今日は雨でした。
はっきり言えば荒天でした。
南東の風もMAX5.5m/s 吹いていました。
海が穏やかで、いい天気で、透明度も良くて、潜りやすいなあと思う条件で潜れるのは、1年を通すとおよそ50%。
リゾートと呼ばれる海でやっていても、その確率は変わりません。
だから、海を知らない素人は騙されます。
あれ?旅行会社で見たパンフレットの海と違うぞ。
こんなことなら、スパでも行けばよかった。
(リゾートダイバーは、ダイビングの楽しみ方も学び方も遊び方もまるでわかっていないので、海が悪いとぜんぜん楽しめない。リゾートダイバーは、透明度のいいところで泳ぐこと(透明度なんかコロコロ変わるんじゃ)、大型海洋生物を見ること(運が良くないと見れんけどな)、美味い飯を食うこと、酒を飲むこと、それがスキューバダイビングの全てだと思っている。そして、リゾートダイバーのダイバー寿命はネズミの寿命(2年)と大体同じ。リゾートダイバーで、年に20本以上潜っている2年以上経験のある人なんかほとんど存在しない。基本的に数年に一回程度しか潜らない人をダイバーと呼ぶのはおこがましい。マイボウルもマイシューズも持っていないのに、俺、ボウラーとか言ってる人に近い。)
実際は、その不快的条件が存在しないと、海の幸せを感じられないんだけどねえ。
芋しか食べないアフリカの部族が、わざとまずい芋を食べているのと同じ原理っす。
「毎日、美味しい芋を食べると、我々はその美味しい芋を食べられなくなる。それでは我々の毎日は不幸になるのだ」
そういうわけで、僕はラムちゃんとアドバンス講習をやってきました。
これは中性浮力を感じる訓練です。
中性浮力といえば、伝統のフラフープ。
レオくんみたいに八の字にくぐろうと思ったら、上のフラフープが切れていました。
あれだけ頑強にキビってあったのに。
先週の嵐で5万回ほど縦に横に振られたのでしょう。
ほどけた感じ。
もし、気になる方がいらっしゃれば個人的にフラフープを買ってきて、設置してもいいでしょう。
そんなものは単なる自然現象だと思えば、それはそれでOKです。
僕はサイコパスなので、ぜんぜん気になりませんけどね。
ラムちゃんは魚の見分け方もやりました。
ダイビングって、体で楽しむだけじゃなくて、「知識」で楽しむんですよ。
毎日、3分でいいので魚のインスタを見るとか、魚の図鑑を読むとか、ダイビングショップのブログを読むとかしないとダメなんですよ。
じゃないと、ただの観光客になるんですよ。
松本城を見にきて、「でけえ」「きれえ」「ダンゴうめえ」としか言わない人ですよ。
歴史を勉強してたら、松本城が100倍楽しいんですよ。
松本城を毎日掃除している人からしてみれば、そんな人たちに見てもらいたいんですよ。
今の日本は、今だけ、金だけ、自分だけ、の社会だからそんなこと思わんかww
というわけで、こちらもアドバンス講習のパンダちゃんとウミんぐちゃん。
吹き荒ぶ風の中、コンパス教わってました。
海の中はGOOGLE MAP使えない。
アナログの世界。
でも、写真はデジタル。
何枚でも撮ってくれい。
パンダの作品。
ヒラミルミドリガイ。
セトリュウグウウミウシ。
サザエの壺焼き。
ウミんぐの作品。
アカクラゲ。
アオウミウシ。
木。
水中写真は難しいよね。
スマホや一眼カメラと違って、真面目に何年か取り組まないと、綺麗な水中写真は一生撮れない事実。
次回認定なんで、もう少しだけ頑張ってみてください。
乗りかけた船ですので。
PS.
そろそろオーちゃんの写真もブログに掲載しないといけないなあ。
今度ください。
RIO