素潜り基礎コースを佐賀と長崎二日目と三日目を連続で行いました。
暑いというだけで、とっても疲れてしまうのに、お二人ともがんばりました。
そんなお盆の様子をお届けします。
唐津の内海。
「フィンの動かし方」の練習から。
フィンを動かすといっても、いろいろな動かし方があります。
場面場面で動かし方を使い分けないと、疲労がたまりやすくなって素潜りできる時間が短くなります。
素潜りにおける水面は、「なるだけ疲れない」が鉄則です。
(夏の内海は大体濁っているけれど、泳ぎの練習に最適な環境はここくらいしかありません)
効率的なヘッドファーストの方法も練習しました。
大事なのは、「頭」です。
こういうことを体系的に教えてくれるスクールって、実は、案外ないのかもしれないと、
手前味噌ながら思います。
午後から、灼けた捨て瀬へ。
お盆らしくアンドンちゃんが泳いでいたので、Kさんの手首が刺されました。
素肌は禁物ですね。
横隔膜のトレーニング。
水底には、ニジギンポとタツノオトシゴが待っていますので、頑張って潜りました。
耳が抜けにくいヘッドファーストでも潜りました。
お二人とも、無事、ニジギンポとタツノオトシゴの観察成功。
そして、次の日14日。
場所は長崎辰ノ口。
前日にくらべて、15%増しの暑さ。
まずは、湾内で素潜り的レスキュー講習。
水温28.5℃。
雨が大量に入り込んでいたので、かなり濁り気味でした。
これはバブルリングを作っている様子。
お昼は、とっくんからもらった、スイカを食べて頑張ります。
午後から、ダイバーが集まっている、イカ芝(イカの産卵をうながすために木を置いている)で、
フリーダイビング的ファンダイビングをしました。
泳いでいるのは、1キロは超えているであろう、アオリイカさん。
水深は11m。
イカ芝には卵もたくさんついていました。
しかし、講習生のおふたりはなかなか底の方まで辿り着けない。
なぜなら、耳が抜けない。息が続かない。心が落ち着いていない。
それが、海というもの、素潜りというもの。
結果、まささん青、Kさん黄色。
ガッツのKさん9.3m(ほぼ水底)まで潜ることができました。
素潜りは習った直後に上達する場合もあればそうでない場合もあります。
やはり、継続してやっていかなければ、本当に意味で身につきません。
暇を見つけては海に潜る訓練をしてみてください。
器材が必要であれば、サンライズのプロスタッフがお客様にあった器材を選んで差し上げます。
2日間お疲れ様でした。
RIO