スタッフ日帰り慰安旅行 in 天草 1/2 4/OCT/2020

僕はあたらしいことを考えてそれをみんなに提供するのが仕事です。

なので、生きながらにしてあたらしいことばかり考える癖がついています。

たとえば僕が中華料理屋の店主だったとします。

来年の新作は日南マンゴー焼売にしようと思ったら、精一杯、味と形を想像して試作を作っていきます。

途中マンゴーがキウイになったり、焼売が濡れ煎餅になったりと大変な作業を経て、商品として出せる形ができあがると、僕は自信を持ってそれを店長へと渡します。

店長はそのサンプルを手に取り、(悪態をついたり、ため息をついたりするのかな?)

サンライズのひとたちにそのままの味と形で売りだすこともあれば、外見を変えたり、中身を変えたりして売りに出すこともあります。

いつしかそれが定番化してくると、非常勤スタッフのひとたちも味見をして、同じものを作ろうと努力するわけですが、それはなかなか難しいことです。

僕や店長とおなじようなスキルや知識があるものとして作られているわけですから。

非常勤スタッフの人たちが作ったものは、一部がまだらだったり、研ぎ澄まされすぎていたり、相反するものが混在していたりします。

僕はコピー商品ばかりを売りたいなんて思ってはいないのですが、さすがにこれはちがうだろうと首をかしげることがあります。

そんならちのあかない焼売だったとしても、「これはこれでうまいよ」と寛容に食べてくれるサンライズのひとたちはほんとうにえらいなあと思います。

サンライズのひとたちは自分たちで考えて行動するから人間ができているんでしょうね。そんな人というのは実際には少ないと思います。

 

非常勤スタッフという名をつけてはいますが、コアな研修生という立ち位置でがんばってもらっていますので、そこにはいつでも勉強がついてまわります。

でも勉強ばかりだと息がつまりますし、疲れてしまうので、たまには思いっきり遊んでリフレッシュしてもらおうと今回の旅行を企画しました。

こういう特別な旅行というのは言わずもがなサンライズが培ってきた濃縮エキスがつまっています。

それを惜しげもなく味わえるのは非常勤スタッフの特権です。がんばった甲斐がありました。

新鮮な刺激を受け取ってほしいという願いも込められています。

 

朝の6時にサンライズに集まった面々。

そこで天草にいくことを告げられました。

今年の夏に頑張ってくれたたつぼうは長期出張のため不参加でした。残念ですがそれもまた人生です。

サンライズ 天草ダイビング

 

以前、お世話になっていた、とどろきまんたろうに寄ってみました。

ちょっと見ないうちに廃屋化が進んでいました。

建物に近づくとまあさの手料理がぱっと頭に浮かびましたが、それは遠い昔のようにも感じられました。

サンライズ 天草ダイビング

 

3時間半かけてついた先は妙見ヶ浦。

天草屈指の地形のポイントです。

この日の風向きが宮崎ではないと告げていましたので、こちらは完全なベタ凪でした。

サンライズ 天草ダイビング

 

僕はT-WING。骨組みに手を加えていくと、ようやく馴染んできました。

サンライズ 天草ダイビング

 

店長はアウトロー 。ドライになるとSプロは封印です。

サンライズ 天草ダイビング

 

コンバットさんは目の具合がよくないので、海には入れません。

自慢のSONY α6500を持って撮影係。

サンライズ 天草ダイビング

 

行きは崖を降りて、ゾウさん方向からエントリーです。

台風で足場が崩れていました。

サンライズ 天草ダイビング

 

シリンダーを背負って不揃いな岩のうえを歩く技術も必要です。

でも、頑張ってこちらから入るとゾウさん岩の水中地形が綺麗に見れます。

サンライズ 天草ダイビング

 

水温は25度。志賀島とそう大差はありませんが日差しが強いのであたたかく感じます。

サンライズ 天草ダイビング

 

洞窟の前まで泳いで潜ると、目の前にはくっきりとしたクレパスが広がっています。

サンライズ 天草ダイビング

 

砂地の上にくると、ねっころがりたくなります。

サンライズ 天草ダイビング

 

洞窟へと切れ切れにはいってくる光が空気のリングに当たってとても綺麗でした。

サンライズ 天草ダイビング

 

サンライズ 天草ダイビング

 

洞窟には定番のハタンポが群れていました。

ハタンポは僕が好きなさかなのひとつです。

サンライズ 天草ダイビング

 

このポイントは透明度がよくてサンゴが少ないので生物があまり定住していません。

その代わりにウツボ が住んでいました。

よくみると可愛い顔をしています。

サンライズ 天草ダイビング

 

胴が太くて顔が大きいのでなかなか見応えがあります。

あたりまえですが、この褒め言葉は人間に向けると褒め言葉にはなりません。

サンライズ 天草ダイビング

 

僕はここでめずらしいウミウシをみつけました。

サンライズ 天草ダイビング

 

これです。

「アメフラシですよ」と強く教えられましたが、たとえそれがアメフラシであったとしても僕にとってはめずらしく見えたんですからそれでいいんです。

そんな自主規制めいたことを求めるというのは、最も巧妙で陰圧な抑制です。サンライズ はもっと洗練されて成熟したお店にならないといけないんです。

サンライズ 天草ダイビング

小夏はしっかりうなずいていました。

 

ゾウさんの岩からもうひとつ沖の岩までくると、またもやクレパスがあります。

サンライズ 天草ダイビング

 

そこまでくると、たびたびブリとカンパチの群れに遭遇しました。

サンライズ 天草ダイビング

素手にして手を振ると向きを変えてよってきます。

 

一風変わったトラウツボ もいました。

ダイブショップサンライズ 天草ダイビング

 

ゴールデンモーレー(命名)もいました。

サンライズ 天草ダイビング

 

ツマグロ岩をぐるりと回って(ここは僕の嫌いな水深15mなので急ぎ足)最後のクレパスにくると大きなヒラメがいました。

ぜんぜん逃げないので、その大きさを観察できます。

サンライズ 天草ダイビング

 

実をいうと、僕はここにきて初めてウツボ をみました。

サンライズ 天草ダイビング

 

ウツボ はなんども見たから別に教えてもらわなくてもいいと言われたので、ひとりきりでウツボ と向き合いました。口を開けて威嚇されてもそれがウツボだから別に気にしません。

サンライズ 天草ダイビング

 

僕はこのウミウシを見ていません。

店長はどんなに生命感が薄い海でもしっかりウミウシを見つけてきます。ほんと感心します。

サンライズ 天草ダイビング

 

反対側からエキジットしました。コンバットが遠くの海岸から歩いてくるのが見えました。

サンライズ 天草ダイビング

 

濡れて重くなったBCを背負ったままこっちにくるまで待ちました。

顔がなんどもひきつりました。

サンライズ 天草ダイビング

シャッターチャンスを逃しまくるカメラマン、コンバットさんありがとう。

 

さっと水を浴びて移動します。 こんなときは正直ドライが快適です。

サンライズ 天草ダイビング

 

どっちにしても、これ買っといてよかったです。

サンライズ 天草ダイビング

 

明日へとつづく。

 

RIO