夜、仕事から帰ってきて「テレビ」をつけることがほぼなくなりましたね。
若い頃は帰ってきたらまずテレビをつけて、夜の番組を立て続けに見ていたもんですけどね。
テレビを見ていると、ああ夜が来たなあ、1日が終わったなあと、優雅な現実逃避ができたもんです。
しかし、今のテレビはどうも気が立つというか、気がささくれ立つというか、見ていて落ち着きません。
理由はとても簡単でして、まず映像の切り替えが早すぎる。
ドラマにしても、バラエティにしても、ニュースにしても、早くて1秒、遅くても6秒以内には必ず映像が切り替わるので、目がせわしい。
効果音がめちゃくちゃ多い。
いちいちカラフルな字幕をつける。
映像が無駄にクリアすぎる。
異常なまでにアニメーションを多用する。
知らない芸人が急に出てくる。
しかもあんまり面白いことを言わない。
そういった理由からテレビをつける時はYOU TUBEを起動させて、80年代、90年代のドラマやバラエティを見ることにしています。
今のテレビは、視聴者を飽きさせないよう、工夫しているのはわかりますが、結局内容が薄いからね。
ニュース(特にNHK)なんか嘘ばっかだし。
ドラマに出てくる俳優、顔かっこいいけど、演技下手だし。
芸人は危険なキレがなくなったしなあ。
そんなおもんないテレビを見るくらいなら、海でも行って岩の上歩いた方がいいぜ!
めっちゃ汗ベタベタになるけどね。
でも、こういう日は「1mmのスーツ」で潜ればいいんですよ。
フードなしでねww
SHIMOMIN!YABASUGIDARO!
さて、今日のよしこさんは購入したてのリングライトを持ってきましたので、
幸子店長とマンツーマンでリングライト撮影の練習ダイブでした。
リングライトは比較的簡単に撮れるライトとして有名ですが、一工夫加えないと凡庸な写真になりがちです。
そこはサンライズきっての教え上手、前田幸子店長の腕の見せ所。
まずは構図を考えて撮る練習。
こちらは「つの」がきちんと真ん中にきているので写真が安定していますね。
次に色を出す練習。
ミノの濃淡がいいですね。
最後はストーリー性をもたせる練習。
はんなり。
このウミウシは「居眠りをしていて落っこちそうになっている雰囲気」が出ていますよね。
これは騙し絵風に撮れています。
どっちが上なのかな?
店長は写真を教える方に集中していたので、それほど真剣にウミウシを探してなかったみたいなのですが、
「あんなにたくさんのウミウシを見つけるなんて!」とよしこさんは驚いていました。
店長のマクロ眼は世界に通用しますね。
というわけで、よしこさん、次回も臆することなくどんどん撮ってみてください。
自分の好きな写真のスタイルを見つけることができたら水中写真はどんどん面白くなりますし、どんどん上達していきます。どんどん生物も好きになっていきますし、どんどん海に詳しくなっていきます。
そうなれば、最高のダイバーの出来あがりです。
ウミウシ岩付近では、アオリイカの産卵が行われていました。
アオリイカの産卵風景は、テーラー、コビー、RIO組もちらっと見ることができました。
この時はウミウシを見つける訓練のあとだったので、残り時間も少なくなっていましたから、すぐに移動してしまいました。
よしこさんと店長は1キロはあるアオリイカを20分くらい見たと言ってました。
白瀬は天然のホンダワラが死ぬほど生えているからどこでも産みつけ放題。
炊き立てのごはんみたいな卵。
綺麗だなあ。
ちなみにですが、P8の砂地に置いてある「イカ芝」は砂地の端っこに移動していました。
もちろんイカが寄ってきている雰囲気はゼロ。
ホンダワラが山ほどあるのに、不自然な木(イカ芝)に産みつける酔狂なイカは現れるのか。
こうご期待。
そして、今日はマクロの逸材を見つけました。
テーラーでございます。
彼女はピタッと岩に張り付きますと、50分間ひたすらP8でウミウシを探していました。
まだ20本そこらしか潜っていないのに色々見つけるテーラー。
ぜひ、ウミウシラボメンバーに入れておくんなまし。
50分では、見つけ足りないとおっしゃっておりましたので。
反対にコビーちゃんはテーラーの半分くらいの時間しか集中が持ちませんでしたので、違うことをして時間を潰しましたとさ。
やっぱりマクロの性格ってあるよね。
ていうか、テーラーは「繊細さん」じゃないかなあ。
性質がひろろいに似ていますし。
RIO