一昨日、えのきっくすからイカを貰えなかった私はツムツムのフォト講習を担当してきました、どーも前田です。
雨予報でしたが、お天道様が顔を出し暑い一日となり、ウエットスーツのツムツムは安堵の表情。
透視度はグッと上がりました。
イカはもらえなかったけど、コウイカの産卵が既に始まったようです。
水中で息ができるスキューバダイビングはじっくり生物探しができるので、コウイカの卵もコウイカも見ることができました。
素潜りだとなかなかそうはいかないよね。
ツムツムはおさがりのTG5と新品のRGBlueを引っ提げて撮影開始。
アマモ場のシマウシノシタやマトウダイの若魚、
砂地のウミウシ、
岩場のタツノオトシゴや、魚たちと向かい合い撮影に没頭していました。
ツムツムが撮影している間、私はヘビギンポの繁殖行動を観察。
水温は例年よりも低いですが季節はちゃんと移り変わっていていることを生物たちが教えてくれます。
海水浴側にすすむと、まだアカモクの森も健在でした。
そんな中、海藻に引っ掛からないように中性浮力を保って泳ぎながら写真を撮ったり、
中性浮力難易度マックスの水面付近での撮影など、様々な環境で練習してきました。
そう、水中での写真撮影は中性浮力のスキルが必須ですからね。
ちょうど新しく設置されていた器具を使って水底ぎりぎりを砂を巻き上げずに泳ぐ練習と、
お馴染みフラフープくぐりでトリムの復習も実施してきましたよ。
そんなツムツムが撮った写真を見ていきましょ。
まずはこちらカサゴと目が合った一枚。
光がもう少し当たっていればもっと良かったですね。
こちらコウイカも。光が届けばよかったですね。
このヘビギンポはライト無しストロボ無しの自然光のみで撮影。
お天道様の力はすごい。色しっかり出ていてよく寄って撮れていますね。
続いてこちらはワイドな写真。
砂地のミノカサゴとアカモクの中のメバル。
コンデジのワイドって、画角が中途半端に狭くてうまく切り取れず、何を撮りたいのかよく分からない写真になりがちなんだけど、ツムツムは空間を切り取るのが上手だなと感心しました。
どちらの写真も撮影したい目的の被写体が明確になっていますよね。
これからも浮力のコントロールを練習しながら水中写真を楽しんでいってほしいものです。
ツムツムにしか撮れいないハイセンスな写真たちを見せてくれそうで今からとてもワクワクしています。