福岡から熱海までの移動方法とかかる時間
天神から熱海駅まで新幹線利用、トータル6時間前後(徒歩移動、地下鉄移動も含む)
飛行機で行く場合、トータル5時間前後(羽田空港利用)
熱海駅近辺の調査
熱海駅のスターバックス。
劇団カメラいじり。
熱海駅の仲見世通り商店街。
レトロ。
金目鯛の干物が推し。
温泉まんじゅうなども推し。
熱海駅から大瀬崎(おせざきと読む)ダイビングスポットまでかかる時間
車で2時間程度(混むとプラス30分)
荷物が15人分は余裕で乗るハイエースをチョイス。
いきなり渋滞。
混んでも電車だと途中までしかいけないから車がベスト。
途中、昼ごはんに立ち寄ると、さらに1時間プラスかかる。
熱海市下多賀のヨットハーバーの中にある「サンレモソラーレ」。
ランチセット価格:1380円
観光地価格なのか、これがこの土地の普通価格なのかはわからない。
セット内容
パスタorピザ(どちらも女性向けサイズ)
ミニサラダ(三口サイズ)
ドリンク
大瀬崎駐車場から施設までの移動
近くのコインパーキングからだと170m(徒歩3分)だが、
われわれが利用したダイビングショップ(サンライズ大瀬)の駐車場からだと250m(徒歩4分)。
ダイビングショップ兼 海の家兼 宿泊施設が立ち並ぶ。
宿泊施設は、昭和の雰囲気のものもあれば令和の雰囲気のものもある。
タンクが無数に並ぶ。
九州では絶対にありえない光景。
基本、伊豆ではガイドはつかない。
そのため現地スタッフに水中マップで説明してもらう。
参考書類→ map_wannai_20200628_2.pdf
準備
器材セッティングは、サンライズ大瀬さんの前のブルーシート(小型の黒い石から器材を守るため)で行う。
この時間、サンライズ大瀬のゲストは、福岡サンライズチームだけ。
時間が遅くなったので湾内しか入れなかったけど、ナイトは「湾内」に入るので湾内で正解。
期 間 | 湾内 | 外海 | 先端 | ナイト |
4月1日 ~ 9月21日 | 7 : 00 ~ 18 : 00 | 7 : 00 ~ 17 : 00 | 9 : 00 ~ 16 : 00 | 19 : 00 ~ 21 : 00 |
9月22日 ~ 10月13日 | 7 : 00 ~ 17 : 00 | 7 : 00 ~ 17 : 00 | 9 : 00 ~ 16 : 00 | 18 : 30 ~ 20 : 30 |
10月14日 ~ 2月28日 | 7 : 00 ~ 16 : 00 | 7 : 00 ~ 16 : 00 | 9 : 00 ~ 16 : 00 | 18 : 00 ~ 20 : 00 |
3月1日 ~ 3月31日 | 7 : 00 ~ 17 : 00 | 7 : 00 ~ 17 : 00 | 9 : 00 ~ 16 : 00 | 18 : 30 ~ 20 : 30 |
湾内
1本目エントリー
小さい石ころの浜を50mほど歩く。
エントリーしてすぐは、
「小さい石のゴロゴロ坂」になっている。
海藻はかなり少ない。サンゴは見当たらない。
だが、魚は多い。
写真にうつっているタカノハダイ、ソラスズメダイだけでなく、40センチ級のメジナ多数、クロダイ数匹も確認。
さらに沖にいくと、小さい石ゴロゴロを堰き止めるため、大きな岩たちが横一列に置かれている。
その先からは「砂地の坂」になっている。
こちらも海藻は少なく、サンゴは見当たらない。
だが、魚は多い。
ヘダイ。
水深8mの範囲に、シマアジ50匹。30センチ級
アカハタとカサゴ。
サザナミフグの子供とカワハギ。
コガネスズメダイ。
オキゴンベ。
イシガキフグ。
魚礁3段重ね。
群れアカオビハナダイ。
魚礁の上にはホウライヒメジとサンゴの養殖。
魚礁は水深17m。
砂地に戻るとウツボ。
穴から出てきている個体もいた
合計5匹確認。
水温は、水深16mまでは24℃前後だが、それを超えると18℃に下がる。
数日前、冷たい水の塊がやってきたそうだ。(親潮または深海層の水)
玄界灘ではありえない現象である。
オートバイ250cc。
水深20mのブロックの上に大瀬崎の名物を発見。
オオモンカエルアンコウ30センチ。
パイプ。
その他、確認した生物。
アカヤガラ、ハコフグ、チョウチョウウオ。
生物の感じは、太平洋に面している、宮崎、高知、和歌山とは何かが違う。駿河湾に面しているからなのだろうか。
なにが違うのか、言葉では説明できない。
