日中が短くなった10月半ば。
ようやくではありますが、今季請け負いました素潜り講習はひとつのピリオドが打てるところまで算段がついてきました。
時期からいっても新規の方が増えることは考えづらいので、本格的な冬が始まるころには円満な終わりを告げるということになります。
関係者のみなさんありがとうございました。
もうすこしですので、気を引き締めてがんばります。
基本的に素潜り講習は実働時間と労力に大しての見返りが少ないものですが、今年の夏に関しては得るものがふたつほどありました。
それは、前述しました、適度な距離感と強すぎない存在感で見守っていくスキル。
もうひとつはスキューバダイビングの新しい側面の発見です。
目を瞑って手あたり次第にやってみるといいことだってあるものです。
そのささやかであり大いなる発見はどこかのタイミングでサンライズのシステムに組み込んでいこうと思っています。
どちらにしても僕の頭は数字や規模を気にかける一般的な経営者目線の領域がかけています。
借金重ねて多角経営なんてもってのほか。じっくり向き合えるコンパクトなサイズ感でしかものを考えることができません。
まあこんな頭で生まれてきてしまったわけですから、最後まで付き合う方法はありません。
でもそんな不便な頭にだっていいことはあるものです。
それはパンク修理中に金印公園へ観光できること。
歴史に精通している女子から金印についての考察を聞けること。
心霊スポットでもある蒙古塚で知らなかったことを聞けたこと。
うーん。人生にはお金で買えないものがある。
午前中は穏やかでした。
小春日和というにはまだ早いかもしれませんが、それに近い陽気でした。
アンドンクラゲは姿を消しました。代わりにこのクラゲ、なんでしたっけ?
喉元まで出かかっていますが出てきません。今日は熱心に調べるほど力が残っていませんのであきらめます。
チカチカしない水の中でフリーイマージョンをやっていきました。
前回、水自体に恐怖を感じていたとは思えない馴染みっぷりに驚きました。
潜りたくて仕方がないように見えました。
もう少しで財宝のありかを見つけることができそうでした。
ついでといってはなんですが、新婚りなぞうフープをくぐったので、婚期が早まると思います。
その信憑性は金印公園に出てくるお化けくらいですが、気長にまってみてください。
いいことがあるかもしれません。
素潜りで写真を撮ってもらいました。
ウニです。
壁に沿ったウニ です。
彼女はウニに目がないのです。
こちらは店長が撮ったTG-6での写真。
とっても綺麗です。
逆立ちも綺麗。
ぐるんぐるん泳いだのにまだ元気。
元気いっぱいちゃんぽんめーんを食べて帰っていきました。
これであなたは立派な玄界灘っ子。
海に不安を抱いてしまったらここに帰ってくればいいんです。
ウニもサンライズも魂込めて待っています。
いってらっしゃい。
RIO