こんばんは、店長の前田です。
昨日あんなに暖かかったのに、今日は冷たい北西の風が吹き荒れてます。
毎年秋の季節風、北東の風が終わると北西風にかわります。
その頃に漸くレンタルスーツもドライスーツへの衣替えしなきゃなと動き出します。
ま、講習生は今月いっぱいウエットスーツですけどね。
玄界灘の海をホームグラウンドで潜る私たちはドライスーツが必須。
生まれつき華奢で昔から運動らしい運動は何もしてこなかった寒がりの私は、ロクハンを愛用するまでは7月2週目から9月末の2ヶ月半しかウエットスーツを着ていなかったので、それ以外はドライスーツを着ていることになります。
しかしロクハンを使いだしたことによって随分とドライスーツの期間を短くすることができています。(現在は5カ月半くらいロクハンなので腰や肩の負担も軽減されています)
昨日も水温22~23℃を1ダイブ130分、寒さを感じることなく潜ってきました。
着たことない人には理解できないかもしれませんが、スキン生地が生地同士ぴったりと密着するので水中で水の出入りが殆どありません。(ジャケットはかぶりに比べてかなり水が入ります)
かぶりで潜ったこの日、上半身に水が入っていることを感じたのは潜水から40分ほどたってからのことです。
水中での圧倒的な保温性に加えて、陸上でも生地はすぐに乾き気化熱を奪われずぽかぽか。
生地に水を含まないから清潔で一日中着ていても気にならず、動きやすいのも良きです。
難点は着脱のし難さだとよく言われますが、慣れると普通のジャージのウエットスーツよりもうんと着脱しやすいです。(慣れるまでは破ったりスーツの中で溺れかけたりする笑)
何故ロクハンのことを急に語ったかと言うと・・・そう、ロクハンのかぶりを新調したからです!
見た目は全く一緒なんで誰にも気付いてもらえないのですが、人知れずロングジョンもジャケットもかぶりも全て実はマイナーチェンジを繰り返しています。
昨日は天気もいいしこの時期にしては珍しく海も穏やかだったこともあり、新しいかぶりと前に購入して数回しか使っていなかったINONのクローズアップレンズを使ってみたかったこともあり、白瀬にくりだしました。
なんでこんな日に誰も来ないんだろう。
北風ビュービューの日に寒い寒い言いながら来なくたっていいのにって思ってしまうけど、みんな他に優先するものが多いから仕方ない。
『海況が良いから明日は仕事休みます!』
なんて言って通用する会社で働ければいいけど、そんなところは鈴木建設くらいではなかろうか。
海況が良いから海行きます!が通用するお仕事で良かったです。
ちょっくら水中散歩してきましたので、その様子をお届けしておきます。
志賀島のメバルは知床のメバルと違ってダイバーが嫌い。
今年はこれまでにないソラスズメダイの数の多さ。
チョウチョウウオや
ハタタテダイも多くて
写真は無いけどアケボノチョウチョウウオなんかも見れました。
この前の日に潜った時は気付かなかったけど、いつものP1のイソギンチャクエビが2匹に増えていました。
このままここで成長してふーみんの節穴の目にも簡単に見付けられるくらい繁殖して頂きたいですね。
沖に行っても透明度は良好。
ネンブツダイにイシダイ・イシガキダイ、イサキも多かったです。
どこの海でもイサキが釣れているそうですね。
岩陰にはアナゴがひそんでいたり
この日は私一人だったのでマダコが卵を守っている姿をかなり長い時間観察していました。
休むことなく器用に足と吸盤を使って奥の方の卵まで満遍なく卵のお世話をしていたので感心しました。
孵化するまでの1ヶ月間、サンライズはマダコ母さんを応援しています。
いつものサキシマウミウシの触角の間にひょっこりとピンクのウサギが居ました。
最近ウサギに縁があります。
ウミウシも増えてきてて、探すのが楽しい季節もすぐそこ。
タツノオトシゴのチビ達は色んなところでひっそりと成長を続けています。
これから益々厳しくなる玄界灘で、頑張って成長してほしいものです。
結局この日は、素潜り&スキューバで一日サンライズの貸切の白瀬でした。
次はこちらいつ潜れるかなー
この週末は連日辰ノ口です。