ぬるーい南風の吹く昨日、海は凪ぎ、天気は良好。
よっぴーの素潜り基礎コースのお隣で、わたくし前田は麻子ちゃんととっくんのファンダイブのガイドを担当して参りました。
麻子ちゃん、前回購入したmyスーツ&ビーニーで初のダイビング。
『自分のスーツは着やすくていいですね。しかも動きやすいですー。』
ニコニコの笑顔がキュートでした。
そう言えば前回もとっくんがバディでしたね。
浅瀬の透視度は抜群で気分はリゾート。
新しいスーツの浮力の確認も兼ねて浅場も散策。
夏の定番種、シラユキモドキがあちこちで見られました。
かわいい顔のホシギンポも浅瀬にたくさん。
ニッコリ。
こちらもニッコリ。
やっぱり自分の器材を持ってないと上達も遅いし、なにせ趣味とは言えないよね。
釣りにゴルフ、サーフィンやスノボなんかも同じで、趣味とか言ってクラブも竿もボードも持ってないってなると『え?ほんとに趣味?』って聞いちゃいますよね。
ダイビングを継続するならマスクひとつでも自分の器材をまずはもってみると良いと思います。
愛着もわきますし、また潜りに行こうってなるからね。
水中も景観がガラッと変わってしまった白瀬。
ワカメは完全に姿を消しました。
前回レアな交接の場面を見せてくれたニジギンポ。
覗いてみると卵を保護するお父さんの姿がありました。
この日はアカヒトデの放精によく出くわしました。
そんな季節時間帯だったんでしょう。
目を凝らしてじっくり観察すると肉眼でももやもやとした煙のようなものを放出しているのがわかりました。
大きなカワハギやウマヅラハギたちも水温の上昇と共に活性が上がってきた様子で、
久々に行った離れ瀬にはイサキがグルグル。
沖に行くと多少濁ってたけど魚は増えて見ごたえ十分で楽しかったです。
アジも成長中。
ウミウシはずいぶん減ったけど、夏のフジナミウミウシを捜索。
すると!
なんと!
激レア種に遭遇しました!!
シラライロウミウシーーー!!!
大ちゃんとサクサクの水中結婚式以来の遭遇に一人むっちゃテンション上がりましたが、、、あんまりウミウシ見慣れていない人からすると『シロウミウシと一緒じゃね?』ってなります。
そりゃそうだ、確かに激似。
コブダイは大人になるとベラ感喪失しますが、幼魚の頃はしっかりベラ。
チビはなんだってかわいいですね。
ちびっこマツカサウオもいましたよ。
アオリイカの卵は殆どの場所でハッチアウトが終わってました。
ハナイカの卵は赤い目が確認できるところまで成長。
カラフルな色が確認できるまでもうすぐだね〜、なんて話していたら、、、
ぴょーん。
ハナイカいましたー!
10cmにも満たない小ぶりな個体さたが、それでも妖艶な色の変化で私たちの目を楽しませてくれました。
今年はラッキーなことに、ここ志賀島で頻繁に遭遇しています。
タツノオトシゴは、そろそろ今シーズン最後の妊夫姿ではないでしょうかね。
まだ見てない人は見に来てね。
と、見どころ満載のホームグラウンドの志賀島白瀬にガイドのわたくし前田も大満足。笑
そんな中、とっくんのハウジングから水没を意味する警告音が終始鳴り響いていました。
しかし、当の本人はそんな小さい事は気にせず撮影に没頭。
ワイルドだ。
実にワイルドだ。笑
水温は、水面28℃・水底24℃。
透視度は、浅場8m・沖3m。
こんな快適な状態がしばらく続くと良いのですが、どうでしょ。
ウサギとカメに見守られ楽しさ倍増のサンライズオリジナルログブック販売始まりましたので、そちらもどうぞ宜しくお願いします。
ではまた明日。