この冬、どこもかしこも水温が高いと海関係のお仕事をしている方から耳にしていますし、もちろん私自身も感じています。
お陰で志賀島のソラスズメダイも越冬しちゃうんじゃないのかしら。
どーも前田です。
この日は、来月どうしても氷の下を潜りたいちゃんまりと、ドライスーツを修理に出しているけどどうしても玄界灘に潜りたいとっくの2人のダイブマスター候補生と共に白瀬に行ってまいりました。
ちやんまりは冬装備に余念がありません。

方やとっくんは5mmのジャージのウエットスーツ(裏起毛無し・フードベスト無し・きき湯無し)という強気のスタイル。

同じ海に同じ時間潜るとは思えない差がありましたね。
しかし、結果から言うと『新しいクローブで手が寒くないし、結構泳いだし、風もないので、普通に潜れますね~』とのこと。
そうなんです、手先足先さえしっかり保温していれば水温13℃でも意外と寒くないんです。
とっくん、ドライスーツ卒業の日も遠くないかもしれませんね。笑
そんな2人は透視度がいい冬の玄界灘でナビゲーションの復習をしていたので、私は一人フォトダイブ。

最近になってようやくフォトダイブを楽しめる時間ができ、たまに思うような写真も撮れるようになってきました。
そうなると面白くなるんですね、写真って。
思うように撮れないと全然楽しくない。
むしろ苦行。笑
しかも、水温が13~14℃まで下がった水中は、シロガヤをはじめとするはヒドラ類(はえもの)の群生がすごいのなんのって。

肉眼で見るよりもファインダーを通して見るマクロの世界の方が何倍も興味深く、心奪われます。

年末は真っ白だったシロガヤには褐虫藻が増え全体的に茶色っぽくなり、

そこで踊る妖精たちの姿があちこちで見ることができました。

ファインダー越しだとかわいく見える不思議な生き物、ワレカラ。

クロガヤや

ヒドラ類もかなり数が増えていてとてもきれいです。

ポリプ全開で超かわいい。

水温が低下して大型の藻類が減り、餌となりプランクトンが安定して供給されるようになり短い冬の間に成長と繁殖を行います。
春になり水温が上がると一気に枯れ始めるので、今むっちゃ見どころです!
ヒメホウキムシとウミウシもいいですね。

てか、こちらの2匹のウミウシ。
肉食のアカボシウミウシ(右)がサガミイロイウミウシ(左)を食べちうんじゃないかと、はらはらしながら見てたんですが・・

捕食せず。

お腹へってなかったのね。
すべての肉食動物、腹が減ったら捕食しますよね。
ライオンだって、お腹いっぱいの時は誰の命も襲いませんからね。
お腹が減ったら食べましょう。
むしゃむしゃむしゃ。

失われる命があれば新しく生まれる命もあるようで、卵も多く見ることができました。

広い海の中で小さな命の営みが日々行われているんですね。
ヒドラ類はウミウシの餌場なので、一気にウミウシも増え、この日はイナバミノウミウシの姿もありました。

ヒドラ類だけでなく、緑のきれいな海藻オオハネモや、

新年恒例のワカメの新芽もあちこちに。

あとふた月もすると一気にわかめの森の完成です。

今年のワカメもすくすく育つといいな。

では、また明日。


