ここ最近の日常は、運動一色となっています。
なかやまきんにくんのYOUTUBE動画に励まされながら、ジムで行う、筋トレと有酸素運動をおこなっています。
有酸素運動は毎日まんべんなく行いますが、筋トレはセパレートしています。
第1日目は背中と肩後方。2日目は大腿四頭筋と内腿と外腿。3日目は胸。4日目はハムストリングとふくらはぎ。5日目は肩。6日目は上腕二頭筋と三頭筋と前腕。7日目は腹筋。
ダイビングが終わった後でも、限界まで追い込むので、とにかくめちゃくちゃ疲れます。
帰ってきて、スマホのブルーライトを浴びまくっても、枕に頭をつければ、10秒で眠りにつけます。
朝起きますと、体のあちこちが重くて起き上がりにくいですが、頭はすっきりしていて、最高の状態の目覚めを味わうことができます。
朝食はブロッコリー、トマト、鶏の胸肉、卵、MCTオイル。
パリパリの海苔と海藻の佃煮とお漬物で、もち麦入り白米、あるいは発芽酵素玄米をいただきます。
デザートはリンゴ、バナナ、ナッツ。
お腹が減ったら、鮭とば、ゆで卵、豆腐ひじきバー。
この生活に変えてから、甘いものが欲しくなりませんし、イライラすることも格段に減りました。
肌の調子もいいですし、10年以上悩まさ続けた汗疱性湿疹も出なくなりました。
そしてなにより減圧症の症状がゼロになりました。
要因としましては、脂肪が減り、筋肉が増えたというのが大きいでしょう。
筋肉の80%は水分ですので、窒素吸収の許容量が大きくなり、筋トレ効果で血流がよくなっていますので、窒素の排出が早くなったのではないかと思われます。
この運動生活には僕なりのルールがあります。
それはすべての栄養素は、「食事からまかなう」ということです。
筋トレといえば、プロテイン、BCAA、アミノ酸、クレアチン、ホルモンブースター、亜鉛などのサプリメントが必須みたいになっていますが、僕はあえてこれを拒否しています。
僕の性格上、そういったサプリメントを摂り出しますと、筋肉や運動のことばっかりに意識が向かってしまって、本来の目的に到達できなくなってしまう、ということになりかねないからです。
さて、本題。
この日は、たちばなさんがDMになってはじめてガイドする日でした。
第一号のお客さまは、縁ふかし、じゅんこさんです。
トリトン時代から、何かと一緒になることが多かったふたり。
前世では、親子か兄弟だったのかもしれませんね。
じゅんこさんが沖縄に旅立ったあとでも、この縁はしつこく続きそうです。
こちらはなかやまきんにくんに、はまったふたり。
パワー!!
中性浮力SPとドライSPの復習ダイブです。
ことねは最近、2時間をかけて徒歩で通勤し、夜な夜な腹筋をおこなっています。
その成果は抜群で、足を抑えなくても腹筋できるようになっていました。
プランクも1分間できました。
すごいです。
この子は口舌三寸ではなく、根性と気力があります。
最近の僕はことねのパーソナルトレーナーみたいになってきていますね。
僕とことねが潜った様子はさておきまして、まずはたちばなさんのブリーフィング。
水中地図はきっちり家康を出していました。えらい。
鉄柱に向かって泳いで、帰ってくるルートを説明していました。
ここは北東の風はしっかりかわすので、おだやかそのもの。
透明度もグッド。最高のコンデイション。
これは期待できます。
ブイつけはガイドの仕事。
ブイをつけるときは、ロープをほどいてからつけよう。
無理に沈めると、ブイが沈んで、水圧で破裂します。
そのブイ古いからね。
ブイを取り付けたところは水深4m。
そこから浅瀬に戻って、水深2mのところまで戻ってきた。
どうしたんだい?
そのまま岸壁に沿って泳ぎ出した。
そろり。そろり。
序盤から浅瀬をせめていくと、時間が足りなくなるんじゃないのかい?
それにここはゴミが多くて、この時期それほど魚もいないし、岸壁には海藻がついていないから、オトシゴも出てこないぞ。
なにを撮っているんだい?
