今シーズンイチ寒かった昨日。
外気温は2℃。レミオロメン。
北西風が7~10m吹いていたので、体感温度は-10℃といったところでしょうか。
どうも、マエダサチコです。
こんな日は暖房のきいた部屋でウサギでも撫でているのが正解なのかもしれません。
しかし『どうしても潜りたい!』と2名が懇願するので行ってきました。
潜れる場所は一択。
海水温が高くて海から湯気出てました。
手がジンジンして色んな所が寒くて痛くてチラチラ雪が舞っていた知床を思い出しました。
知床と違うのは海水がお湯みたいに温かいところですかね。
凍てつく寒さでおかしくなったのか、何度も笑いが出ました。
きゅうちゃんも同じことを言って笑ってました。
水面は少しバシャバシャしていてなかなか厳しい状況。
しかし、水中に入ると超快適でびっくりこん。
砂地も岩場も鉄柱エリアも透明度は10m近く見えてるじゃありませんか。
水深20mを超える深場も珍しく綺麗だし、水温は16℃とかなりぬくい。
潜ってしまえば、うねりも流れもないのでじっくり生物探しが楽しめましたね。
防波堤の壁にはお馴染みのタツノオトシゴ。
岩場にはヨウジウオもたくさん見られました。
大きな2人に捕まった大きなハリセンボンもぷくぷくすいすい。
しかし、家康と言えばやっぱり『ウミウシ』見たいんですよね。
普通種アオウミウシと
シロウミウシがやけに多くて、それぞれ100匹は見ました。
見まくって気付いたんですけど、家康のアオウミウシ&シロウミウシは色が濃いですよね。
他のエリアで見られるものより毒々しい。
縁のカラー、黄色じゃなくてオレンジの個体が多かったので、皆さんも普通種の個性を観察して違いを楽しんでみてください。
あとは、ここんとこ志賀島ではあまり見れなくなってしまったミヤコウミウシがたくさん。
ツユダマガイとヒロウミウシもいっぱい。
ヒカリやフジイロにコナフキ、サラサにシラヒメなんかもちらほら。
あとは肉食系といったところ。
この日観察できたウミウシは11種類と少なかったし、お目当てのツノザヤウミウシとトゲトゲウミウシには会えませんでしたが、厳しい環境で潜ったとっくんの経験値とダイビングレベルがアップし、私ときゅうちゃんは免疫力がアップした一日でした。
自然の中で遊ぶってやっぱり楽しい。