おかっぱ豚鬼先生の中島です。
僕が知らない間にLINE上でそう名付けられていました。
この前切ったばかりなのに、すでにおかっぱになっているし、筋トレしているはずなのに、ぶたになっているし、仏教、神道の本を読んでいるのに鬼みたいな性格をしているので、僕にぴったりのあだ名だなあと思いました。
さすがまゆこんぐさん!よくわかってらっしゃる!と素直に褒めたいところですが、それはいささか早計です。
なぜかと言いますと、最近、コロナのせいで若者の自殺が急増しているからです。
昨日、女医のさくらちゃんが辰ノ口の浜で熱弁しておりました。
僕が若者の部類に入るかどうか問題はさておきまして、
まゆこんぐさんは、僕に変なあだ名をつけて、インターネットから世間に流布しようとはしていませんよね?
真綿を締めるように、ちょっとずつ追いつめて、しまいにはビルの上から飛び降りてもらおうなんてことを計画していませんよね?
もしそうであるならば、即刻中止してください。
僕は子供の頃から性根が腐っていると言われ続けてきましたが、こう見えて「繊細さん」なんです。
人に何か言われることを人一倍恐れているんです。
今だって、人目を気にしながら書いているんです。
今は平気でも、数年後どうなっているかわかったもんじゃありません。
そして、昔からよく言うじゃないですか、ペンは剣よりつよしと。
こういうことは、日本人全員がやめなければならない事象であると思います。
特にまゆこんぐさん!
すぐにやめてください。
マジで言ってます。
このような行為は、将来を担う有望な日本の若者の自殺を助長していると言っても過言ではありませんよ。
ちょっとテンションが下がってしまいました。
夜も遅いことですし、パソコンを閉じてしまいたいところですが、こんな中途半端なところで終えてしまうのは、サンライズブログマニアの方々に申し訳が立ちません。
このブログは、あらゆる方面の方々が酒の肴に楽しんでいるわけですから、もう少し頑張ります。
昨日、僕たちが辰ノ口で潜っている間に、筆記試験と学科のプレゼン試験がありました。
結果は、ふーみんとたつぼうの2名は受かりました。
候補生のなかでは、全てにおいてふーみんが高得点で合格したみたいです。
たつぼうは試験用のフロート設置などの軽作業をまかされるほど、実技は問題なかったみたいですが、学科がギリギリでした。
兎にも角にも、二人はお上手であったと、お褒めの言葉をいただきました。
ありがとうございます。
おかっぱ豚鬼先生から、あのスキルが下手くそだとか、あの立ち振る舞いはプロらしくないとか、あんなガイドには金は払えないとか、営業が下手だとか、作業が遅いだとか、ケアレスミスが多いだとか、日頃から口うるさく言われてきたからだと思いますね。
「あいつマジうるせえ。海に来んな。」とか陰口を叩かないでください。
おかっぱ豚鬼先生だって少しは役に立っていたんですよ。
インストラクター試験に関しては全く心配していませんでした。
その辺にあるダイビングショップであれば、今の実力でも十分通用するし、普通に働けるだろうな、と心底思っていたからです。
だから、IEくらいなら普通に受かると思ってました。
(IEに落ちているようでは、補助スタッフも厳しいですけどね)
でも、サンライズの中ではまだまだです。
やるからには、前田店長クラスにはなってもらいたいです。
(彼女はダイビング業界の至宝だと断言してもいいくらいです。彼女がいないとサンライズは二十日以内に不渡りを出すことは間違いありません)
そうすれば、独立だって楽勝です。
嘘ではありません。
なので、まずはめぐに追いつくよう頑張ってください。
歴代のサンライズ非常勤スタッフの中で、めぐを超えた人は今のところいませんから。
立花さんですが、海と学科で落第点をもらいまして、トータル不合格となりました。
自信のあった物理がダメだったことに、ショックを受けているのが印象的でした。
残念ですがこれが現実です。
立花さんはすでにその現実は受け入れているようでしたが、今回は人生を賭けた戦いでしたので、心理的負担がどの程度なのか測り知ることはできません。
ものすごい勉強量でしたからね。
今はそっとしておきたいと思います。
立花さんとは2018年からの付き合いで、週に3回会うこともザラでした。(休みのほとんどがダイビング。)
TTとDMコースの三年間で色々なことを教えてきました。
一緒に潜った回数は数え切れません。
「りょうちゃんと行く探検ダイブ最高やね〜!暑いなあ」と嬉しそうに言ってくる顔が思い出されます。
それだけではありません。
ちょっと思い出せば、色々な立花さんが出てきます。
DMコースに入る前に、スキルチェックで国富のプールに行った時に、スキルデモンストレーションができずに、肩を落として帰っていったこと。
DM講習中、ガイドであることを忘れて、お客さんをほったらかして写真を撮りだしたこと。
体験ダイビングの講習中、お客さん役の人のレギュレーターをもぎ取ってびっくりさせたこと。
真冬の志賀島にロクハンで潜って、腕は寒いけど足は大丈夫と言っていたこと。
DMテストの時に、呼子家康の水中地図を出して、捨て瀬のブリーフィングをしていたこと。(とくちゃんがふんふん言って聞いてた)
器材交換でザッキーと一緒に溺れかけたこと。
辰ノ口ではぐれて、全然帰ってこなくて、灯台の裏からよじ登って帰ってきたこと。(あの時は立花さんのお通夜の場面が浮かんだ)
レスキューの時、ザッキーに海水を1リットル飲ませたこと。
沖縄に住んでいる変なおじさんとフェイスブックで友達になって騙されかけたこと。
素潜り講習の時に、素潜りできるぜと息巻いていたおじいさんを立花さんが介抱していたこと。
つばさがガイドができずにケソケソして泣いていた時に励ましていたこと。
ダイビングで迷惑をかけたからと、みんなにシャワー飯を奢っていたこと。
立花山にも登ったし、東市民プールでも泳いだし、名島亭のラーメンも食いましたし、酒も飲みました。
まだまだいっぱいあるけれど、キリがないのでもう書きません。
僕は立花さんを四年間しか知りませんが、常に前だけを見て生きているように見えます。
あの歳で、守りに入らない人は本当に珍しいですし、失敗してもすぐに忘れて再挑戦する様を見ていますと、自分は心配しすぎだなあと戒められることもしばしばです。
結果に対して一喜一憂せず、経過にのみ幸福を感じることが、真の幸福であるとお釈迦さまは説いている訳ですから、常に目の前のことに没頭して、未来のことに一抹の不安も感じない立花さんは誰よりも幸せな人なんじゃないかな。
「海はマブダチやもんねえ。ダイビングは最高や。」と言いながら、元気な姿を見せてくれることを期待しています。
この度はお疲れ様でした。
次回の海は、試験のこともPADIのことも綺麗さっぱり忘れて思いっきり楽しんでみよう!