今日の志賀島は午後から北風予報。
午前中は西風。
天気は良いのでちゃちゃっと潜れば無問題。
そんな日に海の予約を入れていたのはこちらの三名。
たっちゃんが「こんないい日になんで誰も来ないんですかね?」と、しきりに言っていたのが印象的でした。
そんな今日の1本目は、少人数でベテラン勢ばかりだと来がちな黒瀬。
てか、自撮りで目瞑るって何なん?
まぁそんなことはどうでもよくて…
海の中はと言いますと、透明度ボチボチ。
浅場はちょい濁りで、深場は結構見えておりました。
黒瀬大岩までの行きがけにはオトシゴペア。
お腹がパンパンの妊夫は大人しくてじっと写真を撮らせてくれました。
大岩に着くと見慣れないヨコエビ。
「カッチュウヨコエビ」という種類みたいでした。
初めて見ました。
是非皆さんも探してみてください。
そして今日はウミウシ大好きコンバットがいるので、自然な流れでウミウシ探し。
この季節らしいセンヒメウミウシ。
withサラサ。
フジイロウミウシも鮮やかな紫色で目を引き付けてくれました。
大小様々なウミウシを探して久々の黒瀬を満喫。
大岩を一周するとコウイカの卵の先端に穴を発見。
ピョコっとハッチアウトの瞬間を観察することもできました。
サンライズではMSD以上ではないと入れない黒瀬。
これからの季節は、きっともっと楽しい海になるんだろうなと思いながらエキジット。
そそくさと黒瀬を後にして二本目は白瀬へ。
ド干潮の時間帯のタイドプールでアメフラシを見ながらしばし休憩。
白瀬の透明度も黒瀬同様な感じでした。
終始楽しそうなコンバット。
仕事が忙しそうなので、彼女にはもっとこういう時間が必要なのでは?と思って見ておりました。
一人でコンバット観察をしているとリンリンリンとベルの音。
たっちゃんが教えてくれたのは、なんとヤマドリのペア。
ペアで見るの初めて。
明らかに求愛行動をしている様子でした。
交接シーンまでは見ることはできませんでしたが、貴重な場面を観察出来ました。
これからの季節は、生物の繁殖行動の観察もたくさん期待できます。
こういうシーンが好きな方には良い季節ですね。
漏れなく僕もその一人なので、時間を忘れて見入ってしまいました。
そして見慣れぬ生物がまたひとつ。
こういうの見つけるのは大体たっちゃん。
どうやら「シュンカンハゼ」のようです。
興味がある人はたっちゃんにどういう様子だったか訊ねてみてくださいね。
深場で遊んだ後はウミウシ岩へ。
ウミウシ岩もすっかり夏らしい顔ぶれ。
オトメウミウシ。
サガミイロウミウシ。
白瀬をエキジットする頃には予報通り北風に変り、さっさと片づけて帰ってきました。
さて、今日からもう6月です。
玄界灘の水温も水面20℃、水底19℃。
ロクハン組や講習はもう衣替えで問題ない時期となりました。
かく言うわたくしも、ロングジョンを新調し、ロクハンで快適ダイビング。
衣替えの時期や、保護スーツのご相談は随時承っております。
どうぞお問い合わせくださいませ。
それでは!
ふーみん