ドライスーツとウエットスーツが入り乱れる連日北東の風吹くこの季節、志賀島に潜れる日はなかなかない。
なんなら冬よりも秋の方が潜れない。
だから志賀島じゃないと海行かないなんて言ってると海来れないよ。
どーも前田です。
月・火だけ奇跡的に北東の風がやんだので、行ってきましたホームグラウンドのうみ。
わたくし前田は、玄米くんのアドバンス講習を担当してきました。
今日も逞しい胸板と上腕が仕上がっています。
玄米くんは週5でトレーニングしているので、どんどん体が大きくなることとウエットスーツがシーズンオフに縮むこことを想定して通常の「大きめ」よりも更に「大きめ」設定でオーダーして作っているので、なかなかゆったりしていますが、フードもかぶらずに60分+80分を潜って寒くなかったそうです。
人それぞれ体感温度が違うから参考になるどうか分かりませんが、一応参考までに。
あ、ちなみにこの日の水温23℃、外気温27℃(曇り)です。
玄米くん、コンパスも上手で楽しんでくれました。
2本目はフォト講習。
陸上で十分練習した後に不安定な水中での写真撮影に挑みます。
ご覧の通りこの日透明度は浅瀬は8mくらい見えててとても綺麗でした。
とにかく魚も多く、小魚を狙ったブリも回遊していました。
深場に行くと透明度は3~4mくらいでしたが、最近講習続きで全く沖に行けていなかった私は凄い楽しかったです。
ここ玄界灘?ってくらいソラスズメダイが群れてて、これにキンギョハナダイが混ざり、クマノミが現れる日が遠くないだろうと個人的には思っています。
四つ岩ではいい型のイサキがぐるぐるしていました。
イサキぐるぐる岩まで行かなくてもここでこれだけ見れたら楽しい。
前回きゅうちゃん&ラムちゃんが見たモンハナシャコは居なくなっていましたが、オトヒメエビはご健在。
マダコのお母さんは今年も健気に卵を抱えている姿を見せてくれました。
わずか1年の寿命の最後の1ヶ月間、食事をとらずに卵が敵から食べられないように戦い、卵が腐らないように新鮮な海水を送り続け、休みなく卵を守りその一生を終えるお母さんタコの姿にはいつ見ても心が熱くなります。
玄米くんは写真撮影に勤しんでおりました。
自信作はこちらの3点。
作品1[ちゅうちゅう]
カサゴの縄張り争いですが、玄米くんには仲良しこよしに見えたみたいですね。
良い瞬間を切り取れた1枚です。
作品2[寝違えたヒラメ]
いや、寝違えてないやろ!
作品3[エイリアン]
エイリアン・・・?
アサガオとコンバットはドライスーツでぬくぬくロングダイブを満喫。
ツマグロモウミウシとサキシマミノウミウシの季節に突入した模様です。
途中で会ったもうすぐDMのササショウからは流石に疲労の色がみえました。
そりゃそうだ。
彼のこの3日間の動きをまとめてみた。
12日、2時岡山を出発し、朝から唐津でナイトを含む4ダイブ。23時に店に戻り翌日のガイドコースの予習と復習。
13日、唐津で新規のゲストのガイド担当。19時に店に戻り、その日のデブリーフィングとブログ更新。
14日、志賀島で地形のまとめ2ダイブ。(もちろんチャージとその他作業は彼一人)←この日ここ。
その後店に17時に戻り22時までEFR講習(休憩中にブログ更新)を終えて車で岡山に帰るというハードスケジュールなのだ。
しかも運転は彼ひとり。
こんなに華奢なのにむちゃくちゃ体力もガッツもある男なのだ。
DM認定後の活躍も楽しみですな。
ちなみに彼のその元気の源は何かというと、、、簡単。
これです。
シロウミウシ!笑
今回もお疲れさまでした。
また来週末もよろしく。
では、また明日。
明日は海中止でアニマルデーです。