こんにちは、前田です。
昨日、開催予定だったリアクティベートリフレッシュコースがキャンセルとなったので、スタッフだけで志賀島に行ってきました。

夏の賑わいが終わり、貸切の白瀬。
遂にアンドンクラゲが1匹姿を現しました。

浅場のミルが光合成していて、深い緑が大変綺麗でした。

浅場のコノハミドリガイも光合成していました。

水深1mのところに夏限定のぷっくりしたシラユキモドキが緑藻食べてました。

浅瀬でキイロウミウシが巨大化していました。

浅場の水温は30℃あり、魚は殆ど見ることができません。
浅場で観察できる魚といえばゴンズイにベラにクロダイといったところ。

あとは泳ぎの苦手な小さな魚たち。
コケギンポに

タツノオトシゴくらいかな。

メバルも居なくなりました。
玄界灘の魚たちにとって水温30℃は地獄。
泳ぎの得意な魚たちはみんな水温が一定で、潮当たりのいい場所に逃げて行ってしまったようです。
さて、そんな場所が白瀬にあるのでしょうか。
ありました。
イサキグルグル岩。

中島さんが前々回くらいに見つけたエリアで、このエリアは水温25℃台をキープしていました。
ちょっぴりひんやりするこの一帯だけに魚が群れてました。
イサキちゃん

ぐるぐるしてました。

ぐるぐる。

けっこう型のいいイサキ。
満ち潮で流れが無ければケーソンみたいに固まるのかな。

このエリア、写真を見てもらえばわかる様にイサキだけじゃなくてネンブツダイもすごい群れてました。

それらを狙う根魚やミノカサゴにオニオコゼなんかも多く見られました。

時折キビナゴの群れも入ってきたりして、夏の白瀬とは思えない賑わいでした。

暑いのが苦手なカジカ科の魚たちの活性も上がってるように感じました。

メバルもたくさんおりました。

サンライズの代表中島が、夏の白瀬の最後の楽園見つけましたので、これは自分だけで楽しむのはもったいないと、この日は目印ブイの設置をしてきたわけなのです。

遊んできたのではありません。
真面目なサンライズのスタッフ。
ちなみにこちらのイサキぐるぐる岩、ブイの横には赤と白のヤギに白いウミカラマツ。

ブイの背面には大きな海綿とオレンジ色のヤギがいくつもあり、

岩の先端にはピンク色の大きなウミトサカがあります。

ブイが無くなってしまってもわかる様に目印もチェックし、簡単な地図も作成していますので、バディダイビングで行ってみるもよし。(けっこうエアー使います)
まずはガイドをお願いするもよし。
イサキの居るうちに、北風で志賀島に入れなくなる前に見に来てくださいね。
では、また明日。
ちなみにこの日、急ぎ足での2ダイブでしたが、P3付近にはハコフグの姿があり、

P4付近には人気のフジナミウミウシの姿もありました。

可愛い生物とも出会えます。
ではまた明日。