ガイドの仕事はまずお客さんを楽しませることだよ。
スレートを出さなくちゃ。
15分かけて鉄柱に着いた。
たちばさん、なにも教えてくれないから、じゅんこさんひとりでウミウシ見つけて楽しんじゃってるよ。
おもしろい光景に出逢ったら、気の利いた一言を書いて場を和ませていこう。
サラサウミウシとクロシタナシウミウシは指でさしてくれたけれど、スレートをつかったのはこの一回だけ。
「そろそろ戻りましょう」
もうかえるんかい!!
水深18mに3分滞在。
今の時期、深いところに面白いウミウシがひそんでいるのに、もったいない。
ゆっくりゆっくり15分かけて、今きた道をアメフラシのように泳いでいく。
ダイブタイム45分でエントリー場所付近まで戻ってきた。
そのとき、じゅんこさんはまだエアーが120残っていた。
たちばさんは体が冷えて先に浮上。
店長とじゅんこさんは、そのまま継続。
じゅんこさんの見たかったウミウシをみつけるために、ツノみたいな海藻を調べた。
するとすぐに見つかった。
コマユミノウミウシ。
ミドリアマモウミウシ
水深2mくらいのところにいたみたいです。
目が見えますね。
かわいいなあ。
ノトアリモウミウシ。
春だなあ。
たちばなさんは、残圧を一回も聞きませんでした。
それだけでなく、後ろをほとんど振り返らず、生物の名前や生態を1匹も紹介することなく、ただただ泳いで帰ってきただけ。
しかも、生物がいそうなルートではなく、自分が迷わないルートをいくという。
さらには、お客さんを置いて先に帰る。
これでは、バディダイブとなんら変わりがありません。
ガイドテストのときのサービス精神はどこにいったの?
できるのに、やらないのはなんでなん?
DMの資格とったら、どうでもよくなったの?
こんなことでは、プロとしての自覚が疑われてしまいますよ。
1本目。
僕とことねは砂地を攻めた。
ことねは足の脂肪が減ったおかけで、バランスがよくなり、コロコロフワフワローリングアタックをしなくなりました。
前につんのめって、足が浮くこともなくなりました。
順調に砂地と岸壁の間を降りていきまして、水深19mのところから岩場にいくと、ウミウシが好きそうな海藻が生えていました。
ミズタマ発見とおもいきや、これは、コソデウミウシでした。
コソデつながりで、クロコソデウミウシもいました。
すると、その先にいました。
マルマル太った、ミズタマウミウシ!!!
でた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
琴音のスマホで撮影。
これは僕が撮ったミズタマウミウシ。
たーへーだなあ。
これまでの経験上、ことねと潜ると運気があがるのは間違いありません。
あすかがいなくなった今、サンライズ一の強運の持ち主はことねでまちがいないでしょう。
そういうのって、やっぱりあるんだにゃあ。
2本目は全員でミズタマウミウシをみつけるダイビング。
ガイドはRIOだけど、見つけた時点で、解散パターンです。
砂地に生えてきたコケムシを探していると、すごいやつを店長が見つけた。
ハナイカだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
18mくらいのところにいた。
2月に見たのははじめて。
こんな寒い時期にもいるんだね。
元気いっぱいで、色も変えてくれました。
ことねと潜ると不思議なことがよくおこる。
そして、深いところに到着。
ミズタマウミウシを探し始めてすぐに、たちばなさんは寒さに耐えれず、ひとり先に帰っていきました。
ガイド中、こんな深いところにお客さん残して、帰ることなんて絶対できないんだから、そろそろドライが必要かもしれないよ。
もしくは、筋肉と体重を取り戻して、寒さに強い体にするのか。
さあ、どっちなんだい??
そのあと、四人でミズタマウミウシを探しましたが、見つけきれませんでした。
残念。
かわりに、シュスヅツミはいました。
今の時期からが玄界灘のベストシーズン。
今年もミズタマウミウシもいっぱい出てきそうな予感がしています。
楽しみでなりませんね。
じゅんこさんとたちばさんのお別れの図。
次回会うときは、もっとおもしろいガイドがんばりますの図。
RIO