最高気温がやっと30℃を切り、急に秋が深まった。
季節はもう少しゆっくりと移りかわってほしいものだ。
どうも、前田です。
日曜日、北東の風で唐津も時化たので、ちょいと遠征長崎辰ノ口へ。

お日様が顔を出すとドライスーツにはちょいと暑いけど、水温は下がってきたので寒がりさんはドライスーツが丁度いいでしょう。
若くしてお父さんになった自衛隊のくどうくん。配車のくどうくんではありません。

今日からあだ名はゆうちゃんになりました。
息子の名は夏に生まれた晴凪(セナ)くん。
ダイビングにピッタリの名前なので、10歳になったら是非ダイバーデビューしてもらいたいところです。
お待ちしています。
その頃には私はもう居ないでしょうけど。笑
ゆうちゃんは重器材を新調し、この日初卸となりました。

どんどん使って愛用品にしてください。
この日はたっちゃん率いる【さかなチーム】と

前田率いる【ウミウシチーム】に分かれて潜りました。

ウミウシは深場に多いので、ウミウシチームはこけしから強制的にエンリッチタンクをレンタルさせられました。

透視度は悪いと聞いていたんだけど、綺麗で感動的でした。

前日1~2mしか見えなかったのが尚更そう感じたのかもしれません。

深場も変わらず綺麗で、弱い流れはあったものの魚も多くて快適でした。

しかし透視度がいいとサンライズっ子は割と自由に動き回り、目的の30m付近のエリアにいつまで経っても到着しない。

自由人たちをコントロールするのも大変。笑

でもウミウシは真面目に探すのです。

見つけるのです。

シャインマスカットみたいなセンナリヅタという海藻が増えていましたが、

そこに着くウミウシは居ない様でした。

ミルにはアオモウミウシがちらほら。

他にはサラサウミウシ

アオウミウシ

キイロイボウミウシ

イガグリウミウシ

アワシマオトメウミウシ

極小のハナオトメウミウシなんかが観察できました。

まぁウミウシは少なかったけど、季節柄仕方がない。
とはいえエビカニなどの甲殻類は増えた印象でした。

ここんとこ私は辰ノ口に来ても講習が多かったのでこんなにじっくり生物を探すこと自体が久しぶりでした。

興味深い瞬間にも多く出くわせました。

クリーニングされている魚はうっとり幸せでそうに見えましたね。

サンゴの中のエビやカニを見つけるとちょっと嬉しいし、

辰ノ口では黄色い魚が熱い。
オキゴンベに

ミジンベニハゼ。

カエルアンコウは、かなり探したけど見つけられるはずもなくカサゴ観察。

魚チームはどんな様子だったかすっかり聞くのを忘れていました。

まぁこの海、この笑顔は楽しかったでしょう。
そう、この日はこちらの4名はそのまま辰ノ口にお泊りしての合宿ダイビング。

寮母つばさの美味しいご飯タイム。

香焼の贅沢伊勢海。

沖縄からお越しの順子さんとむっちゃん、大満足の様子でした。

こちらの宿、想像以上に静かで居心地が良く快適なんです。

今回は海が時化たことで2日前に泊りが決まりましたが、次回はちゃんと計画を立ててのんびりお泊り辰ノ口を予定したいと思います。
翌日の様子はまた明日。


