昨日はお2人を連れてホーム志賀島へ行ってきました、マエダサチコです。
外気温は20℃近くまで上がり、海は超絶凪ぎました。
そして、透明度はすこぶる良かったです。
水温は12℃まで下がりましたが、透明度は10m以上見えていました。
ワカメの新芽がゆらゆらきれいでしょ。
が、やはり浅瀬はウニの浸食がすごくて困ったものです。
岩に着いた海藻が全てウニにこそぎとられ、岩肌がむき出しに。
それでもウニの中にしっかりと実が詰まっていればいいんですけど、これスカスカだから厄介。
誰もとらないので、このままいくとワカメも全部ウニに食べられて志賀島の名産天然ワカメがとれなくなる日は遠くないのではないかと思っています。
ちなみに辰ノ口もつい5年前はエントリー口は足の踏み場もないくらいワカメだらけだった。
しかし今となっては種を撒いても育たないんだそうで、名産がひとつ姿を消しています。
明らかに志賀島の今年のワカメも少ないです。
去年も少なかったけど、年々減っているように思います。
水温が年々上がってることも影響しているんだろうけど、憂いを感じざるを得ないですね。
(本来志賀島の2月末の水温は10℃くらいだよ)
しかしそんな中でもまだまだウニに侵されていないエリアもたくさんあるので、そこを中心にウミウシ探しをしてきました。
そう、ウミウシ★ラボの日ですからね。
会長はこの日も真剣に捜索&撮影。
ラーメンマンブイにはクロコソデウミウシが大量発生してました。
足元ではふじこがウミウシ探しかと思いきや、マダコ見てました。笑
ウミウシは先月よりも数も種類も減ったけど、まだまだ多いです。
サクラミノウミウシと
コネコウミウシが一気に増えました。
人気の種も観察できましたよ。
魚はほぼほぼいませんが、そのおかげで小さな甲殻類やマダコが多く見られました。
タツノオトシゴも多くて生態観察&撮影がじっくり楽しめそうです。
巣穴から出てきているコケギンポにもよく出くわしました。
マツカサウオはいつもだいたい居そうなところに居ます。
そんな感じで久々の志賀島!
海の変化と向き合いながら楽しんできましたよ。
ウミウシ★ラボ調査報告は明日更新します。
すみません、宜しくお願いします。
ほな。