今日は唐津でダイビングしてきました。
キャンセルが多かったのでコンバットとふたりで唐津の施設までいきました。
唐津に着くとツムツムが待っていました。
僕らを待っているあいだ、ツムツムはサンライズのお客さんと思って男性客と話し込んでいたそうです。
途中で話が噛み合わなくなり、違うお客さんであることに気づいたらしいです。
どうやら、てるちゃんと思っていたみたいです。
あとからその人見たら10%くらい似てました。
他人の空似ですね。
日本人は似た顔の人が多いから困りますね。
捨て瀬は貸切でしたので、内側から入りました。

潜ってすぐ、ウミウシマスターのコンバットがクロコソデウミウシを教えてくれました。

コネコウミウシもいました。

スガシマコネコウミウシと思っていたけど、図鑑みたらコネコウミウシでした。
透明度がよかったのでちょっと深い方も探しました。

ネットの上に、シロウミウシ、アオウミウシ、ヒロウミウシ、クロミドリガイがいました。

そして、クロコソデウミウシもいました。

ワカメの上にも大型のやつが見つかります。

引き潮に吸い込まれるように外海へと抜けます。

捨て瀬はアカモクの林になっていました。

からまらないように注意しながら捨て瀬の反対側にいきます。

ロープから生えた「昆布」に出会えました。

マコンブです。
ちょっと引っ張ったくらいではびくともしません。
マコンブに3本くらい絡まれたらナイフないと脱出不可能だと思います。

捨てられた空き箱の中にもクロコソデウミウシが5匹いました。

内海も外海もクロコソデウミウシばかりいたのはなぜなのでしょうか。
クロコソデウミウシはそんなに数が見れるウミウシではないはずですが。
人間の視覚、触覚では感じられないけれど、海の中の成分は刻一刻と変化しているんでしょうね。
2本目はレギュラーエントリーで、アマモ場をじっくり探す方向でいきました。
まずはカレイ風の魚を見ました。

動きがうさぎに似ているので、うさぎかれいと名づけました。
1本目、ツムツムだけが見ていたマトウダイの幼魚があらわれました。
深海魚らしいフォルムは健在でした。

もう1匹いました。
それ同じやつやん!って思った方。
上のやつと比較してください。
模様が違いますから。

指紋みたいですね。
顔の前の線はどちらも点線でした。
(大人になるとがっつり黒い線が入ります)
オブジェでタツノオトシゴを見つけたのはツムツムでした。
ツムツムは1本目でも見つけていました。
僕は1匹も見つけられませんでした。

これはメスですのでお腹から仔魚は出しません。
岸沿いに海水浴場に向かって泳ぎました。
アカモクがあまりなかったので、さらに進みました。
昨年は泳いですぐのところにあったのですが今年はありません。
その分が捨て瀬に移動したんでしょうか。
捨て瀬に生えていい全体量が決まっているんでしょうか。
この写真のアカモクはかなり進んだところに生えていました。

中に入ってみました。

奥まで入らず、アカモクをかきわけながら並行移動して出てきました。

出てくる時ちょっとからまりましたが、身動きが取れないほどにはなりませんでした。

アカモクの林は奥まで入らなければ、脱出不可にはなりません。
昆布と違って引っ張ったら切れますからね。
僕とコンバットが林から出てこないので、ツムツムはライトを照らして待っていてくれました。

この中に入るのは危ないから、ここで待っていようと思ったのは正解でしたね。
帰りもやっぱりクロコソデウミウシがいっぱい見れました。

クロコソデウミウシは通常「フサコケムシ」という黒い生物にくっついていることが多いのですが、
今日に限っては、砂地、わかめの上、岩の上、アマモ場、ところかまわずあらわれました。
相当な数がいたと思われますが、クロミドリガイも同じくらいいたと思います。
水温が17℃になった時これがどう変わるのか気になりますね。
まあ水温だけではない何かが変化していくのでしょうが、我々は水温くらいしか指標がありません。
クロコソデウミウシは世界中に広域分布
船舶航行に伴う人為分散によって急速に分布を拡大したと考えられています。
クロコソデウミウシふむふむ。

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