地形はだらだらとした砂の坂で、水深20mまではすぐに降りることができる。
それをすぎると坂はゆるやかになる。
行こうと思えば30mまでは行けるが、エンリッチで行った方が無難である。
地形に変化がないためか、人工的なものを多数設置してあった。
ナビは「水底ロープ」を辿れば比較的簡単だが、途中切れているところもあったので、
迷わないためには、水中地形図を覚えた方がよい。
30cm〜40cmの多数メジナたちが水深3mのところにプカプカ浮いていた。
エサを食べるために浮いている感じはしなかった。
魚礁に隠れているものもいたが、辰ノ口みたいに警戒心が強くなくおっとりしていて、
とりあえずここにいるという感じがした。
福岡や長崎のメジナとは性格は正反対である。
確認した水中造形物
魚礁、バイク、ブロック、パイプ
先端、外海への視察
施設が近いので、一回風呂に入って、服に着替えてから視察可能。
振り返ったときの景色。
400m歩くと神社がある。
「先端」に行きたいダイバーは、入口で拝観料として一人100円を払う必要がある。
ビャクシンの木。
「ビャクシンの樹林」としては日本の最北端で、
イブキの品種であるビャクシンが自然発生のまま、このように群生している所は、全国的に見てもまれである。
樹齢千年以上と思われる老木も見られるこの樹林は、全国的に珍しいものとされ、
昭和7年7月25日(1932年)に「大瀬崎のビャクシン樹林」として国から「天然記念物」に指定されています。
階段を登るとお参り可能。
「先端」というポイントは、「神池」の横にある、右側の「パワースポット」と書いてあるあたりになる。
先端のエントリー口。
先端の先にある灯台。
「先端」までは器材を運ぶため台車を利用。
エントリー口の足場は、外海より小さな10~15cm前後のゴロタ石で、藻がついている所は滑る。
海中の地形は、水際から距離10~15mほどのところから突然落ち込んでいて急斜面になっている。
その先はゴロタ石の斜面を縦に砂地が入り込むような地形になっており、
色鮮やかなソフトコーラルは灯台寄りに進むほど多く見ることができる。
たいてい潮の流れも速くなり、潮流が強い時には湾内寄りでの潜水をおすすめ。
先端は大変魚影が濃く、潜降した瞬間からソラスズメダイをはじめ、数え切れないほどのキンギョハナダイやベラの仲間の群れに囲まれる。
水深20m付近からはムチカラマツが群生しており、一年を通して多くのハナダイの仲間を観察することができる。
岬の先端はその地形から深場へ潜るには最適なポイントですが、窒素レベルやエアの残圧には十分な注意が必要。
「外海」は左側のパワースポットあたりになる。
「外海」には5つの名前の付いたポイントがあり、
岬の先端寄り(北側)から柵下・大川下・一本松・門下・タマザキ(旧ごみ捨て場)というポイント名が付いている。
ボートポイントもありますが、ビーチダイビングでダイナミックな地形や数多くのソフトコーラル、そして非常に多くの海洋生物が観察できるため、大瀬崎ではビーチポイントでのダイビングが主流となっている。
夕ご飯
海とタンクが一望できる。
おかずはごくごく普通。
ごはんは食べ放題。
薬入れ
外耳炎点耳薬。
スキン素材のロクハンは乾くと濡れることがないので畳でも安心。
ナイトダイビング
時刻19:22湾内エントリー。
19時で暗いが、サンライズ大瀬の施設から大きなライトを照らしているため、
器材セット時、手元はそこまで暗くない。
興奮系ラッパウニ。
セトミノカサゴ。
砂地に点在していた。
計7匹。
モクズショイ。
体長15センチ。
アカマツカサ。
サメハダテナガダコ。
テトロドトキシン(フグ毒と同じ成分) が検出された例がある。
ただしフグほど強烈ではなく、微量で、主に小魚や甲殻類を麻痺させて捕食するための毒。
ヤドカリ。
<
ヨウジウオ。
イラの若魚。
ユカタハタ。
シラヒゲウニ
泳ぎウツボ。
トラウツボ。
ウミスズメ
南側にある魚礁。
おやすみメジナ。
タコツボ。
タイヤ。
沈船。
水深20m。
ソウシハギ。
夜ウツボ。
アカヤガラ。
その他、確認できた生物
ミナベヒメジ、ブダイ、ヤナギダコ。
確認した水中造形物
魚礁、沈船、ジャングルジム、タコツボ
昼と夜で生物層がガラッと変わってしまった。
比較的派手目な生物が多かったようだ。
これまで潜ったことがない海だった。