サンライズが利用している指導団体はPADIと言います。
世界一のダイバー認定数を誇っています。
本部はアメリカのカリフォルニアです。
PADIは古くからある指導団体ではありませんが、いつの間にか世界一のシェアになっていました。
どの団体よりも「営業が得意だった」からでしょう。
それ以外にPADIが1位を取れる理由がありません。
PADIは、非上場企業なので誰が株主なのかわかりませんが、風の噂によると、◯国の投資会社が持っているとかいないとか。
もしそれが本当なら、僕たち日本人インストラクターが頑張って稼いだ金が、中◯に流れているわけです。
結構嫌ですね。
年会費どんどん値上がりしそうですねww
BSAC、CMAS、(この2団体は古いと思う)、SSI、NAUIなど、どの指導団体でも同じようなカリキュラムで講習が行われていますので、シェアが多いからといって、PADIが優れているわけではありません。
PADIのすごいところは、簡単、安心、誰でもダイビングできますと言いまくって、ダイビング産業を盛り上げたことです。
PADIに追随して他の指導団体も簡単にしていったせいで、事故が増えてしまったという噂ですけどね。
最近、体験ダイビングを「ショップ独自のやり方」で行うことが多く、ダイビング事故が増えているとのこと。
確かに「ショップ独自の体験ダイビング」はよく耳にします。
体験なのに、水深20mまで潜ったとか、マスククリアと耳抜きを適当に習ったらすぐ海に連れて行かれたとか。
この前来たお客さんなんか、沖縄の海でガンガン深いところに行けて楽しかったけど、別の場所で体験やったら、アサ〜〜イところでちょこっとしか潜らせてもらえなかったから、仕方なくライセンスを取りに来たとのこと。
(どっちもやばいと思うけど)
経営者からすれば、
体験ダイビング専用冊子をPADIから買って、知識開発レクチャーをしてから、浅瀬で講習をして、、、
なんてめんどくさくてやってられないぜ!
そんなことするなら、2万くらいは欲しいぜ!
でも、2万だとお客さん取れないから、1万くらいにして回転させるか。
若手インストラクター(給料10万円)は下手くそだけど、これまで事故は起きていないんだから。
事故は起きたら起きた時に考えればいいさ。
そんなことより明日の支払いの方が優先だからよ。
みたいなマインドです。
おそらく。
ちなみに、基準無視で事故になったら、インストラクターの賠償責任保険は使えません。
(インストラクターが何千万円のお金を払えるとは思えませんので、泣き寝入りも覚悟)
管理下障害保険に入っていても、死亡事故、後遺症の残る事故になったらダメです。
※おすすめはダイバー自身が入るダイバー保険。
(バディダイビングだったらこの保険しかない)
これからどんどんダイビングをする人が減っていく中で、目先の利益ばかりを追求してしまうと、
ダイビング業界は痛い目を見ることになると思います。
ダイビングのイメージ=危ないし高い。
素潜りORスノーケリングでいいや。
こうなるでしょうね。
目先の利益を追求するカルチャーは、日本に限らず、アメリカ、欧州、ロシアなど世界のトレンドになりつつありますので、仕方がない部分ではありますが、仕方がないとも言ってられませんねん。
つまり、指導団体の基準を守りつつ、独自のやり方を追加して、色を出すしかないんですね。
えいえいおー。
そんなわけで、最後に告知。
10/5㈯
福浜海岸清掃(無料)
午前中→陸上ゴミ拾い、水中ゴミ拾い
午後→ランチ、市内観光するかも
11/10㈰
長崎辰ノ口カステラカップ(有料)
水中写真家の阿部秀樹さんが審査員です。
写真ものすご下手くそでも全然OK
遊び感覚でいいです。
いつまでもあると思うなカステラカップ。
参加したことない人は気軽にやってみてね。
いい経験になると思う。
コンパクトデジタルカメラでOkだよ。
LEO