昨日は、秋の風が吹いていました。
秋の風とは北東風のことです。
この風が吹いてくると夏が終わりに近づいているのを感じます。
そして、志賀島に潜れる確率が30%程度に下がります。
12月上旬になると落ち着くんですけどね。
その後、北西風が吹きだして、また潜れなくなります。
昨日は大潮でした。
潮が早すぎて、松島のケーソンには入れなかったので、馬渡島の大瀬に向かいました。
潮が早くて、風も強く吹いていたので、磯に直接ロープでくくって固定していました。
船を停めたところは、潮裏にあたるので流れはありませんでした。
集合は大瀬の磯際水深5mあたりでした。
僕は先に入って、こっちゃん(古賀さんのあだ名)を磯際の水面で待っていました。
てるちゃんとザッキーとセバに面倒をみてもらっていたこっちゃんが海に入ってきました。
はあはあ言いながら、こっちゃんは波を掻き分け泳いできました。
一緒に潜行しました。
まずはBCの空気を抜きました。
こっちゃんは潜行できませんでした。
なぜだろうと思っていたら、腰にウエイトベルトがついていませんでした。
B Cのポッケを触っても入っていませんでした。
仕方がないので僕は船まで戻りました。
器材を背負ったまま、船に上がってウエイトベルトに3キロの鉛の玉をつけました。
こんなことをやっていて、ぎっくり腰にでもなったらどうしてくれるんだと思いました。
そもそも、バディチェックをやったの誰だ?
ウエイトをつけているかどうかなんて見ればすぐわかるだろ。
あれだけ時間をかけて準備をしていたのだ。
誰のせいだ?
う〜ん。
そうだ!
てるちゃんだ!
てるちゃんで間違いない!
てるちゃんが準備係のリーダーだったのだ。
てるちゃんはそんなことになっているとは露知らず。
楽しく潜って写真を撮っていました。
エントリー直後、透明度は5m〜7m。
水温は26度でした。
潮に逆らって大瀬の反対に向かいました。
少し透明度が上がり、魚がわんさか群れてきました。
夏の魚、ニザダイたちもやってきました。
釣り師の中では、引きが強いことで有名です。
トップシーズン時(7月下旬)の透明度と魚の群れには及びませんでしたが、さすが大瀬だなという感じがしました。
そのあとはボート側の磯際でちまちまとマクロ生物を探しました。
まつ毛がある魚、オキマツゲ。
山陰地方の隠岐の島で発見されたので、オキマツゲ。
色は赤と黄色がいます。
しぼんだウミウシ。
セトリュウグウだと思いますけど、全く綺麗じゃないし、可愛くもない。
このあと、一人で水深25mくらいまで降りてみましたら、水温が21℃まで下がりました。
ひんやりしていて、エアコンに入っている気分を味わえました。
ただし、濁りがあるため、魚の群れは見えませんでした。
1本終わって、馬渡島の港に停泊しました。
グリーンカレーとサラダをいただきました。
いつも美味しいので、大盛りでいただきました。
セバはおかわりしてました。
2本目はケーソンでイサキを見たかったのですが、潮のスピードが早すぎると潜れない。
そうなったら、他のポイントに行けばいいのですが、秋の風が強すぎて、マダラジマに再度戻ってこないといけないとのこと。
マダラジマのケーブに行くことにしました。
ここは潮もゆっくりだし、完全にマクロのポイントです。
オニツカタイガー貝。
ニシキウミウシの子供時代
ニシキウミウシの青春時代。
ミチヨミノウミウシ。
目玉ぐるぐるウミウシ。
みんなのんびり楽しんでいました。
僕は窒素が溜まりな予感がしたので、先に上がってみんなを待っていました。
すると、中国人とフランス人が一緒に上がってきました。
サンライズは国際的ですよね。
天神に帰ったら、久しぶりに打ち上げに行きました。
えびの高原から来れくれた、くどうくんの認定祝いでした。
わいわいした1日でしたとさ。
RIO