昨日は志賀島白瀬でウミウシ★ラボ。
今月は第一水曜に開催できず、前回の3月1日から一ヶ月半後の開催となりました。
透明度は2~3mくらいだろうと全く期待していなかったのですが・・・
とても水が澄んでいたので驚きました。
ワカメは少ないけども、海藻はいきいき。
海藻にウミウシの卵が産みつけられていたり、
最近めっきりお目にかかっていなかった大きなアメフラシも海藻をむしゃむしゃしていました。
メバルの子供たちの群れもあちこちで見ることができ、完全に魚が増えました。
こんな日は魚や水中の地形景観を観察して泳ぐのが楽しいのかもしれませんが、ワカメに埋もれてウミウシ探しも乙なものでしたね。
●実施日:2023年4月13日
●気温:23℃/晴れ
●水温:15~16℃
●波浪:北西1m→0.5m
●潮汐:小潮
●参加者:きゅう会長・前田
●調査エリア:志賀島・白瀬
①ウミウシ岩周辺→P8→立岩(85分)max8.8m
②P7・P4・P5(85分)max14.6m
●観察できたウミウシの数:37種
(種類も減ったけど、数が減った印象)
前日強い北風で海が時化ていたこと、この日も浅瀬はうねりが残っていたこともあり、浅場のウミウシがかなり少なくなっていました。
とくに多かったのはサガミミノウミウシ。
昨日は浅場よりも深場の方が種類も数も多く観察できました。
普通種も浅場ではあまり見られなかったですね。
キイロウミコチョウは今年数が多いです。
昨日は10個体ぐらい見れました。
レア種も変わりつつありますね。
ユビウミウシなんか最近あんまり見られないもんな。
ミノウミウシのシーズンは完全に終わりかけてて、
アカエラミノウミウシもサクラミノウミウシも最後の力を振り絞って子孫を残している様子。
先月あちこちに居たクロイバラウミウシも同じく、その数は減り、
たまごだけが増えていました。
昨日のBLOGにあった通り、今シーズン初のミズタマウミウシがP7で2個体観察できました。
昨日は効率重視で潜ったので、P7への滞在時間5分ほどでしたが2個体観察できたので、じっくり探せばまだまだまだ居そうです。
来月は黒瀬でも調査したいところです。
以上。
来月はGW中の5月3日開催です。
お試し参加も大歓迎です。