日本全国津々浦々、三月三日あたりに差し掛かりますと水温が底になります。
三月三日を境に春スイッチへと切り替わり、生き物たちも徐々に入れ替わっていきます。
諸行無常の響きありとはよくいったものですね。
どんなものだって同じように見えてしっかり移り変わっていますから、その微細な変化をつぶさに観察して楽しむというのがネイチャーマン&ウーマンの醍醐味だと思います。
自然を記録できるのがカメラという機械。
芸術に昇華させることができるのもカメラの特性。
このたび店長はOM-1のノーティカム製ハウジングを手に入れました。
MDカード(SDカードのあだ名)におさめるのは、記録なのか、芸術なのか、思い出なのか。
僕にはさっぱりわかりません。
でも、カメラを通じてダイビングという遊びを奥の方まで知ることができることは間違いありません。
あたたかく見守っていきたいと思います。
こちら、サンライズっ子のおーちゃんとよっちゃん。
来月から武者修行に旅立つとのことでしばしのお別れです。
色々な人に出会って色々な生物を見てたくさんのいい経験を作ってきてくださいね。
RIOガイドで潜るのは、こっちゃん(60本)、きゅうちゃん(550本)のお二人。
いわずもがな550本の方はアシスタント風ダイバーになりました。
北のうねりがありました。
風は南東でしたがおさまりませんでした。
潮がひくにつれて地形が決まってしまって波が固まり、エントリーエキジットが難しくなってしまいました。
でも、そんなことには屈さないこっちゃん。
基本こっちゃんは誰にも甘えません。
他人の助けを断ります。
常に一人で立っている自営業魂を感じました。
ひとつアドバイスをしておきますと、
ウエイトのバランスが悪いと潜行しずらく泳ぎずらくエアーの減りも早くなって、家に帰ってから腰や首が痛くなるのでウエイトベストの購入を検討することをおすすめします。
特にこっちゃんみたいに十キロオーバーのウエイトで潜る方は。
あとは自身の肺の大きさの意識して潜ることでウエイトを減らせますし、急浮上も避けられますので、次回からやってみてください。
流れが強い、すんごい深い、極度の濁り、によって難易度があがるのは周知の事実。
でも実は「極寒」という要素が加わると何倍にも増して難易度があがるという事実にピンとくる人は少ない。
難易度が高い方が絶対的におもしろいし記憶にも残る。
それがダイビングという遊び。
きゅうちゃんは「今日はタンクのチャージが12本もあるのかぁ」と思いながら、冬海牛を撮っていました。
さすがですね。
写真はウミウシラボ部長だけあって上手ですね。
そうそう、1本目はきゅうちゃんにガイドをしてもらいました。
ガイドしてもらったというか、バディの安全の確保しながら目的地まできちんろいけるかどうかテストしました。
後ろから見てましたがなかなか上手でした。
P3あたりでこっちゃんが水面まで浮いてしまってぷかぷか流されて、再度潜行する場面がありましたがきちんとP1に戻ってこれました。
やるやないか。
ミツイラメリさん。
きゅうちゃんはガイドをすると海牛を見つけられなくなるとのことで2本目は僕がガイドしました。
そしたらきゅうちゃんだけにきゅうにいろいろな海牛を見つけ出しました。
アオウミウシは縮こまっていて、撮るのが難しかったそうです。
もうちょっとうねりが大きかったら潜れませんでしたが今日はギリギリいけました。
三月から今日みたいなギリギリな日が増えると思われます。
志賀島に関してはギリギリの日はいかないと決めていますが、
ギリギリでもわたしいけます!がんばります!というガッツのある自立心の高い方だけが集まった場合のみ行きたいと思います。
RIO