ゼロのドライスーツのレビューします。
今度の知床流氷ツアー用に、ワールドダイブのラジアルドライを買おうと思っていたんだけど、
「とりあえずゼロを買っとけ。悪いこと言わないから!」と店長が言うもんだからとりあえず買ってみることにした。
ゼロのドライスーツは昔、潜水士していたころに着ていたので抵抗はないけれど、デザインに抵抗がある。
せっかくレジャーで潜っているのに、潜水士気分を味わいたくないわけですね。
今回作ったこだわりポイント
1、作りはかなり大きめだけど、北海道の潜水士が着るくらいまでは大きくない。普通のBC着れるサイズ感。
2、前開きのほうが自分で脱げるし、上半身あったかいけど、ゼロ感をなくすためにあえてのバックファスナー。
3、両手、両足に反射板がついてるから、ナイトダイビングでライトに照らされたら光りまくり。
4、ステッチもぜんぶ赤だから、シーラカンスを調べにいく深深度ダイバー風。
5、排気バルブを手首におろすことで、モコモコインナーMAXでも操作可能。
ロボコンにもなれます。
ついでに、知床フードも注文。
5mmの内はスキンの外ジャージ
ツノ1本のステッチ赤色。
わたし、着るとこんな感じ。
そんで昨日、着てみた。
わて、赤とか緑とかの原色似合うらしい。
うーんでもマスクの緑と赤は色的にあいませんね。
実は最初、知床フードかぶってたんだけど、水がぜんぜん入ってこなくて、髪の毛一切濡れてなくて、まじで熱中症になりそうだったから、一回あがってウォータープルーフフードに変えた。
これも真冬用のフードだからあったかいんだけど、知床フード5mmの方がおよそ2.5倍強あたたかい。
グローブもゼロの分厚いやつだったからなおさら暑い。
ひとりで潜ってたんだけど、せっかくなので、店長のオープンウォーター初日の風景を5年ぶりくらいにみた。
めちゃくちゃ丁寧で、講習生の気持ちにしっかり寄り添っていて、無駄に泳がないから疲れないし、愉快だし、テンションがあがる講習だった。
そらこんな笑顔になるわ。
わてはそんな講習できませんねん。
ちなみにだけど、この日のインナーはモビーのスエット上下だけ。
90分潜ったけど、寒さは一切感じなかったよね。
むしろ、最初の30分は暑かったよね。
ゴキブリドライだと30分で寒いよね。
ウエイト量はというと、
インナーがモビーの上下でゴキブリドライであれば八キロもあれば十分なんだけど、
ゼロドライは驚異の15キロ!
これでもちょっと浮き気味。
平均水深5mとはいえ15キロとは驚いた。
足が筋肉のかたまりのおいらでもフィンがGTじゃないと足が浮いてしまう。
わてがウエイトを体につけられる最高キログラムは、
BC:4キログラム
ウエイトベスト:6キログラム
腰ベルト:10キログラム
合計20キログラム
あと5キロしかつけられませんわね。
いつもの分厚いインナーきれるんかいな。
BCにはあと4キロプラスで入れられるけど、8キロもBCに入れたらローグのバックル弾け飛ぶし、
腰ベルトに10キロ以上いれると腰が砕けちるし、
ウエイトベストに6キロ以上いれるとポケットがやぶけるし。
というわけで、20キロ以上にならないように、インナーで調整するんじゃなくて、ほっかいろの数とフードと手袋の種類でなんとかするしかないのです。(実はフードと手袋を変えると体感温度を大きく変えてしまう)
ていうか、北部九州だとそんなに寒くならんから心配いらんだろうけど、知床だとどうなんだろうね。
RIO