順調に毎月第一水曜日に開催中。
この一年間は観察できる種類を調査し、ウミウシシーズナリティーを完成させた後は、ウミウシのエサとなる海藻や繁殖時期、卵の色形なども調べて、よりウミウシについての知識を深めていければいいなと思う。
●実施日:2023年6月7日
●気温:28℃/晴れ
●水温:19~21℃
●波浪:凪
●潮汐:中潮
●参加者:きゅう会長・前田
●調査エリア:志賀島・白瀬
①ウミウシ岩周辺→P8→立岩(85分)max9.8m
②P4→P7→P5→P3→P2→ウミウシ岩(82分)max14.9m
●観察できたウミウシの数:34種
前回はGW中で参加者が多かったが、今回はなんちゃない平日できゅう会長と2人で開催。
サガミイロウミウシとリュウモンイロウミウシが一気に増えた。
センヒメウミウシはP1~P7までで確認できた。
(P7にはかなりの数が群れいてた)
極小のキイロウミコチョウがP3周辺で多く見られた。(大きいサイズは今回見られなかった)
とにかくフジイロウミウシが多い。
水温が低いうちは岩の隙間に入り込んでいたが、サイズも大きくなって海藻の上をのそのそと這っている姿が印象的だった。
チシオウミウシが浅場で産卵していた。
夏の印象が強いこのウミウシ、これから増えてくのだろう。
アカエラミノウミウシやゴシキミノウミウシ、
コネコウミウシなどの冬のウミウシたちが完全に姿を消すのももうそろそろだろう。
一時はあれだけ数が多かったサキシマミノウミウシは完全に姿を消して、普通種と思っていたヤマトユビウミウシが実はレア種なのかと思うくらい少なくなった。
シロウミウシやアオウミウシにヒロウミウシ。
この子達の数が減ってくる正確な時期も気になるところである。
次回7月5日もまた楽しみだ。
※毎月第一水曜日以外もリクエスト可能。要相談。