し扉を見つけたり、忍者の変身見たり、立てない椅子に座ったり、坂道を登るボールがあったよ。
どの部門もそれはそれは使い込んでいたねえ。
何十年もの間、忍者好きの子供達を楽しませてきたんだなあって、なんか感慨深かったね。
修行スタンプが余ってたから、再度射的修行をして、竹トンボをゲットでござる。
うまなっとるでござる。
そんなこんなで閉店ギリギリまで遊ぶ大人たちでござる。
スタンプラリーもぜんぶ集めたでござる。
そしたら、帰りに子供しかくれんはずのカード3枚ももらったでござる。
忍者村、太っ腹でござる。
閉店ギリギリまでおったら、駐車場にはうちらの車しかおらんかったでござる。
体が芯から冷えたので、大衆の味方、シーボルトの湯であったまったでござる。
さすが、観光地の日曜日とあって、飲食店がどこも満席。
結局、佐賀の鹿島まで戻って食べたでござる。
鹿島はおいらの父方の実家だけど、それはもう田舎でござる。
要は人が少ないでござるよ。
夕飯のお店はいい感じのところをラムちゃんが見つけてくれて最高だったでござる。
ラムちゃんはお店を見つける天才でもござるよ。
そこから、下道と三瀬峠で帰ってきたでござる。
帰り着いたのは21時30分でござるよ。
ぶっちゃけ、登山よりも、忍者村よりも、疲れたのは「運転」だったでござる。
運転が長いのも楽しくていいけれど、一旦、三月の登山は「近場」をめざすでござる。
(二月は雪が危ないから山には行かんでござる)
毎回遠かったら、登山自体が嫌になりそうでござるからのう。
遠いところと近いところが交互がよかでしょうのう。
おいらの性格からしてでござるが。
てこと!
RIO