前回サンライズで沖縄に来たのは2019年宮古島。
私がツアーの引率で最後に沖縄に来たのは2018年伊江島。
それ以前は2017年~2014年は毎年粟国島。
2016年と2011年は石垣島、2014年伊江島、2013年久米島、2012年と2011年は沖縄本島に来ていました。
数年前の年末年始に個人的に沖縄本島に来たんですが、その時は北部でカヤックしたりホエールウォッチングをして過ごしたので、沖縄本島でのダイビングは実に10年振りとゆうことになります。
どうも、マエダサチコです。
今回はダイビング経験本数250本以上のダイバー限定ということで少人数での開催でした。
キャンセルが出て一時は開催が危ぶまれましたが、なんとか開催することができてほんと良かったです。
私たちを待っている人が居ましたからね。
そう、沖縄に移住して2年以なる順子さん。
沖縄嫌いで有名なサンライズ(中島さん)が今回のツアーを開催するこになった理由は2つ。
①ウミウシラボ会員の順子さんと沖縄の海に潜る。
②ウミウシラボ会長の500本祝い&ウミウシラボinOKINAWA。
て、ことー。
とはいえ実は私、これまで沖縄でビーチダイビングしたこともウミウシ探しをしたことも一度もないんです。
なので今回はウミウシに特化したビーチダイビングをメインで開催しているお店にお願いして潜ってきました。
オーナーの金城さんはウミウシが見たくてわざわざ沖縄から志賀島に潜りに来るほどウミウシが好きな超絶レアな島人。
かなり珍しいインストラクターだと思います。
少なくとは私はこれまで沖縄でこんなに真面目なインストラクターを見たことがありません。
潜る場所はここ。
牧港。通称マッキー。
沖縄滞在期間中の3日間、この時期にしては珍しく夏の様な南風で最高気温は連日26℃まで上がりました。
本来北風をかわして潜る予定にしていたビーチには入れず急遽この場所にやってきたのです。
とにかく2月とは思えないくらいむちゃくちゃ暑かったです。
ウエットスーツを選択したひろし正解!
さすが世界屈指の沖縄の海。
ビーチダイビングポイントも整備が行き届いているのでエントリーも楽チンでした。
さて、海の中を覗いてみましょう。
ビーチと言うのにこの透明度。
限りなく続くサンゴ礁。
スノーケリングだけでも十分楽しめそうな場所でした。
波も流れなく、水面移動なしでエントリーできるので体力が無くても大丈夫。
講習にも良さそうなポイントでした。
差し込む光がキレイでいかにも沖縄に来たなという雰囲気。
エントリーすると右手はハードコーラル、左手にはソフトコーラルという地形が続きます。
意外にも人生で初めて沖縄に来たというウミウシラボ会長のきゅうちゃんも大変嬉しそうでした。
順子さんも待ちに待ったサンライズinOKINAWAに喜んでくれ、
極小の・・・?
ゴミじゃないよ。笑
極小のウミウシやら玄界灘では見ることのできないオビテンスモドキygなんかも見せてくれました。
ウミウシにハマっていないのに肉に釣られて今回のツアーに参加してくれたひろしはヤドカリ探しに没頭。
ヤドカリ多くて良かったです。笑
きゅうちゃんはここでもブレずにウミウシ探しと
撮影を繰り返していました。
現地ガイドの金城さんも順子さんも小さくてゴミみたいなウミウシを次から次に見つけるので感心しました。
きゅうちゃんも結構見つけていましたが
私、ここでは結局コイボウミウシしか見つけられず哀れな思いをすることとなりました。泣
しかしそんな私の事も順子さんだけは褒めてくれるので、楽しく潜れました。笑
金城さんの配慮でサンライズの自由なスタイルて潜ったので予定していた沖のエリアには80分近く潜っても辿り着けないまま1ダイブ終了。
2本目。
今度は寄り道せずにまっすぐ沖の瀬まで泳いできました。
1本目とは違う種類のウミウシをひたすら探す。
ウミウシ好きの2人はブレない。
ヤドカリ好きもブレない。
コイボウミウシしか見つけられない私は岩陰のヤマドリみたいな魚(ミヤケテグリ)の観察をしたり、
沖縄の太陽を眺めて楽しみ、
2B3も途中からウミウシ放棄してキリンミノやら
ツノダシの撮影を楽しんでいるようでした。
そうこうしていると、リンリンリンリンとすごい鈴の音が。
『これカメだな』と、急いでガイドさんの傍に行くとすごい勢いでアオウミガメが去っていくのが見えました。
もちろんガイドさんと私しか見てません。
そして最後に奇妙な生き物発見。
一瞬ウミヘビにも見えるオオイカリナマコ。
素手で触るとその感触がたまらなく気色悪いんです。
しかし癖になる。笑
最後は2B3のブレスレットみたいになりました。
と、ウミウシ以外にもいろんな南の生物に出会えてまずは到着初日の2ダイブ、楽しく終えることができました。
夜は島唄ライブが聴けるひろしお勧めの居酒屋さんへ。
初めての沖縄をとことん楽しむきゅうちゃん。
人は楽しい時、楽しいと言わなくともそれが伝わるものなのですね。
三線の音色を聴い歌って踊って、終始上機嫌の様子。
アリカンパーイ。
翌日につづく。
【ウミウシラボ調査報告】
●実施日:2024年2月2日
●気温:26℃/晴れ
●水温:22℃
●波浪:凪
●潮汐:小潮
●参加者:現地ショップ3名・サンライズ5名
●調査エリア:沖縄浦添市 牧港
①77分/max11.7m
②70分/max12.7m
●観察できたウミウシの数:24種
●アカフチミドリガイ
●オトメミドリガイ
●コノハミドリガイ
●ハナミドリガイ
●トウアカミドリガイ
●シロアミミドリガイ
●コナユキツバメガイ
●ヒシモンエンビキセワタ
●ツマグロモウミウシ
●トンプソンアワツブガイ
●コイボウミウシ
●コマユミノウミウシ
●ヒメハナビラウミウシ
●サキシマミノウミウシ
●ムカデミノウミウシ
●リーフミノウミウシ
●ヤセモウミウシ
●ヤマトユビウミウシ
●ハラックサウミウシ
●ゾウゲイロウミウシ
●センテンイロウミウシ
●コモンウミウシ
●スカシキヌハダウミウシ
●アプリシアニグロキンクタ