観光ついでに、遠方から潜りに来られるお客様は年に数人いらっしゃいますが、ショップ単位となりますと、
創業以来一度も経験がありません。
まさかではありますが、この度、所在東京のスクーバダイビングアドベチャークラブ様が「玄界灘の海」に潜りたいというご要望をいただきました。
ご存知の通り、ダイブショップサンライズは都市型であります。
これはどうしたものかと悩みましたが、こんな貴重な機会はないと思いまして、丁重にお受けすることにいたしました。
ここで一つ疑問が生まれました。
現地のダイビングショップではなく、なぜ、福岡のショップを選んだのかということです。
いくら考えても答えが出ませんでしたので、店長さんに聞いてみました。
すると、以下のような答えが返ってきました。
1、福岡の繁華街でガンガン飲みたいし、夜更かししたい(今日も帰りの車の中で宴会されてましたww)
2、サンライズというダイビングショップが伊豆にあり、親近感が湧いた
3、オーナーがイケメンだったから(嘘)
僕が、南国で働いていた頃は、ショップツアー引率は定期的に行っておりましたが、ショップさんのご要望にお答えしながらのガイドやサービスはどうやってやっていたのか、完全に忘れていました。
思い出しながら潜らないといけないなあと思っておりましたら、
「どんなダイビングでも受け入れます」との甘いお言葉を頂きましたので、気を楽に、ガイドさせてもらった所存でございます。
というわけで、1本目はハルさんの強いご要望により、七ツ釜に行きました。
ちなみにですが、いつものダイビング船はプロペラ故障とのことで、新艇が出陣。
サンライズのハイエースも昨日の夕方、ラジエータが壊れて入院中です。
初めて乗りましたが、普通に使いやすかったですし綺麗でした。
みなさん、ロクハンで潜られていたので、ロングダイブはNG。
フードかぶってない人もいましたw
グローブもなしとは強気ですね。
なので、急ぎめで七ツ釜の7番に入りました。
6番と7番の通路付近で記念撮影。
頭上には柱状節理
1回出ました。
七ツ釜の公園からでは絶対見れない景色。
次、5番に入りました。
イカまるが絶対入ってこれないところまで突き進みました。
洞窟苦手な人は絶対無理です。
2本目は、ケーソン。
イサキが最盛期の1/10くらいでした。
しかも、生物そのものの気配がありませんでした。
空白の5月ですね。
下の方もうろうろしてみましたが、何もいませんでした。
途方に暮れる図。
ケーソンの内側も特に異常なしでした。
それでも何かを見つけて撮ってくれてました。
こりゃ困ったなあと思っていたら、ちょっと派手なセトリュウグウウミウシくんたちが慰めてくれました。
ありがとう。
よかった点としては、店長の昨日のお酒が抜けましたww
AM10時からPM10時くらいまで飲んでいたらしいです。
ひでみさん特製のグリーンカレーも美味しくいただけたようでよかったです。
わたし、超大盛り食べました。
3本目は馬渡島の大瀬に行きたかったんですが、大瀬周辺は、流れが早すぎて、風波とぶつかってうねりが出ていました。
あきらめて、ケーブに入りました。
ケーブも、ケーソン同様、床掃除されたのかと思うほど生物の気配がありませんでした。
自然なので仕方がありませんね。
イソギンチャクの床。
そこにいた、2匹のクマノミが全盛期のWINKに見えました。
アンカーに戻ったはずですが、そこにアンカーはありませんでした。
浮上すると、ボートは沖の方にいました。
どうやら、後ろのアンカーが外れたようでした。
流れに乗りながら、泳いで帰りました。
いい思い出です。
明日に続く。
RIO