こんばんは、まゆこんぐです。
昨日のゲストは偶然私と小夏のふたり。
特に深い意味はないですが、久しぶりに立神岩にでも行ってみようかということで潜ってきました!
私も小夏も潜る機会を逃していた立神岩。やっとその日が来てよろこびの舞。
小夏は張り切って、ガイドしてくれる中島さんを慕う気持ちを体現したのか、兄弟のような見た目で登場してきました。
・・・・・。
来ました。立神岩。
迫力のある柱状節理と澄んだ青い海、青い空、良い意味で整えられていないゴロゴロ岩。
胸が高鳴ります。
この日は12時過ぎから5mの北風が吹く予報で、北風の影響をまともに受けると私たちの体は岩肌に叩き付けられるだろうということで途中で水面休息をし、立神岩周辺を往復するコース。
風は少々ありましたが、水中はうねりも流れも全く無し。とても快適でした。
透明度は8~10m。
壮大な地形と風の影響を受けて水面でバシャーンと立った波が下からみて本当に力強くずっと見ていたい景色でした。
このポイントには洞窟が3つあります。どれも幻想的で美しかったですが、個人的には3つ目の洞窟がいちばん好きでした。
いちばん最後の洞窟の入り口は紅藻たちが歓迎してくれるかのように茂る。
生物は数が多いわけではないですが、魚はネンブツダイやメバルがちらほらいました。
進むと岩の隙間から綺麗な光のシャワーが差し込んでいました。
見上げると青い空。深呼吸をしたくなりますね。
更に進むと途中浮上できる場所もあり、天岩戸を連想するような空間でした。
洞窟の中はもちろん、どこにでもいたのがユビウミウシ。
私がダイビングを始めた2017年頃は当たり前に白瀬でみることができていたユビウミウシ。
ここ数年ぱったりみることがなかったので、久しぶりの再会にちょっと感激したし改めてしっかりみるとリンドウに似てる感じがしてキレイだなと思いました。
泳ぐ姿はヒカリウミウシ同様プリプリしていて可愛かったです。
こちらは小夏がおしえてくれたリュウモンイロウミウシ。夏ですね。
季節感を感じるウミウシで、居たら「おお~」となるけど、なんかあまり柄に惹かれません。
あからさまに顔に出てたみたいで小夏が少々腹かいてました。小怒小夏。ごめんね。笑
こちらも夏の景色。
拳2個分くらい固まっていたのでびっくりしました。
更にびっくりしたのはタツノオトシゴが居たこと。小夏がみつけてくれました。
今まで立神岩でタツノオトシゴをみたことは一度もなかったんだそうです。
小夏は生物の細かい瞬間や些細な変化に気付きやすいと感じます。
オハグロベラの喧嘩や
ネンブツダイの口内保育
岩の隙間にぺトンと貼り付くクサフグ
クラカケモンガラ(玄界灘に!!)
生物の変化や瞬間に敏感だと感じます。
だから模範的でない斬新でおもしろい写真をたくさん撮るのだろうかと思いました。
小夏は少々口下手なところもありますが、水中では頼もしいし安心感があります。
立神岩はダイナミックな地形と種類豊富な生物がいて面白く思いましたが、カイソウも種類が多く飽きない景色をつくってくれていました。
特にこれ。荒波が立つところに生えるスガモ(枯れかけ)。普段みることのできないものをみることができて印象的でした。
ほんとあっという間の時間で楽しかった。
普段憎たらしいことばかり言ってしまうふたりですが、憎たらしく満面の笑みしかこぼれずエキジット。
次立神岩に潜れるのはいつかな?
ぜひ興味のある方はリクエストしてみてください⚘