昼しか潜ったことがないダイバーは、夜の海がどんなものなのか、想像がつかないと思います。
もし、想像していたとしても、その想像はおおよそ間違っています。
なぜなら、昼のダイビングしかやったことがないダイバーは、実際に夜潜っていないからです。
潜ってもいないのに、たぶんこうだろうと勝手なイメージをつけて、知った気になっている。
知った気になって、ナイトダイビングは遠慮しときますと断る。
それは世界を放棄しているのと同じです。
昼には昼のよさがあり、夜には夜の良さがある。
食わず嫌いをやめて価値観を広げていけるのが本当のダイバーだと思います。
というわけで、昼は唐津、加部島の向かいにある鎮西家康ポイントに潜りました。

GW渋滞に巻き込まれたので、エントリー14時のつもりが15時ちょうど。
少し日が翳ってきていましたが、ウミウシがたくさんいました。

オオクチリュウグウウミウシとシロウミウシのコラボ。
ミズタマウミウシを見つけたけど、見つけた本人しか見れなかった1ダイブ目が終了。

レスキューダイバー講習の引き上げの復習も行いましたので、腹も減りました。
近くの食堂で遅めの昼食。
2本目は湊浜の捨て瀬に移動。
エントリーは18時ちょうどの夕暮れスタイル。

捨て瀬全体がアカモクに覆われていました。
砂地はアマモが覆い隠していました。

後半、イカちゃんが海藻に絡んだ状態でみんなとはぐれてしまいました。
2〜3本づつ海藻を引き離し、無事合流できました。
イカちゃんの冷静さが事故を未然に防ぎました。
水中ではトラブルが3つ重なると死に近づくと言われます。
例えば、
◉長い海藻に絡みまくる
◉ひとりぼっち
◉完全なエアー切れ
4つ重なると、死の一歩手前。
◉マスクがどっかいってしまう。。。
うみんぐのトラブルは、ドライスーツのネックシールを内側ではなく外側に折り曲げて潜ってしまっていたせいで、ぐちょぐちょ。でもがんばってナイト潜る。

エントリーは日没後、40分経過の19時45分。
すでに真っ暗に近い夜。
海藻の多さから、トンネルからの捨て瀬横断は危険と判断。
通常エントリーでオトシゴ岩付近の砂地を散策しました。
すると、コウイカはあんまりいませんでしたが、ミミイカ子供が大量発生していました。

一丁前にスミも吐きます。
夏の魚ホウボウがいました。
写真はないですが、今期初、ホタテウミウビも見れました。
アイゴが出てきたら完全な夏ですが、今は初夏といったところです。

他には、クルマエビがぴょんぴょん。
ワニゴチが砂にもぐもぐ。
アラムシロガイがうじゃじゃ。
コウイカがひっそり。
ミノカサゴがひらひら。
バチ抜けでゴカイがくるくる。
タコがまんまる。
最後にマトウダイがぼーー。

18時に入った海とは思えない変わりっぷりで、初ナイトの人たちは驚いていました。
海藻が減ってくる6月の夜の海はどんだけ変わっているのかな。
楽しみですね。
ダイビングをはじめないとナイトダイビングはできませんよ。


