翌朝、お味噌汁のいいかおりで目が覚めた。
カーテンを開けると辰ノ口の凪いだ海が伺えた。
控えめに言ってもこのロケーションは最高ではないか、どーも前田です。
これまた最高な朝食は寮母さんに転職したDMつばさが作ってくれた。
朝食を済ませたら、月曜日組が到着する前に1本を潜る。
沖縄在住の2人と辰ノ口の海に潜る不思議。
ダイビングというのはどこに潜るかという事よりも、誰と潜るか、それが重要だと言うのが今回沖縄から2日間5ダイブしにやってきた順子さんの持論。
それって、私も昔から同じことを思っていて、ダイビング以外にも何にでも当てはまると思う。
どんな美味しい高級な料理も、嫌いな人と食べたんじゃちっともおいしく感じないもん。
好きな人とならカップラーメンでも美味しくて幸せに感じれるのではなかろうかと常々感じている。
沖縄から来た二人とは沖縄みたいなエリアを潜ってみた。
ここ数年で間違いなくサンゴも熱帯の魚も増えた。
とはいえ、真鯛やカサゴも普通に泳いでいるここ辰ノ口の海。
小さなハオコゼなんかも普通に観察できて楽しい。
見て美しい魚と、食べておいしい魚。
私たちの生活に馴染があるのはやっぱり食べておいしい魚たちではないだろうか。
沖縄やリゾートの海もいいんだが、私はやっぱり馴染みのある魚が見たいと思う。
この春に沖縄に転勤になった睦ちゃんもそんなことを言いながら沖縄に帰って行った。
またいつでも馴染みの海でお待ちしています。
睦ちゃんに入れ替わり、今度はDM小夏がやってきた。
どんどん北風が強くなってきたけど、前日北口に2本入っていたので、この日3本は全て西口メインで潜るので問題なしなのだ。
小夏が月曜日に休みを取ってやってきた理由は・・
そう、順子さんの400本の記念ダイブに立ち合うため。
順子さんも小夏もありがとう。
自分の楽しみのためには時間やお金は誰だって使うんだけど、人の為となると人ってなかなか自分の時間やお金を作らないんですよね。
この2日間すこしでも一緒の時間を共有してくれたみんなに順子さんが一番感謝していました。
400本、私もご一緒出来て嬉しい限りです。
おめでとうございます!
前日よりも少し濁りが入ったけど、色々観察出来てこの日も大変良き海でした。
ブダイにゴマモンガラ、イシガキフグがここ辰ノ口で普通に見れます。
ウツボも増えました。
この日だけで3個体観察出来ました。
ウミウシはやっぱり少ないんだけどね。
でもウミウシ★ラボ新会長の順子さん、結構見つけてました。
イガグリウミウシにシロシロウミウシ。
サラサウミウシのチビ。
オトメウミウシのチビ。
私はコイボばっかり見つけましたよ。
深場に行くとオルトマンワラエビのペアがあちこちに。
ゼブラガニの宿作りは見てて楽しい。
ちょっきんちょっきん。
ミノカサゴのチビの歩行も見てて楽しい。
てこてこ。
観察に熱中しすぎてみんなとはぐれないように注意しましょうね、小夏ちゃん。
カサゴの縄張り争いもついつい見入ってしまう場面。
とはいえ下ばっかり見てられないのが、ここ長崎辰ノ口。
時折カンパチの群れが頭上に現れたりします。
乱舞。
秋はやっぱり辰ノ口が楽しいね。
ま、順子さんは深場でも浅場でも
いつなんどきも下を向いてウミウシ探していましたが。笑
5ダイブがっつり370分、お付き合いくださりありがとうございました。
またお待ちしております🎵
では、今日もこれから辰ノ口へ行って参ります。