約1ヶ月ぶりの長崎辰ノ口でした。
こないだの火曜日、勝手に仕事を休んで寒いところに釣りに行った中島さんはインフルエンザ疑惑で今週いっぱいは念の為お休みしてもらっています。
わたくし老体に鞭打って頑張っております。
どーも、マエダサチコです。
ここ数日の強い北西風で『スーパービーチ』の異名を持つ辰ノ口も時化て入れなかったらしいです。
しかし!!!
昨日は凪ぎましたーーー!
安心してください、盛り上がってますよ。笑
こちらの人も仕方なくダイビングに来たのではありませんよ、自ら予約してTUSAのプロ仕様のBCを新調して来たんだから。
ドライスーツはおさがりなのでピタピタ仕様。
ぱっと見ウエットスーツに見えなくもなく、寒いのが安易に想像できる。
バディのふじこはぬくぬくハイスペックドライスーツ。
ここ数日の時化&しもみんが居るということで濁っているかと思って入った水中ですが・・・
むっちゃきれいでした。
水温も17℃とあたたかい。
生物も多いし、対馬暖流がしっかり入るここ辰ノ口の海と、玄界灘との違いを見せつけられた気がしました。
私はあゆみん&ふじこのガイドを担当し、1本目は浅瀬で楽しんできました。
オオモンカエルアンコウ健在。
じっくりと観察できる見やすい場所に居てくれて良かったです。
カエルアンコウ初見のあゆみんも興味津々。
『可愛くはないけど全然動かなくて面白かったっす。』
『どうせならエスカ(疑似餌)ふってるとこ見たかったっす。』
と、興奮してましたね。うんうん。
生物観察生態観察好きのふじこは、『わたし1時間ずっとカエルアンコウでもいいです』と、こちらもまた見入っていました。
しかしまぁちょっと1時間は見れないので、15分程度にしておき、同じエリアに居たキカモヨウウミウシとか
多肉植物みたいな海藻、タカツキヅタなんかを見てきました。
海藻も年々変化してきて見たことのない種類の海藻を目にすることも増えてきました。
そして海藻が増えると一気にウミウシが増えます。
三本根エリアまでいってきたけど、この時期珍しいサガミイロウミウシや、
産卵中のゴマフビロードウミウシ、
浅場では珍しいハナオトメウミウシなどなどが観察できました。
そして!
ふじこが激レアの白ゴマを見つけてくれました!
周防大島でしか見たことの無かったゴマフビロードウミウシの白バージョン。
現地のスタッフに聞いてみると、白はたまにしか見かけないレア種とのこと。
ラッキー。
2本目は深場で地形を満喫。
群れを満喫。
ニシキウミウシの幼体を観察。
いつもの毒魚を観察。
コケギンポやらオキナワベニハゼなんかも見てじっくりと遊んできました。
水温も高く、流れもうねりもなく、海況も透明度も良くて気持ちのいい海でした。
実はこんな日に潜れるなんてなかなかないんですよね。
気温も水温も下がり始めたばかりの頃は、体が慣れてないので寒く感じやすいけど水温はまだ17℃。
冬の玄界灘、例年であれば水温10℃くらいまで下がるので、今のうちからしっかり冬の寒さ対策を行って体を慣らしておきましょう。
あ、昨日こちらのお2人は『独立系バディダイビング』という新しいダイビングのスタイルを確立させて、地形の勉強をしながら楽しんできたようです。
みなさま、ご参加ありがとうございました。
年内の営業は30日までです。
来年の初潜りは1月6日。
25日・28日・29日・6日はダイビング予約可能です。
例年年末年始の透明度は抜群です。
ご予約お待ちしていまーす♪
ではまた明日。