スナビクニンという魚をご存知ですか?
体の色は薄い茶色だったり黄色だったり肌色だったりします。
そして、点々があったり、線が入っていたりとまちまちな感じでバラエティにとんでいます。
目が退化気味なのも可愛いですね。
北の海では10センチ程度まで大きくなりますが、志賀島(白瀬)や唐津(捨て瀬)で見れるスナビクニンは、1センチ程度です。
尻尾がくるっと丸まるので、クサウオに似ています。
寝ているときに尻尾が丸まっている感じやぬめっとしている感じは深海魚の特徴ではありますが、
スナビクニンは浅瀬を好む浅海魚なので水深10m以上ではみかけません。
スナビクニンは逃げ足が早いため、驚かすとすぐにいなくなってしまいます。
驚かさないよう丁寧に丁寧にワカメの根本にあるメカブをそーっとめくりましょう。
写真を撮るときは誰かにめくってもらって、動かさないようにしておきます。
見つけるポイントとしては大きなメカブからめくっていくようにすると見つかりやすいです。
なので小さいメカブが多い唐津では見つけるのが大変だったりします。
スナビクニンは昨年ほとんど見つけられなかった気がしますので、今年は最低でも3色以上見つけたいと思います。
唐津で一色、志賀島で二色くらい見つけれたら最高ですね。
実物のスナビクニンを見つけると「そろそろクソ暑い夏が来るな」と実感します。
海の中は春でも季節は初夏ですからね。
(スナビクニン探しの最盛期は5月です)
最後にスナビクニンの魅力ですが、
ワカメの妖精みたいで素敵→運気があがりそうな気がする
ぼーっとしているやる気のない顔→でもすばしっこいからなんでやねんと思う
見つけた時の達成感→ポケモンGO感があると思う
いつの間にかいなくなる→死んだのか移動したのか気になる
RIO